フレッシュパックコペポーダを購入して試してみました。
以前から気になっていた商品でしたが、
混泳ストレスが原因なのか餌を殆ど食べなくなってしまった、
スポッテッドマンダリンのチビ太の為に購入してみました。
購入先はチャームさんです。
フレッシュパックという名前の通り、
生のコペポーダを冷凍せずに特殊な保存方法でパッキングしているので、
コペポーダの栄養成分を極力損なわない状態で販売しているのが売りの商品です。
餌としてのコペポーダはわりと出回っていますけど、
ほとんどが稚魚育成用の極小サイズなんですよね。
オーシャンプライムコペポーダには、
2㎜というコペポーダにしてはビックサイズの
珍しい商品ラインナップがあるんです。
※注)500 ~ 700 micronの極小サイズもあります。
極小サイズのコペポーダも食べるには食べるんですけど、
いかんせん1匹のサイズが小さすぎて、ロスが大きいんですよねぇ。
食べられる前に大半が底砂の中に沈んでしまって、
給餌効率が悪い上に無駄に水を汚します。
2㎜のビックコペポーダなら視認性もよさそうですし、
テグリ、タツノオトシゴ、ヨウジウオなどの成魚クラスでも
問題なく食べれそうだなーと思い、気になっていたんですよね。
2mmのコペポーダを20~30匹食べれば、
小型魚の成魚ならお腹が一杯になりそうですし、
上手く与えれば給餌ロスも減らせるかも?と思い購入してみました。
早速使ってみたので、感想をまとめておきます。
オーシャンプライムコペポーダ2mmの開封レビュー
パッケージの裏面には日本語の取り扱い説明書が付いていました。
製造から2~3年は常温保存が可能。
開封後は冷蔵保存で1週間ほど利用が可能。
余った分は冷凍にしておけば3か月ほど利用できるようです。
コペポーダはこんな袋に入っています。
ジップロックが付いてるタイプの袋ではないので、
開封後は別容器に入れて保存する形になりそうですね。
開封してみると、海釣りに使う撒餌の匂いが漂いましたw
コマセ釣りに使うオキアミとかの匂いにそっくりです。
別容器に移してみました。
肝心のコペポーダのサイズはこれぐらい。
メガバイトS粒用のスプーンですくっています。
コペポーダにしては確かに大きいですね^^
1匹1匹がしっかり原型をとどめていますし丸々太っています。
姿を何かに例えるなら、
バラなどに付く丸々太った赤いアブラムシみたいな感じでしょうか。
これなら魚たちが十分視認できると思います。
50gって少ないかと思いましたけど意外とたっぷりありますね^^
メガバイトのスプーンに半分乗せたぐらいでも、
1回に与える量としては十分かもしれません。
開封後1週間は冷蔵庫で保存できるということでしたが、
30cmキューブのような小型水槽では到底使い切れる量ではなさそうなので、
1週間分を残して残りは冷凍することに。
コペポーダを冷凍するために、
ダイソーでこんなものをゲットしてきました。
1㎝四方のミニキューブ型の氷が作れる製氷皿です。
蓋つきなので衛生面も考慮されてていいですね。
この製氷皿にスプーンを使って、
オーシャンプライムコペポーダを詰めていきました。
1キューブが丁度1回の給餌量になるぐらいの量にしておけば、
後々の利便性が良くなりますし、解凍の手間も省けますね。
生のまま使う分を確保して残りは冷凍したんですけど、
最終的には35キューブも作れました。
凍ったら製氷皿をねじってひっくり返して叩いて取り出し、
ジップロックの袋に入れて冷凍保存。
この保存方法はすでにやっている方々がいらしたので、
真似させていただきました^^
中々入手できないビックコペポーダを無駄にするわけにはいきませんから。
それにしてもこのダイソーの製氷皿、
オリジナルの冷凍餌を作るのに便利そうですね♪
今度シュリンプさんで生きたヨコエビを買ったり、
プランクトン採集に行ってイサザアミなどが大量に取れたりしたら、
オリジナルの冷凍餌を作ってみようかな?と思いました。
オーシャンプライムコペポーダ2mmの使用感と魚たちの食い付き
余りそうな分の冷凍餌への加工も終わったので、
早速魚たちに与えてみました。
メイン水槽のカクレクマノミたちに与えてみると、
即座に寄ってきてぱくっと口にしました!
・・・が、すぐに吐き出しました(汗
察するに、
以前から与えている冷凍ブラインシュリンプだと思ってがっついたら、
いつもと違う餌だと気づいて吐き出したようです。
その後も口には含むものの吐き出してしまい、
最終的にはスルーするようになりました。
・・・うーむ、うちの子たちはブリードカクレですからねぇ。
見慣れない餌に警戒している、という感じかと思われます。
何度も口には含んでいたので、
繰り返し与えていたら食べるようになるかな?と。
次に本命のマンダリンたちが暮らしている30キューブOF水槽に与えてみました。
オーシャンプライムコペポーダを初めて与えてみた時の、
魚たちの反応を動画に撮ってみましたよ。
↓↓↓
マンダリンのオスが興味を示して近づいてきましたが、
直ぐ突くまでには至らず。
その内、新入りのメスがやってきてバクバク食べていました。
しかし一緒に暮らしているハタタテハゼは
全然興味を示してくれませんでしたね。
この動画を撮った後に、
拒食気味になっていたオスのチビ太が、
2、3回口を使って突いているのを確認しました^^
とりあえず食べた?かな??
スポッテッドマンダリンのメスは、
初見からもりもり突いて食べていましたので、
オスがすぐ突かなかったのは混泳ストレスで心が折れているからかも。
カクレクマノミとハタタテハゼは食べてくれませんでしたが、
何度か与えているうちに食べてくれるようになるかも、といった所でしょうか。
オーシャンプライムコペポーダは、
全ての魚が喜んで食べる劇的に嗜好性が高い餌、
というわけではないようですが、面白い餌ではありますね~^^
ヤッコやハナダイの仲間はよく食べたと書かれている方もいたので、
魚の種類や性格にもよるかもしれません。
2mmサイズのコペポーダは視認性もよいらしく、
メスのマンダリンは狙いを定めて的確に突いていますし、
ある程度食べたらお腹がパンパンになっていました。
メガバイトのスプーンの半杯ほどを与えるだけでも結構な量です。
小型水槽だと1週間では到底使い切れませんね。
大半を冷凍しておいて正解だったな、と思いました。
いずれにしても2017年初頭では、
プランクトン食の成魚用の冷凍餌の流通がほぼ欠落している状態なので、
成魚が食べやすい大き目サイズで栄養価が高い生餌は貴重ですよね。
ちなみに家で飼育しているマンダリンたちは、
活きたイサザアミや生のイサザアミは食べるのですが、
冷凍のホワイトシュリンプは全然食べてくれません。
プランクトン食の魚たちにとっては、
活餌 > 生餌 > 冷凍餌 > 乾燥餌
という順番の嗜好性になっているのは確かなんでしょう。
生も冷凍も素材は同じものなのに、何かが違うんでしょうねぇ。
もしかしたらこのコペポーダも一度冷凍したら食べなくなるかも。
そういう意味では生餌のコペポーダは貴重かな?と思いました。
・・・ただ、あくまで個人的な感想にはなるんですが、
エサ代より技術料と輸送費にお金を多く払っている感が否めないかも。
多少は栄養価が落ちたとしても、
最初から冷凍餌を安価で販売してくれた方が、
餌として使う側としてはありがたいなーという気はしましたねぇ。
キョーリンさんあたりが、
成魚用の冷凍ビックコペポーダを販売してくれないかなぁ?
冷凍ブラインも使い勝手は良いんですけど、
やっぱり栄養面を考えると純海産の餌を食べさせてあげたいです。
冷凍ビックコペポーダの流通量が増えれば
プランクトン食の海水魚の飼育難易度が下がる気がするんですが・・・。
なーんて少し思う所もありましたが、
オーシャンプライムコペポーダは面白い餌だと感じました。
流石はコペポーダって感じで、
バブルディスクやマメスナなども即反応して捕食していましたよ。
家のマンダリンは食べたけど、
タツノオトシゴやヨウジウオは食べるのかな~?
興味がある方は一度試してみるのも良いかもしれません。
現状、他には殆ど見かけないタイプの面白い餌ですしね。
以上、
オーシャンプライムコペポーダ 2mm のレビューと使用感
でしたm(__)m
おはようございます。
コレ。 いきましたか!
レトルト?みたいな感じで完全に凍らせないから組織破壊とか、解凍した時の汁が無いので良さそうですね。
確かに量が多いですよね〜
作成の手間もあるでしょうし、家族の理解が無いとこんなモノ冷凍庫に入れるな〜ってなりそうですね 汗
ボーショタイプみたいに使い切りタイプが出ないかなぁ〜
ムコタマさん、こんばんわ^^
前から気になっていたもので行ってみました。
そうですね。冷凍されていない分、
コペポーダの組織破壊は少ないなぁ、と感じましたね。
汁は少な目ですが濃いのが入ってました。
コペって油分多いんだなぁと思いましたよ^^
冷凍餌を作るのはさほど手間ではなかったんですが、
やっぱり匂いがね~w
蓋なしの製氷皿だとちょっと考えちゃいますね。
ほんと、使い切りキューブサイズの冷凍餌欲しいですよね。
キョーリンさんに期待^^