近くの海でプランクトン採集をしてきました^^
何故いきなりプランクトン採集?
と思われるかもしれませんけど、この子の為です。
先日から餌付けを試みていますが、
未だに活ブラインシュリンプしか食べません(汗
・・・というより冷凍餌も粒餌も全く興味を示してくれません。
水槽に沸いた微生物を捕食してはいる様ですけど、
明らかに痩せてきてしまいました。
ちなみにこれは来た当時の写真。
こんなにメタボな子だったのに、
すっかりスリムになってしまいましたね。
このまま痩せていくとヤバそうなので、
活餌で栄養を与えてから餌付けを仕切り直そうと思い、
ヨコエビやイサザアミ等を扱っている通販ショップを覗いてみたんですが、
良さげなショップさんは軒並み品切れ状態。
むー、どうしたものかと考えていた時に、
「そういえばあの海岸、海藻が結構生えていたよなぁ。」
と、数年前に海釣りに行った時の事を思い出しました。
今も同じ状況なのかは分かりませんし、
そもそもプランクトンが採れるかも分かりませんでしたが、
悩んでても仕方ないだろ、ということで急きょ行ってみる事に。
思いついたのは夕方だったので、
バケツと密閉パックとタオルだけを持って、
通りがかりのホームセンターで昆虫採集用のタモ網を購入。
目が非常に細かいタイプのタモ網です。
そのまま車を走らせて目的の海に到着した時には、
夕方18時を過ぎていました。
辺りは少し薄暗くなっていたので、
採集可能な時間はせいぜい30分といった所。
車を止めて目的の場所を確認してみると、
ちょうどいい具合に潮が引いていて、
テトラポット(消波ブロック)が置かれた波打ち際に、
海藻が見え隠れしていました。
「おお? これならいけるかも?」
と感じたので、
いそいそと準備を整え目的の場所に歩いて向かいます。
・・・しかしここで妙な違和感が。
この日は良く晴れた暖かくて気持ちいい春の休日。
駐車場が完備された夕方の海辺には、
釣り人や家族連れ、カップルが割と沢山いました。
そんな中、
昆虫採集用のタモ網とバケツだけを持った大人が一人、
そそくさと夕方の海に向かって歩いていく。。
「・・・はぅ! 明らかに浮いてる(汗」
しまったー!と思った時には時すでに遅し。
私が何をしに来たのか謎だったのでしょう。
すれ違う人々に明らかにじろじろと見られてました。
・・・自意識過剰じゃないと思うw
必要以上に注目を集めていましたもん。
地元では比較的メジャーなこの場所で、
プランクトンを採集しようなんてマニアックな輩は、
そうそういないのでしょうね。
考えてみれば釣りや海水浴が主体の場所ですし、
磯遊びしている人なんて見たことないもんなぁ ( ̄_ ̄|||)
もし私が逆の立場だったら?と客観的に分析しても、
「あの人何しに来たんだ?」と不審に感じると思われww
TPOを考慮しない採取スタイルだった事が、
今更ながらに悔やまれましたが、
「思いつきからの即行動」ですから止むを得ません。
暗くなるまで時間も無かったのでそのまま海岸に向かいました。
プランクトン採集は初めての経験ですので、
やり方なんてわかりませんが、
目的は浮遊性ではなく付着性のプランクトンです。
海藻回りを探すのが良いんだろうな、と目星をつけて、
消波ブロックから生えている海藻に網を突っ込み、
適当にガサゴソしてみると、
・・・早くも何かとれました!
最初に採れたのは小型のハゼ類。
3cmぐらいのミニマムサイズです。
波打ち際だけあってゴミも多いですが、
バケツの海水を良く観察してみると、
プランクトンらしい小型の生物もふわふわ漂ってました。
割とあっさり捕獲出来るもんですね(汗
今度は海藻近くのテトラポットに沿ってタモで物色してみると、
今度は小型の貝類が採れました。
種類は不明ですが直径1cmぐらい。
苔取り用としてちょうど良いサイズです^^
ワレカラやヨコエビらしき生き物も入っていましたが、
薄暗くて良く分かりません。
そして波打ち際なだけあって、とにかく小さなゴミが多い。
一つ一つ手で取り除くのは効率が悪いので、
小さめの網を持ってくれば良かったなー、と後悔しました。
この時点で辺りが暗くなったので採集終了。
採取出来た時間は実質20分ぐらいだったと思います。
今回の目的は付着性プランクトンなので、
捕獲した小型のハゼや貝類は海にリリースしました。
後は一緒にタモに入った、
千切れた海藻やゴミなどを極力手で取り除き、
海水ごと密閉パックに入れて持ち帰る事に。
思いつきからの行動でしたが、
たまにはこういう経験もいいもんですね^^
潮の満ち引きのサイクルを目のあたりにしたり、
どんな場所にどんな生物が生息しているのかを確認出来たのは、
中々いい勉強になりました。
家で水槽眺めているだけでは分からない事もありますから。
この記事を読んで、
「私も海にプランクトン採集にいってみよう」
と考える方はそうそういないと思いますけど念の為。
海での生物採取は地域によって定められたルールがあります。
タモ網による遊猟は、
大抵の地域で認められているようですが、
禁止されている場所もあるそうです。
勝手に採取してはいけない海産物があったり、
アオサやヒジキ等が禁止対象になっている地域もあったりするので、
海に何かを採取しに行こうとお考えの際には、
事前にルールを確認されておく事をお勧めします。
↓↓↓ この資料が参考になりますよ。
一番確実なのは近隣の漁業組合に確認をとることかと。
知らず知らずのうちにルール違反をしてしまい、
近隣の漁師さんや漁業関係者の方々に迷惑をかけたり、
罰金を払ったりする事がない様に注意したいですね。
さて、すっかり記事が長くなってしまったので、
採取したプランクトンを水槽に導入した際の様子は、
次回の記事でご紹介しようと思います。
こんばんはー!
プランクトン採取すごいですねー!
というか取れるんですねプランクトン…そこにびっくりですw
そして小さいハゼ可愛い…!
水槽が余ってたら思わずお持ち帰りしたくなっちゃいますね♪
私も丁度明日海にいくので、色々見てこようと思いますっ!
めておさん、こんばんは。
ちょうど潮が引いてた時間だったので、
いい感じに採れました♪
海、楽しんで来て下さいね~^^
こんばんは!
めておーるねこさんも言ってるように採れるとは知りませんでした(^^;;
潮溜まりは宝の宝庫ですね〜
でも、思い立ったらすぐ行動のまきさんってアクティブですね〜(つД`)ノ
私だったら、地図眺めてお終いかも (^^;;
続編待ってます〜
ムコタマさんこんばんは^^
場所と時間を選んでいけば
プランクトンの採取自体は、
それほど難しくないと思いますよ~。
今回は切羽詰まっていたので^^
スポット君は日に日に痩せていってますし、
この日を逃したら次にいつ行けるか分からなかったので、
即断決行しました。
準備と下調べは大事と痛感しましたけどね^^
続編、明日upしますね~♪