今日は長い1日です。
朝から、カクレクマノミのクマの症状が悪化したことで、
トリコディナ病の初期症状を疑い、急きょ淡水浴治療を行いました。
午後には、7Lほどの換水を行い、
クマの症状も落ち着いてきたようでやれやれだったのですが、
夜になって餌を与えている最中に、
トロの右肩部分に白い膜が発生しているのを発見したため、
こちらも直ちに、淡水浴治療を行う事にしました。
トロへの淡水浴治療はクマに施した方法と同じ手順で行いました。
・・・しかし肝心のトロは、
白い膜を発見した時には今日初めての餌を爆食い中(汗
他の2匹とは比べ物にならないほどモリモリ餌を食べていて、
お腹もパンパンになっていました。
・・・なんてたくましい。
普段はのんびり屋なのに餌の時だけ俊敏になるのがトロです。
トリコディナ病の場合、
体の表面に白い膜が出てきてしまったら、
それはもう中期の症状らしいです。
右肩にある白い膜がどんどん大きくなりそうな気がして
私が内心ひやひやしているにもかかわらず、
トロは水面に残った餌を全て平らげる勢いで爆食いを続けてました。
すぐさま淡水浴治療をしたいところでしたが、
死ぬほど餌を食べた直後に、そんな負担をかけていいもんだろうか?
判断に困ったので、
1時間ほど時間を空けてから淡水浴をさせる事にしました。
さっそく捕獲しようとしたのですが、
トロはまだまだ元気一杯の様子。
クマは弱っていたので簡単に捕獲出来たのですが、
ひらりひらりとかわされ続け、
5分ぐらい格闘を続けてようやく捕獲!
3分間、淡水浴をさせた後に、
体についた白い膜をそっと取り除こうとしたんですが、、
・・・全然じっとしていてくれません(汗
何度も暴れて手の中から飛び出しそうになりました。。
たのむよー、トロ。
お願いだからちょっとだけじっとしていてくれって ><
何とか白い個所を数回さする事に成功しましたが、
これ以上触りつづけるのは危険な気がしたので、
バケツに戻して、さらに3分間の淡水浴をさせました。
水槽に戻す為にコップに移して横から観察してみると、
「・・・う。 まだ白い部分が残ってる」
出来れば全部取り除きたいところだけど、
トロの元気が急激に無くなっていってる気がする。
これ以上負担をかけるのはやばそうだと判断し、
やむなく水槽に戻す事に。。
ガラスのコップで水合わせをして、
トロを水槽にリリースしようとすると、
復調しつつあるクマとニモが水面に近づいてきました。
なんだかその様子はトロの事を心配してるかのようで。。
年甲斐もなく、ちょっと泣きそうになりました。
水槽に戻ったトロは、
クマの時と同じく底床近くでずっとホバリング。
かなり体力を消耗している気がしました。
暫くするとトロの横には、
復調しはじめたばかりのクマが寄り添い始めました。
時折体を寄せ合いながら水槽の隅で2匹並んで泳いでいる様子は、
クマが騎士でトロが守るべき対象のよう。
実際にはクマの方が体が大きいから、
クマノミ的にはメスなのかもしれないけど。。。
トロのそばをずっと離れないクマの様子をみて、
もし完治出来たらこの2匹はペアになりそうな気がするな、
ってなんとなく思いましたよ。
ニモはいつものように単独行動ですいすい泳いでおり、
時折二人に寄り添ってはまた離れていくのを繰り返していました。
2時間ほどたったころでしょうか。
トロの動きに少しずつ精彩が戻ってきました。
クマの時と同じ様に
時々上の方まで泳いでいっては身震いをして、
また下に戻っていく、を繰り返していました。
消灯時間が近づいたころにトロの様子を確認すると、
いつものように中層部分を泳ぐようになっており、
右肩に残っていた白い膜も殆ど消えているのが確認出来ました。
・・・お互い、なんとも長い1日だったね。。
つい先ほど、
トロとクマが復活してくれることを祈りながら、
照明を消して水槽に遮光用のカバーをかけました。
明日の朝、2匹が☆になってしまっていない事を祈りたい。
こんばんは~
私のとこのクマノミ、モスとロッテがリムフォシスティス病にかかってしまいました(;o;)
初めての淡水浴だったのでロッテだけにしました…するとロッテは何事もなかったかのように治りました。モスは病気が悪化しだしたので急きょ淡水浴させました。
早く治って欲しいです(´・ω・`)
カブトムシさん、こんにちは。
リムフォ掛ってしまいましたか。
淡水浴、最初はドキドキしますよね~。
PHと温度をしっかり合わせればダメージ少なくなりますよ。
早く良くなると良いですね^^