立ち上げから1カ月半経過したので、
背面ろ過層の初メンテナンスを行ってみましたよ。
何も足さず何もせずでキープしていますが、
相変わらず、微生物や極小生物はたっぷり湧いています。
この水槽は殆ど水換えをしていないので、
水質の急変が無いのかもしれません。
ちなみにヤドカリへの餌は毎日与えています。
そろそろバクテリアも増えてきたんじゃないかと。
さて、ろ過層の初メンテをする前にこんな物を作りました。
アクリル板を使った自作の排水スリット保護カバーです。
アクリルタンク下部の排水スリットから、
パウダー砂がろ過層に混入するのを防ぎたかったので。
似たような目的の物は、
立ち上げ時にヤドカリの隔離も兼ねて作成したのですが、
ヤドカリの隔離は見事に失敗しましたw
詳細は → ホワイトブルーレッグハーミットをアクリルタンクに移動
まぁそんなわけで、
ヤドカリ隔離のために水槽を分割する意味も無くなったので、
極力省スペースで排水スリットへの異物混入を防ぐ為に作りました。
オーバーフロー管まわりの保護カバーみたいなものですね^^
ついでに下の排水スリットを完璧にふさぐ為のアクリル板も作っておきました。
排水スリットの大きさに合わせてアクリル版を切っただけですが、
砂にザクッと差し込んで固定すれば下の排水スリットを塞げます。
今まで使っていたアクリルの仕切り版を取り外して、
新たに自作した排水スリットカバーを底床に埋め込みました。
・・・うん。
15分ぐらいで作った即席コーナーカバーでしたが、
水槽内がすっきりしましたね^^
追加した自作カバーも生体追加で見えなくなるでしょう。
正面付近に異物が見えると水槽って狭くみえるんだなぁと実感。
・・・さて、それではろ過層の掃除に入ります。
まず、水中ポンプを止めてから、
上部排水スリットより下の水位になるまで海水を抜きました。
この海水はろ材の洗浄に使います。
次にろ過層からろ材を抜いていくのですが、
ココで問題発生!
ろ材を手で動かした瞬間、
ろ過層の中に溜まっていたデトリタスが、
下の排水スリットから水槽内にぶわーっと戻ってしまいました。
・・・うわぁ、最悪(汗
アクリルタンクのろ過層のメンテをする時には、
下の排水スリットをふさいでおいた方が良さそうですね。
そうしないと、
ろ過層のデトリタスが本水槽に戻って水が濁りまくり。
魚入ってたら病気がでそうです。
さっき作ったアクリル板で、
下の排水スリットをふさいでから、
作業に入ればよかったなぁ~><
と、テンションが落ちつつもろ材を全部出しました!
ろ材の汚れ具合をチェックしてみたんですが、
散水版の下にあるホワイトマットはあまり汚れていませんでした。
ゼロライトもエーハイムメックもそんなに汚れていません。
最も汚れていたのは一番下に入っていたホワイトマット。
ここがかなり汚れていました。
下の排水スリットから直に水が入ってくるので、
本来なら生物ろ過の働きをするべきであるホワイトマットに
汚れが集中しているのでしょう。
なんとなく予想はしていましたが、
やっぱりこうなったか~、って感じです。
アクリルタンクには上部と下部に2つの排水スリットがありますが、
水は低い方から優先的に流れるってことなんでしょうね。
という事は上の排水スリットから流れる水が少ないので、
上の方に入っているろ材は十分に機能していないんじゃないのかな~?
と感じたので、下の排水スリットは常時塞ぐ事にしました。
少し込み入った話になってきたので、
アクリルタンクろ過層の構造図を載せておきます。
下の排水スリットを完全にふさぐことで、
ろ過層内を通る水流が上から下へ流れる1本のみになるので、
今より効率的にろ過が働くんじゃないかと。
ただ、アクリルタンクは元々淡水専用の水槽です。
「低水位で色々な水槽を作って楽しみたい!」
という方も沢山いらっしゃるでしょうし、
その為の仕様なのでしょうから、
海水に使っている私にあーだこーだいう資格はないですね。
ろ材の状況と今後の改善点が分かったところで、
先ほど抜いた海水を使ってろ材を洗浄しました。
汚れは一番下のホワイトマットに集中していましたが、
立ち上げ時という事もあって結構汚れていました。
今後は下のスリットをふさぐことで、
汚れは散水版の下にある小さなホワイトマットに集中するはず。
この小さなホワイトマットを交換する形で、
それ以外のろ材はあまり触らない形で維持出来たらいいな~、
って考えています。
まぁ、ろ材のメンテ自体は、
15分もあれば終わるので苦ではないのですが^^
最後に洗浄したろ材をろ過層に戻し、
減ってしまった海水分を足したら暫く放置して、
ろ過層に残っている汚れを沈殿させます。
そして水流ポンプの電源を入れれば、
アクリルタンクろ過層のメンテナンスは終了です。
ちなみにろ過層掃除後の水槽ですが、
海水の透明度が上がっていい感じになりました^^
・・・ただ、浮遊性の微生物は目に見えて減った気がします。
下の排水スリットを完全に塞いだことで、
ろ過層の中を上から下へ流れる水流が強くなり、
全てのろ材を通るようになったので途中でこしとられたんでしょう。
ヨコエビなどの小型甲殻類は、
未だにうようよしているのでまぁいいかな、と^^
今の所、落とした生体はゼロなので、
このまま順調に立ち上がってくれればいいのですが。
おはようございます!
メンテお疲れさま〜(つД`)ノ
ちっちゃいけど、ちゃんと濾過が昨日するアクリルタンクは、秀逸ですね〜
でも、下方スリットは低水位以外ではあまり意味がなさそうですね(^^;;
シャッターとか付いてれば言うことなしなのかも・・・・
連結水槽も良いけど、個別環境は負の連鎖に巻き込まれなくてシェルターとして使えるのがメリットですよね(^^;;
うちは、とうとう白点が出ましたヽ(;▽;)ノ
さぁどうしようか・・・・( ;´Д`)
ムコタマさん、こんばんは。
>下方スリットは低水位以外ではあまり意味がなさそうですね(^^;;
>シャッターとか付いてれば言うことなしなのかも・・・・
そうですね~。
ぶっちゃけ私もそう思いましたw
でもこれ淡水専用ですから低水位でテラリウム作ったり、
魚以外の生物を飼育するにはいい仕様なのかなって思います。
さいたまの海でもついに白点出てしまいましたか~(汗
長引かずに早めに終息することを祈っています!
こんにちはです!
初メンテですね!
濾材のメンテって本当に気を遣いますよね…。
私はストレーナーのスポンジを持ち上げるときにブワッと出てくるヨゴレに辟易です;
外部フィルターの掃除をする際は、別途海水を用意しておいて30分くらい水を循環させてからじゃないと怖くて戻せません;
もっとお手軽に水槽内にヨゴレを吐き出さないシステムはないんでしょうか?
…お、オーバーフロー以外でw
めておさんこんばんは^^
何かよからぬ事が起きる時って大抵メンテの後ですものね~(汗
避けては通れないんですけどストレーナーの掃除は私も嫌いです。
オーバーフロー以外で有効なシステムがあるなら
私もぜひ知りたいですww
まきさんはじめまして。
殺菌灯の購入を迷っていた時参考にさせて頂きました。詳しくてわかりやすい解説でしたのでカミハタのターボツイストZを購入しました。
今回はカエルアンコウの棲家となる小型水槽を物色しています。一体型も候補なのですが、カエルアンコウは高水温に弱いらしくその対策もあるので迷っているところです。
がじさん、はじめまして。
以前書いた記事が
多少なりとも参考になったようでしたら幸いです^^
小型水槽は高温対策が大変ですよね~。
カエルアンコウは飼ったことがないのでよくわかりませんけど、
単独飼いが基本で生餌のストックも必要になるのでしょうか?
一体型の小型水槽より、
サンプで生餌のストックが出来て機材追加も容易な、
小型オーバーフローの方が向いているかもしれませんね。
個人的にはJUNアクアキュートシリーズとかいいかもなぁって思います^^