キンチャクガニの脱皮と抱卵

先日迎え入れた我が家の水槽のチアリーダー、
キンチャクガニ脱皮しました。

キンチャクガニの脱皮 抜け殻

 

長らくご無沙汰しておりました^^

 

前回記事をアップしたのが9月8日。
1か月以上も更新を休んでしまったのは初めてかもしれません。

 

水槽のメンテナンスは続けていたんですけど、
一度記事を書く事から離れてしまうと中々戻ってこれないもんですねぇ(汗

 

先日何かのネットニュースで高須クリニックの院長が、
「SNSは呼吸をするようにやるべき」と言っているのを読んで、
あー、ほんとその通りだな、と妙に腑に落ちちゃいまして。

 

「毎日更新しなきゃ」
という気持ちが変な負担になったりすると続かないよねー、と。
何事も自然体が一番ですよね。

 

その反面、「私は1か月以上呼吸していなかったのか?」
触発されて久しぶりに記事を書こうかなーと思い立った次第です。
・・・我ながら単純ですねw

 

さてさて、ブログを休んでいた間に、
新しいものを買ったり事件が起きたりしていますので、
一つ一つ記事にまとめて行こうと思います^^

 

今日は先日招き入れたキンチャクガニの話題です。

 

我が家に到着してから2週間が経過したころ、
初めての脱皮を確認しました。

 

キンチャクガニの抜け殻をパシャリ。

 

キンチャクガニの脱皮 抜け殻

キンチャクガニの脱皮 抜け殻 裏面

 

ヤドカリの脱皮は何度も見たことありますが、
カニの脱皮って見事な抜け殻が残るんですね~^^

 

ヤドカリはお腹の部分があるから頭部分に限定された抜け殻だけど、
カニは五体満足のまま、ずるっと脱皮するんだなーと。

 

こうして抜け殻を見てみると、
キンチャクガニのハサミがどれだけ小さいのかが良くわかります。

 

キンチャクガニは脱皮の最中に、
脱いだ抜け殻からイソギンチャクを移動させるそうですが、
残念なことにその様子を見ることはできませんでした。

 

気づいた時には終わっていたので・・・、
次回の脱皮に期待しようと思います。

 

そして脱皮をしてから数日後、
今度はキンチャクガニが抱卵しているのを発見しました♪

 

↓↓↓ それがこちら

 

キンチャクガニの抱卵

 

お腹に真っ赤なボールのような卵を持っていました^^

 

スカンクシュリンプも脱皮直後に抱卵するのを何度も見ましたけど、
カニにもそういうサイクルみたいのがあるんですかね?

 

この卵、最初に発見した時は何かと思いましたよ。
必要以上に赤くて二度見しちゃいましたw

 

両手に持っているイソギンチャクも家の水槽環境に馴染んだのか、
触手が大きく膨らんで調子良さそうです。

 

キンチャクガニは1日の大半を岩陰で過ごしているのですが、
このイソギンチャクは光合成はいらないみたいですね。

キンチャクガニの食べ残しを食べていれば維持ができるみたいです。

 

しかし抱卵したとなると、
アクアリストが次に思い浮かぶのはブリードですよね^^

 

これを機会にオスを迎え入れて、
キンチャクガニのブリードにチャレンジ!って考えも一瞬浮かびました。

 

・・・でもですねぇ。
よくよく考えてみるとですよ?

 

万が一ブリードに成功したとしても、
キンチャクガニのトレードマークでもある、
両手のボンボン(イソギンチャク)が無い。

 

キンチャクを持たないキンチャクガニはただのカニでは?

 

とジブリの名言みたいな結論に至り、ブリードは断念しました(汗

 

実際問題として、
キンチャクガニが両手に持っているイソギンチャクをどこから見つけてくるのか、
長年の謎だそうです。

 

最近になってキンチャクガニが持っている2つのボンボンが、
DNAを同じくするクローン個体だということが分かったそうで。

かなり興味深い記事だったのでリンクを張っておきますね。

 

→ カニがイソギンチャクのクローン作り共生維持か

 

キンチャクガニが何らかの事故でイソギンチャクを失うと、
別の個体から1匹のイソギンチャクを奪った後に、
引きちぎったりしてクローン個体を作るんだそうです。

 

面白いのはクローンの大本になるイソギンチャクをどこで見つけてくるのか分からないってとこですね。

キンチャクガニに共生していないイソギンチャクが、自然界で発見されていないのも興味深いです。

 

キンチャクガニとの共生に特化したイソギンチャクが、
一族の中でクローン個体として増やされて
脈々と受け継がれてきているんですかねぇ?

 

そんなわけで仮にブリードに成功したとしても、
ボンボンを持たないただのカニが沢山生まれることになります。

 

その場合、親と同居させたら、
親のイソギンチャクを奪ってクローンを作ったりするんでしょうか?

 

それ以前に卵から成体にまで育てるのが超難関でしょうけど、
タイミングよくオスを見かけることがあったら、
ブリードを試みてみるのも面白いかもしれませんね^^

 

 

我が家の水槽の小さな応援団長。

すっかり水槽に馴染んだようなのでこのまま長生きして欲しいものです。

 

 

 

 

 

■追伸、、

長らくブログをお休みしている間に訪れてくださった皆様、
応援ぽちっとしてくださった皆様、本当にありがとうございました<(_ _)>

久しぶりにブログ村を覗いてみたんですけど、
殆ど順位が下がってないことに驚きました。

ランキングで上位になる為にアクアリウムをやってるわけでも、
ブログを書いているわけでもないのですが、
読んでくださる方がいるというのはやっぱり嬉しいものですね(^^

これからもぼちぼち更新していきますのでよろしくです♪

 

 

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6件のコメント

  • キンチヤクガニ可愛いですねー。
    人の見てると欲しくなる病^ – ^;
    貝以外のクリーナー生体探してますがモエビ系はLPS食ったりマメスナ食ったりするみたいだし、ヤドカリは既存2匹と殺し合いする可能性あるし、、、調べれば調べるほど深みに(。-_-。)

    • まき

      釣り師?さん、こんにちわ^^

      キンチャクガニ可愛いですよ~。
      ほぼ隠れキャラなのが難点ですがw

      クリーナーの組み合わせは悩みますよね。
      強力なパワーを持っているとサンゴに被害が出ることもありますから。

      イソギンチャクモエビは2年以上飼育してますがサンゴに悪さしないですよ。 その分掃除パワーはないのでマスコットに近いですが^^

  • カツハラ

    はじめまして。
    私も一ヶ月程前に30cmキューブで初の海水水槽を立ち上げました。
    その時に色々参考にブログ読ませて頂きました。最初は全く意味不明な事ばかりで さっぱり理解できませんでした。しかし毎日没頭していると
    不思議なもので 意味が理解出来るようになるものですね。
    もう毎日ウェブで水槽用品ばかり見ています。最初は軽い気持ちで立ち上げたのですが かなり懐状況が厳しくなってきました。ただまだコーラルの名前と容姿は合致しません
    最初に買ったのがツツミウミズタでネットで少し難易度が高いと知って落ち込みましたが 何とかポリプを全開にしてくれてます。
    また色々参考にさせて頂きます

    • まき

      カツハラさん、初めまして。
      コメントありがとうございます^^

      30cmキューブ水槽を立ち上げられたんですね♪
      自分の為に書いているようなブログですが
      多少なりとも参考になる部分があったら嬉しいです。

      最初は用語や機材の名前などでも躓きますよね~^^
      私も「は?何のこと?略称とかやめてよ!」って思いましたっけw
      生体の名前などは一度現物を見ないと中々頭に入りませんし。

      >もう毎日ウェブで水槽用品ばかり見ています。

      あー、これ、すごくよくわかりますw
      私も一時期、毎日の様にネットサーフィンしてました^^

      立上から数か月経てば、
      少し難易度の高い生体なども入れられるようになると思います。 
      初めての海水アクアリム、ぜひ楽しまれてくださいね♪

  • こんにちはです~!

    おお、キンチャクガニちゃん脱皮&抱卵おめでとう御座います♪

    私も一番最初に飼ったのがイワガニだったので、
    完璧な姿での脱皮にはとても驚いた記憶があります(*´ω`)
    抱卵も経験しましたが、他に敵がいない水槽と言えどゾエアから幼体にするのは相当の技術と環境がないと厳しいということが分かりました(´・ω・`)

    しかしイソギンチャクとキンチャクガニの件興味深いですねえ…。
    海はまだまだ謎が溢れてますね!

    • まき

      めておさん、こんばんわ。

      すっかり馴染んでくれたようです。
      丁度昨日、2回目の脱皮が終わったところですね^^

      甲殻類は初期の維持と餌が難しそうですよね。
      ブリードは本気で取り組まないと無理でしょうねー(汗

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