マメスナの成長と株分け

今日はマメスナの成長と株分けについてです。

マメスナ ピンク系フラッシュとイエロー系フラッシュ

 

写真は8月の最初に30㎝キューブハイオーバーフロー水槽に入海した
レッド・ピンクフラッシュ系マメスナです。

 

家の環境はこのマメスナに合っていたようで、
色も揚がり、すくすく成長して子株を増やしています。

 

↓↓↓ 下の写真は入海当初のもの。

 

マメスナ蛍光カラー ピンク系フラッシュ

 

こうやって比較してみるとずいぶん姿が変わりましたねぇ(#^^#)

 

マウス回りの蛍光グリーンとイエローがはっきりしてきました。
一粒一粒が大きくなりましたし、
メインの蛍光色もレッドからピンク系に代わってきたかな?

 

実はこのマメスナ、ちょっと変わってまして、
子株のうちはレインボーカラーなんですよね。

 

子株の写真はいいのがないんですがこんな感じです。

 

マメスナレインボー

 

ピンボケで申し訳ないんですがw

 

子株のうちは、
全体に蛍光イエロー、グリーン、ピンクが混じったような感じの
レインボー系のマメスナなんですけど、
成長するとイエローとグリーンがマウス回りに収束して、
蛍光ピンク主体のフラッシュ系マメスナになります。

 

家の環境が合っていたようで、
蛍光ピンクの発色が前面に出てすごくキレイになりました^^
マメスナは飼い込むときれいになるといいますが本当ですね。

 

しかし今回の主役はピンクフラッシュ系マメスナではなくこちら。

 

マメスナ 蛍光イエロー

 

ピンクフラッシュ系マメスナを購入した時に1粒だけおまけで付いていた、
蛍光フルイエローのフラッシュ系マメスナです。

 

個人的にはこの蛍光イエロー系のマメスナが欲しくて
ピンクフラッシュ系マメスナを購入したようなものでしたが、
家に来て1か月半ほど経過したら2株に増えていました^^

 

ただ、ピンクフラッシュ系マメスナの成長が著しくて、
蛍光イエローのマメが飲み込まれそうになってきたんですよね(汗

 

ピンクフラッシュ系の方が毒性が強いのか、
触手同士が接触すると蛍光イエローが負けて元気がなくなります。

 

付いている場所も土台の端っこで、
このまま放置したらピンクフラッシュにやられそうだったので、
株分けすることにしました。

 

厳密には株分けというより移動、かな?

 

まずは土台となるサンゴ欠片をサンプに沈めて1週間ほど寝かせました。

使ったサンゴ欠片はこちら。

 

 

 

ろ材用に使うのが主な用途なんでしょうけど、
割と様々な大きさの欠片が入っているので、
大きな欠片は株分けサンゴの土台用に使えますね。

 

遮光されたサンプで1週間寝かせたのは、
真新しいサンゴ欠片にすぐ照明を当てると、
とろろのような藻が生えることがあるからです。

 

マメスナは被覆タイプのサンゴですから、
移植直後にとろろ藻にやられると弱るかもしれないので、
サンゴ欠片の表面にバクテリアが付着してからの方がよいかな?と。

 

土台サンゴ片の用意ができたので、
蛍光イエローマメスナを元々付いていた土台から取り分けます。

 

マメスナの株分け 

 

写真真ん中にある2粒が蛍光イエローマメスナです。

 

マメスナの株分けには色々な方法があるそうで、
共肉を剥がして移植する方法もあるようですが、
今回は2粒しかありませんので土台ごと切り分けることにしました。

 

工具セットの中入っていた糸鋸の刃を手で持ってがりがり削ったんですけど、
これが非常に苦戦しました(汗

 

蛍光イエローマメスナのすぐ近くにピンクフラッシュ系が迫ってきているので、
わずかな隙間に刃を入れて周囲を慎重に削った後に、
土台の厚さを5ミリほど確保して削り、土台ごと切り出す形で何とか確保しました。

 

時間をかければマメスナに負担がかかるし、
かといって強引にやればマメスナを傷つけかねません。
じりじりと集中して作業をしたので妙に疲れました(汗

 

そんなわけで作業中の写真はありません。

糸鋸の刃だけで何とかなるだろうと思ったのが甘かった。

 

土台ライブロックごとカットできる小回りの利くノコギリがあれば、
サンゴの株分けするのに便利だよなー、
と思って物色したらこんなものを見つけました。

 

 

 

このパワフルソーという万能ノコギリ、
石材だろうが金属だろうが切れるみたいです。

 

サイズも小さくて取り回しも楽そうなので何かと重宝しそうですね。
値段も安いので今度取り寄せておこうと思います^^

 

・・・さて、話が脱線しましたけど、
土台ごと削りだして確保した蛍光イエロー系マメスナを、
サンプで熟成させたサンゴ欠片にジェル状瞬間接着剤で固定しました。

 

株分け、移植したマメスナギンチャク

 

移植直後の様子です。

 

ポリプが縮こまって調子が悪そうでしたが、
2日後にはこんな姿になりました。

 

移植した蛍光イエローフラッシュ系マメスナ

 

2株とも開いています。

ピンクフラッシュ系マメも一時期こんな姿になってましたが、
無事復調しました。

 

株分け直後のピンクフラッシュ系マメスナ

 

蛍光イエロー系マメスナの方は日によって調子がまちまち。

 

蛍光イエローフラッシュ系マメスナ

 

移植直後はこんな姿になったりしていましたが、
現在はこんな感じです。

 

蛍光イエロー(ゴールド?)フラッシュ系マメスナ

 

マウス回りにブルーがくっきり入ってきました。
蛍光色はイエローというよりゴールドに近くなってきたような。

 

ずっと照明直下にあったので間近で観察するのは初めてですが、
蛍光イエロー(ゴールド?)フラッシュ系マメスナという感じでしょうか。

 

懸念していた土台サンゴ片へのとろろ藻の発生もなく復調しつつあるようです。

これは一応、移植成功ですかね^^?

 

今は移植のストレスを考え、照明直下を避けて少し離れた場所に置いています。

そのせいなのかな。 若干色落ちしたような?
照明直下に戻したらもっと蛍光色がはっきりしてくるでしょう。

 

はてさて、蛍光イエロー、リベンジなるでしょうか?
何とか増えて群体にまで成長してほしいものです。

 

 

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6件のコメント

  • MASA

    こんばんわ
    うまくわけれたみたいでなによりです
    これ見て思い出したわけでもないんですが、うちにも蛍光黄色がピンク系にまじって2つあったんですよね
    わけないとって思ってたんですが。。。。
    うちのはすでにピンクにうもれてたので切り分けしかないので躊躇したままなんですよね。
    失敗すれば終わってしまうだろうし

    近々ダメ元でやってみますね。うまくいったらまた報告します

    • まき

      MASAさん、こんばんわ^^

      株分けするなら早い方がよいですねぇ。
      家もまだ大丈夫だろうと思ってたら、
      あっという間に成長してしまってほぼくっついてました(汗

      うまく切り分けられるかどうかは、ライブロックの質にもよるかと。
      長年水中にあって石灰藻が厚く堆積してるタイプなら、脆くなっていて表面がぽろっととれますが、死んだばかりのサンゴの骨格だと固いから厄介ですねぇ。

      2株しかないと駄目元ですね。 成功祈ってます^^

  • こんにちは、お久しぶりです><

    マメスナさん株分けですか~!
    っというかマメスナさん同士でも争いってあるんですね;
    初めて知りました…!

    でも無事に分けられてよかったですね♪
    この調子でどんどん増えていってほしいところですね(*´ω`)

    あ、このパワフルソーっていうやつ、私持ってますよ!
    確かになんでも切れるんですが、やっぱりラクラクとはいかず力が要りますw
    切るというよりは、刃についているデコボコで削って切断って感じですねえ(´ω`)

    • まき

      めておさん、お久しぶりです^^

      接触しても問題ないときもあるんでしょうけど、
      毒性の強い弱いはあると思いますよ。

      パワフルソーお持ちでしたか。
      あると便利そうですが削って切断かー、うーん。
      でも小さいし、ちょっと整形するには便利そうですよね。
      取り寄せてみます^^

  • おはようございます!

    マメスナの株分けだ!
    ウチも試みましたが、切れ味の悪いカッターを使ったので、唯切り刻んでしまうという、最悪の結果になりました(;ω;)

    3種いますが、どれも爆増殖中なんで、なんとか株分けしないと・・・・。゚(゚´Д`゚)゚。

    • まき

      ムコタマさん、こんばんわ^^
      マメスナの株分け、どうしたもんか悩みますよね。

      以前ボタンポリプを株分けした時は、
      カッターで共肉だけを切断した後、数日養生させてから、
      土台を切り分けたら上手くいきましたよ。
      爆殖中うらやましいです。 DSLが効いてるのかな~^^

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