初めて掃除(メンテナンス)しました。
水槽立ち上げから3カ月以上がたっていますが、
メインフィルターのエーハイム2211は、
一度も開けたことがありませんでした。
実は先日、
回線工事の関係で2.5時間停電したんですけど、
停電は電池式エアーポンプで難なく乗り切れました^^
本水槽はもちろん、
サテライトで隔離中のスカンクシュリンプも全く問題なし。
何事も備えあれば憂いなしですね♪
・・・で、ですね。
「・・・・あ、本水槽は大丈夫だけど、
外部フィルター内が酸欠になっちゃうじゃん」
って事に、停電中に気が付いたわけです。
好気性バクテリアがどのくらいの酸欠で
死滅しちゃうのかはよく分からないですけど。。
少なからずバクテリアにダメージが有るんだろうし、
だったらいっそのこと、
停電の間に掃除もしちゃおっか!という事に^^
・・・そこで急きょ、
エーハイムクラシックフィルター2211の
初メンテナンスを行う事にしました!
ちょうど100日目が初メンテナンスでした。
きりが良いですね♪
以下、今回行った掃除手順です。
ダブルタップのコックを締めて外します
エーハイムダブルタップのコックを全て締めた後に、
接続部分にタオルやキッチンペーパー等を当てて、
吸水側、排水側のダブルタップを外します。
ダブルタップを外すと隙間に溜まっている水が出てくるので、
床が水浸しにならない様に注意しましょう。
本体内の海水を抜きます
フィルター本体の取り外しが終わったら
バケツ等を用意して排水側のダブルタップのコックを空けて、
本体内の海水を抜いておきます。
これをやっておかないと水圧が掛って蓋が空きません。
エーハイム2211の本体蓋(モーターヘッド)を外します
エーハイム本体ケースとモーターヘッドを固定している3つのピンを外して、
本体の蓋を取り外します。
モーターヘッド部分です。
今回はインペラーの取り換えや掃除はしませんでした。
流量低下などが起こる様なら
次回のメンテナンス時に行おうと思います。
■追記
インペラーの外し方や掃除の仕方については、
コチラの記事が参考になると思います。
ろ材を水槽内の海水で洗います
ろ材をバケツに取りだして水槽内の海水で軽く洗っていきます。
本体蓋を外した状態。
流石に100日も回しっぱなしだと汚れていますね。
想像していたよりは全然綺麗でしたが。
ろ材固定版も洗っておきます。
隣にある黒いものは交換用の新しい活性炭パット。
海水につけてエア抜きしてあります。
100日回した活性炭パットの汚れ状態。
かなり汚れています。
交換するにはちょうどいいタイミングだったかも?
純正の細目パッド。
目詰まりするとしたら多分ココでしょうね。
純正の粗目パッド。
コチラは思ったより汚れていませんでした。
全てのろ材をバケツに移して水槽の海水でじゃぶじゃぶ洗いました。
その結果、、、
えっらい茶色になりました(汗
特に汚れが目立ったのは海水が最後に通る細目パッドと、
水槽の水が最初に通る一番下の粗目パッド。
一番汚れていた活性炭パッドは交換するのでそのままポイしました。
海水を入れ替えてもう一度軽く注げば掃除完了です♪
すっかり綺麗になりました。
ろ材を本体に戻して蓋を閉めます
洗浄したろ材を本体ケースに戻していきます。
ろ材固定版を入れたら本体内に海水を注いでおきます。
同時にろ材をぎゅーっと押しつけてエアー抜きをしておきました。
Oリングの位置をしっかり確認して蓋を取りつけ、
固定用の金属ピンを締めます。
ダブルタップを取り付ければメンテ完了
最後にダブルタップを取りつければメンテナンスは完了です!
掃除に掛った時間は30分弱ぐらい。
面倒だと言われている外部フィルターのメンテナンスですが、
想像していたより簡単でした^^
最初にダブルタップを付けておけば楽勝ですね。
エーハイム2211 初メンテナンスの影響は?
今回初めて、
エーハイム外部フィルターの掃除を行ってみたんですけど、
メンテナンスによる影響は殆ど感じられませんでした。
翌日に水質調査をしてみましたが、
亜硝酸も硝酸塩も出ていません。
バクテリアの目減りはあったのでしょうけど、
ろ過は間に合っているようです。
掃除で減ったバクテリアも直ぐに増えてくれるでしょう。
カクレクマノミ達も気持ちが良さそうにヒレを開いています。
懸念していた白点病などの変な病気も出ませんでした。
むしろ海水の透明度が上がり、
ウミキノコとマメスナの調子が上がった感じです^^
100日間も回し続けていたので、
ろ材は相当汚れているだろうと思っていましたし、
得体のしれない変な生き物でも住み着いているんじゃないか?
と内心ドキドキしていたんですが。。
思ったより全然綺麗で、なんだか拍子抜けしちゃいました。
エーハイムのスポンジプレフィルターは、
思いのほかいい仕事をしてくれているみたいですね。
・・・見た目はでかくてちょっと邪魔ですけどいい仕事してますねぇ。
大きな汚れを入口でシャットダウンしているので、
ろ材の詰まりが軽減されているようです。
これなら2~3カ月に1度ぐらいの掃除でも問題なさそう。
今回のメンテナンスでわかったのは、
よほどの過密飼育でもしない限り、
30cmキューブハイタイプの海水魚水槽には、
エーハイム2211に純正ろ材の組合せでも、
生物ろ過は足りるらしいって事です(*^_^*)b
もちろんライブロックや底床等の状態、
周辺機材の性能によっても変わるのでしょうけど。
過密飼育を考えるならろ過システムの強化は必要でしょうか?
ゆくゆくは今使っている2211をサブ化して、
エーハイム2213を生物ろ過に特化して付けようかなぁって思いました。
そうすればメンテによる生物ろ過低下の影響もあまり考えずに済みそうです。
サブ化した2211にリン酸塩吸着剤とか仕込んで、
好きな時に掃除や交換ができるようにすれば、
メンテも気軽に出来て水槽内もすっきりしていいかもしれませんね。
生体を増やしていって水質の悪化が早くなる様なら、
ろ過の強化についても本気で考えようかな、と感じた1件でした。