水中ポンプに巻き込まれてしまったサンゴイソギンチャクが、
徐々に復活してきました。
上の写真は水中ポンプに巻き込まれた事故直後の写真です。
■前回記事 → サンゴイソギンチャクが水中ポンプに巻き込まれました
一晩で触手の半分以上を失ってしまいましたが、
3日後にはこんな姿になりました。
ガラス面には活着しているものの、
体はペッチャンコで水流に揉まれています。
照明が点灯すると残った触手だけがかろうじて膨らんでいる状態でした。
事故から6日後にはこんな姿に。
ペッチャンコだった足盤から体壁にかけてが膨らんできました。
残った触手も膨らんできましたが、
巻き込まれ事故で失われた触手の部分が痛々しいです(汗
事故から2週間後。
ようやく新しい触手が生えてきました^^
でもまだ小さくて粒粒です。
事故から1か月後。
新しい触手がじわじわと再生されて大きくなってきました。
ここにきてようやく、イソギンチャクモエビが共生を再開しました。
事故から1か月と1週間後。
再生された触手はまだ小さいものの、
照明に反応してぷっくりと膨らむようになり、
サンゴイソギンチャクらしい姿になってきました。
そして現在。
再生した触手にも褐虫藻が戻ってきてます。
1か月半ほどかけてここまで復活してくれました^^
触手の大半を持っていかれてしまっても、
口周りや足盤が無事なら復活することがあるんですね。
国産ハンドコートの生命力は大したものですね~。
・・・しかし活着場所が宜しくありません(汗
相変わらず水中ポンプの真下のガラス面にくっついています。
この場所がよほど気に入ったのか、全然動こうとしないんですよね~。
念のため水中ポンプには、
イソギンチャクの巻き込み事故対策をしておきました。
といっても、粗めのスポンジマットを水中ポンプの給水口に合わせてカットして、
輪ゴムで固定しただけの簡易的なものですが。
触手の先端さえ巻き込まれなければ、まぁ大丈夫かな?と。
ちなみにカクレクマノミたちは、
新しいサンゴイソギンチャクに夢中でして、
こちらのサンゴイソギンチャクには見向きもしてくれません(汗
最初は夜しか共生しなかったトロですが、
昼間もイソギンチャクの中で休むことが多くなってきました。
水中ポンプの巻き込まれ事故から復活したサンゴイソギンチャクも、
この調子でもっともっと大きくなって、
カクレクマノミたちの別荘的な存在になってくれたらよいのですが^^