飼育に挑戦してみることにしてみたカニハゼ。
注文しておいたカニハゼ君が到着したので、
開封と水合わせ時の様子をご紹介します。
今回カニハゼを購入したのはこちらのショップ。
これまで利用した事は無かったのですが、
丁寧な対応と梱包で評判のお店の様ですね。
通販で購入可能なカニハゼの在庫を調べていて辿りつきました。
品ぞろえも少しマニアックな生体が多くて、
種類によっては「えっ?」という安値で売られていたりします。
定期的にチェックしたいお店リストに追加決定^^
「お問い合わせはお気軽に」とのことだったので、
カニハゼを注文する前に電話して色々聞いてみました。
今いる生体のサイズや入荷時期、
生体の状態などに付いて質問してみましたが、
一つ一つ丁寧に答えてくれましたよ。
普通のショップさんならあまり言わないであろう、
注文すべきかどうかを考えてしまうような情報まで、
しっかり教えてくれたので、逆に信用できるなーと思いました。
商売なのはわかりますけど、
いい事しか言わないショップって、
大抵リピートしたくなくなりますもんね。
今回のカニハゼは、
生体の状態に不安要素がある事を納得した上で、
注文してみようと思った次第です。
カニハゼ 開封時の様子
それではカニハゼ君の開封時の様子です。
運送会社はヤマト運輸さん。
翌日の午前中着を指定してきっちり届きました。
カニハゼ1匹だけの注文だったのに、
35cm × 30cm × 55cm ぐらいの大型段ボールで届いた事にびっくり。
でかい・・・。
中には段ボールとほぼ同じ大きさの
発泡スチロールケースが入っていました。
空けてみると出てきたのはお約束の保冷剤。
コチラも大きめで、ケースの中は十分冷えていました。
2重のビニール袋でしっかり断水処理されていた新聞紙を開いてみると、
大きめのビニール袋で丁寧にパッキングされた生体入り袋が出てきました。
スキマは新聞紙を上手に使ってきっちり埋めてありました。
揺れを最小限に留められるようにという配慮なのでしょう。
敷き詰められた新聞紙をそーっと外して、
ビニール袋をゆっくり持ちあげてみると・・・
いました! カニハゼ君です!
袋の底にちょこんと座っています。カワイイ^^
・・・しかし、殆ど動きませんでした。
緊張しているのかなー? 長旅お疲れさま。
カニハゼの温度合わせ
丁寧な梱包とパッキングのおかげで、
殆ど温度合わせが要らないぐらいの温度に保たれていましたが、
カニハゼはストレスに非常に弱いそうなのできっちり温度合わせ。
水槽と同じ26度に調整した海水を入りのクーラーボックスを使って
20分ほど温度合わせをしました。
水合わせ後に水温を測ってみると25度になっていたので、
24~25度の状態で輸送されてきたようです。
カニハゼ 水合わせの様子
次に水合わせ時の様子です。
丁寧にパッキングされたビニール袋を開封します。
梱包は3重になっていて、
外側に2枚のビニールできっちり断水されていました。
袋も申し訳ないほど大きいもので、
カニハゼ1匹に対して6Lの海水がたっぷりと入っていましたよ。
・・・うーん、全てが完璧すぎるパッキングだわ。
生体の安全を第一に考えられてる気がする。
ちょっとしびれました。
カニハゼ君をそーっとバケツに移しました。
体長は4cmほど。 スレや傷は一つもなく綺麗な個体でした。
しかし、全くと言ってよいほど動きません。
手で簡単にすくってしまえるぐらい。大丈夫だろうか?
水合わせは弱めのエアレーションをしながら行いました。
6Lの元水を2Lまで減らしてから水槽の水を点滴で注入。
3Lになったら2Lまで減らして再度点滴を4回繰り返しました。
水合わせをしていると、
さっきまで全く動かなかったカニハゼが
徐々に泳ぐようになってきました。
そして40分を過ぎた頃から活発に泳ぐようになってきました。
水合わせ中の様子を動画を撮ってみたのでご覧ください。
中々元気に泳いでいますね。
輸送のストレスだったのか、緊張して擬態していたのか。
やばいかなー?と覚悟していましたがちょっとだけ安心しました^^
水合わせは1時間以上かけてゆっくりと行いました。
泳ぎが活発になったのを見計らって、
粒餌を少し入れてみたんですが、
全くと言ってよいほど関心を示しませんでした。
・・・むむむ。これは手ごわそう。
覚悟はしていましたが不安がよぎります。
以上、カニハゼの開封と水合わせ時の様子でした。
長くなってしまったので
水槽導入時の様子は別記事にしますね。