水槽からライブロックを取りだしてエアレーションをかけたところ、
ヒザラガイの仲間?がめちゃくちゃ出てきました。
立ち上げ当初は全く見かけなかったんです。
・・・ところが2カ月目を過ぎたあたりから、
ヒザラガイらしき貝を見かける回数が徐々に増えてきました。
小さなヒザラガイがライブロックに付着していて、
苔や藻を食べて徐々に成長していったんだと思うんですけど、
まさかこんなにいるとは思っていませんでした(汗
水槽からライブロックを取りだして
10分ほどエアレーションをかけただけで出るわ出るわ(汗
大小合わせて10匹ぐらいいました。
大きめの貝だけをピックアップして撮影。。
・・・おそらくこれは氷山の一角。
実際にはもっと生息しているんだと思います。
ヒザラガイはどちらかと言えば益虫らしいです。
ライブロックの苔や藻を食べてくれるらしい。
ライブロックがピカピカの状態を保てているのは、
スカーレットリーフハーミットクラブとタカラガイのほかに、
ヒザラガイの働きもあるのでしょう。
でもよくよく調べてみると、
ヒザラガイの歯はかなり強力らしく
石灰藻を食べてしまう個体もいるんだとか。
・・・そう言われてみると大いに心当たりが(汗
家の水槽、立ち上げ当初に比べて
ライブロックの石灰藻はかなり増えてるんです。
左側のはひっくり返しているので真っ白ですけど、
右側のライブロックはそうとう赤紫色でしょう^^?
水流がよく当たっている場所のライブロックは、
緑の部分が減って赤紫色の石灰藻がめちゃくちゃ増えました。
・・・でも最近になって特定の場所の石灰藻だけが、
一晩でいきなり白くなっていることが増えてきたんですよね。
おそらくヒザラガイが食べているんでしょう。
ヒザラガイ自体は悪い貝ではないんですが、
小さな水槽で単一個体だけが増殖するのはよくない事態を招きそうなので、
確保したヒザラガイの半数以上は水槽から出すことにしました。
・・・ごめんね(-“-)。
ところがレイアウト変更から3日目。
ガラス面に白い小さな粒がわらわら発生しているのを発見。
よーく観察してみると小さな貝です。
形状もヒザラガイっぽい。
目視出来るだけでも20~30個の小さな貝がガラス面に付いてました。
レイアウト変更でライブロックと底床をいじったのがトリガーになったのか、
たまたまタイミングが重なったのかは分かりませんが。
・・・・やっぱり増えてる~(汗
ウィキペディアによるとヒザラガイは
卵からかえった後プランクトン生活を送った後に
貝の形状になって成長するんだそうですが。
底床があれば水槽の中で増殖する事もあるんでしょうか?
こんな小さな水槽で、
これだけのヒザラガイがみんな成長してしまったら、、、
うちのライブロックは丸裸にされるかもしれませんね。。
考えるだけでも、ぞわぁ~っとしました。
バランスを保つのにはほどほどが一番。
1種類だけが急激に強くなると他の生体が死滅しそう。
次回の換水の時にメラニンスポンジでこすって
ガラス面についている小さな貝を確保する事に決めました。
立ち上げから年数がたち、
生物の多様性が失われた水槽は崩壊するっていうお話しが
なんとなくわかった一件でした。。