【テトラクールタワー CR-2 NEW】が届きました。
設置してから1カ月使ってみましたので、
テトラクールタワーCR-2NEWの
開封・設置・使用感のレビューをしてみようと思います。
テトラクールタワーCR-2 NEW 開封 商品の中身
テトラクールタワーCR-2 NEWを開封してみました。
- テトラクールタワーCR-2 NEW 本体
- 取扱説明書
- 付属ホース1m (外径16mm/内径12mm)
- 付属ホース10cm (外径16mm/内径12mm)
- ホースクリップ×2
- 異径ジョイント×2 径8-12mm
- 同径ジョイント×2 径8-8mm
- 断熱シート(60cm以下水槽用)
以上が商品の内訳です。
テトラクールタワーCR-2 NEW の接続・設置手順
今回はエーハイムクラシックフィルター2211に、
テトラクールタワーCR-2 NEWを直結して接続します。
エーハイム2211排水側のホースは、外径12mm/内径9mm。
テトラクールタワーCR-2 NEW は、吸水・排水側共に外径16mm/内径12mm。
ホース径が異なる為、そのままでは接続出来ません。
異径ジョイントも一応付属していますが径8-12mm用しか付いていません。
メーカー違うから仕方ないですね。。
そこでエーハイムのダブルタップ(外径16mm/内径12mm)を、
一つ購入しておきました。
エーハイムのダブルタップは、
(外径16mm/内径12mm)と(外径12mm/内径9mm)で互換性があるので、
エーハイム2211の排水側につけているダブルタップとそのまま接続できます。
他にも色々方法があるようでしたが、
これが一番シンプルで後々のメンテナンスもしやすそうだったので、
この方法にしました。
接続に必要なホースは、
テトラクールタワーに付属している10cmのホースと、
水槽立ち上げ時に余ったエーハイムのホースを使う事に。。
他には何にも要りませんでした^^
シンプルですね。
それでは早速、
テトラクールタワーCR-2NEWを設置していきます♪
まずは本体の置き場所を決めます。
ちなみに私が使っている水槽台は、
コトブキ プロスタイル 300/350 SQブラックです。
CR-2NEWを選んだのには出来れば水槽台内に収めたい、
という理由もあったんですけど、サイズ的にはギリギリ入りそうです^^
・・・ただ、取扱説明書には、
密閉された水槽台内への設置はNGと書いてありました(汗
ペルチェ式クーラーの性質を考えれば当然そうでしょうね~。
とはいえ、実際にやってみなければわからないので、
最初は水槽台内に設置してみる事にしました。
本体の設置場所を決めたら、
ホースとダブルタップを接続していきます。
ホースは取り回しを考えつつ極力短く。
ちなみにやってみてわかったんですけど、
エーハイムの(外径16mm/内径12mm)ホースめちゃくちゃ堅いです(汗
クールタワーにつけたら最後、何をどうしても抜けなくなりました。
テトラの付属ホースは簡単に抜けますね。
後々のメンテを考えたら、テトラの付属ホースを使った方が良さそうです。
次に水漏れ防止の為に付属のホースクリップを付けます。
テトラのホースクリップいいですね^^
装着も簡単だし外すのも楽々。これなら何度でも使えます。
最後に、
エーハイム外部フィルターの排水側ダブルタップを外して、
テトラクールタワーCR-2NEWと接続すれば設置完了です♪
設置イメージはこんな感じです。
ホースの取り回しを工夫すれば
コトブキプロスタイル300/350 SQブラック水槽台に収めることが出来ます。
もちろん扉も閉められましたよ。
後は電源を入れるだけでOK。
テトラクールタワーCR-2NEWの設置は想像以上に簡単でした。
テトラクールタワーCR-2 NEW の使用感・感想レビュー
テトラクールタワーCR-2 NEWを
1カ月間使ってみた感想と使用感のまとめです。
我が家での利用環境は、
30cmキューブハイタイプ(30×30×40cm)で、
エーハイムクラシックフィルター2211直結です。
各項目に分けてレビューしていきます。
冷却能力はどうか?
本格的な夏場に突入してみないと分からない部分もありますが、
現時点(5月~6月時点)では良く冷えています。
30分~1時間稼働させる毎に約1度ぐらいのペースで
まったりと水温が下がっていきました。
性能的には外気温-4~7度を謳っているので、
室温が31度未満の状態で利用すれば25度迄は下がる計算になりますが、
利用環境や設置環境次第ではそこまでは下がらないかも。
室温‐3~4度ぐらいまでは十分冷やしてくれる性能は有ると思います。
あと、個体差もあるのかもしれませんが、
本体付属の水温調整ダイヤルには割と誤差がありました。
CR-2NEWの温度設定は付属のダイヤルで行うんですが、
私の水槽の場合は設定温度-2~3度ぐらいまで下がってます。
水温センサーはかなり正確ですが、
水温調整ダイヤルには誤差がある、という印象です。
ですので、
本体についているダイヤル数値を目安に温度調整をするより、
水温計を見ながらダイヤル位置の調整した方が良いかと思います。
参考までに私が行ったダイヤルの設定・調整の方法をご紹介します。
例)水温を26度に設定したい場合
- テトラクールタワーCR-2 NEWに電源を入れて稼働させます。
- 固定したい水温(26度)になる迄稼働させたまま待ちます
- 水温が26度になった状態でダイヤルの数値をゆっくりあげていきます
- クールタワーの運転がストップした場所でダイヤルを固定します
こうやって設定をしておくと、
水温が27度を過ぎたあたりからCR-2NEWが稼働して、
26度付近にまで下がった段階でストップするようになります。
1日の水温差を約1度程度に抑えられますので、
生体への影響が少なくなると思います。
クーラーの稼働時間も少なくなるので電気代の節約にもなりますね。
この方法で温度設定をした後は
水温が思惑通りに推移しているかを必ずチェックされて、
必要に応じてダイヤルの微調整を行われてくださいね。
ちなみに我が家の環境の場合、
テトラクールタワーCR-2NEWのダイヤル設定は28度前後。
水温は26度~27度の間をキープ出来ています。
(個体差や利用環境によって違いがあると思いますのでご参考まで)
流量低下について
設置前と設置後で水量を比較してみましたが、
目に見えて分かる流量低下は起こりませんでした。
1カ月ほど利用してみましたが、
水質にも変化は起こりませんでしたので、
ろ過能力の低下は起きていないようです。
テトラクールタワーCR-2 NEWは、
エーハイム2211直結でも十分使えそうです。
稼働時の発熱及び排熱は?
ペルチェ式クーラーという事もあり、
稼働時には後方のファンからなま暖かい風が出てきます。
我が家では水槽台の中に収めましたが、
扉を閉めたまま1時間ほど稼働させてから確認してみると、
水槽台内には結構な熱がこもっていました。
猛暑日にこの状態が続くと、周囲の暑い空気を吸い込んで冷却する為、
冷却性能が急激に落ちそう。
クーラーの稼働時間が増えれば、その分電気代も掛りそうです。
私は早々に扉を閉めることを諦めて、
夏の間だけ水槽台の扉を撤去する事に決めました。
冬になったらまたつける予定です。
どうしても水槽台内に設置したいのであれば、
外部フィルターやホースなどを断熱材で遮断する等、
徹底した熱対策が必要になりそうです。
我が家ではエーハイム2211の本体にのみ断熱材を巻いています。
これだけでも冷却スピードがかなり違いますよ。
十分なスペースが取れる方は排熱や冷却効率を上げるために、
クーラー本体を水槽台の外に出して、
風通しが良い場所に設置される事をお勧めします。
その方が格段に冷却性能は上がると思います。
動作音(騒音)は?
テトラクールタワーCR-2NEWの、
全開運転時の動作音はそれなりにしました。
音の感じ方は個人差もあると思いますが、
1昔前のデスクトップPCの空冷ファンが回っているぐらい。
初日は結構な音がしてびっくりしましたが、
ある程度日数がたつと動作音は比較的静かになります。
「ふぁ~ん」という感じの音。
どちらかと言えば低めの音でしょうか?
エーハイムの外部フィルターや水心のポンプ音が静かすぎるので、
個人的にはちょっと気になりますね^^
寝室での利用はちょっと厳しいかもしれません。
他のクーラーも使われた経験をお持ちの方が、
テトラクールタワーの音は静かと言われているんですから、
コンプレッサー式のクーラーはもっとうるさいのかな?
水槽用クーラーを無音で使おうというのは虫が良い話なのかも。
ただ、設置場所から3mも離れればほぼ気になりません。
隣の部屋にいったら全く気にならないレベルの動作音です。
よくよく調べてみると、
テトラクールタワーの排熱用の空冷ファンを、
PC用の静音ファンに交換されている方もいらっしゃるそうです。
冷却性能が下がらず音が軽減されるなら、
私も今度やってみようかな?と思いました。
テトラクールタワーCR-2 NEWの使用感・感想レビュー まとめ
ひと夏乗り切ってみないと本当の所は分かりませんが、
現時点では十分使える水槽用クーラーといった印象です。
水温調整ダイヤルには割と誤差がありますけど、
水温センサー自体はかなり正確なので、
初回にしっかり設定してしまえば一定の水温を保てます。
稼働音はそれなりにしますが、慣れてくると気にならないです^^
どうしても気になるようなら、
冷却ファンを静音タイプに交換すると良いかも。
設定温度まで下がるとピタッと止まるので、
運転時間をどれだけ少なくできるかが節電のポイントかな?
我が家ではクーラー本体に向かって扇風機を当てて熱を逃がしています。
30cmキューブハイ水槽の水槽台内に設置してこれだけ冷えるのですから、
30cmキューブ以下の水槽に使う分には、
十分すぎる冷却性能を持っていると感じました。
水槽台の外に設置して周辺機器にきちんと断熱処理をすれば、
相当冷えると思います。
よほどの低水温を維持しないと、
すぐに調子を崩してしまう生体を入れていない限りは、
30cm以下の小型水槽に使う分には十分ですね。
今年の夏が終わったら再度レビューする予定ですが、
現時点では十分に使える性能を持った小型水槽用クーラー。
というのが1カ月間使ってみて感じた率直な評価と使用感です。
■追記
その後1シーズン使ってみたので、使い勝手の感想を別記事にまとめました。
こちらも宜しければご参考までに。
→ テトラクールタワーCR-2 NEW 1シーズン使い終えての感想まとめ
こんばんは~!
古い記事にコメントすみません;
その後、CR-2Nの様子はどうですか?
私もそろそろ玄関に置いてある30cmキューブ用にクーラー買わなきゃいけない!と思っているので、こちらの2Nか3Nを候補に入れております。
性能的には2Nでいけそうですが、実際どうなんでしょうー?
去年の夏はどんな感じか聞きたくてコメントしちゃいました。
御暇な時にお返事くださいヾ(´ω`)ノ
めておさん、こんばんは。
昨年1シーズン使いましたけど、
水槽台の外に設置すれば27度以上になる事は無かったですよ。
26℃設定で26~27℃の間をキープしてました。
ただ、ペルチェ式は当たり外れもあるっぽいですし、
機材の熱源の多さと設置場所次第で、
冷え方にはかなりの差がでると思います。
安定性と省エネを求めるなら
やっぱりコンプレッサー式かな?って感じですね。
そういえば1シーズン使い終えてのレビュー書くの
すっかり忘れてましたw
近日中に記事にまとめますねー。