ヒバシヨウジの餌付け記録まとめ

今日は先日飼育を始めた
ヒバシヨウジ餌付け記録まとめです。

ヒバシヨウジ 餌付け記録

 

■前回記事 → ヒバシヨウジの飼育を始めました

 

初日は警戒していたのか餌を食べませんでしたが、
2日目には孵化させた活ブラインシュリンプを食べ始めました。

 

何度か与えているうちに反応が良くなってきたので、
活ブラインシュリンプを食べている様子を動画に撮ってみましたよ。

 

↓↓↓

 

 

 

細長い口で吸いこむようにしながら一生懸命パクついています。
可愛いですね~^^

 

色んなパターンのブラインシュリンプを与えてみたのですが、
家に来たヒバシヨウジは孵化後24~26時間ほど経過したブラインシュリンプが、
一番食べやすいようです。

 

体が少し大きくなって尻尾が生えているゾエア体型になったやつですね ( ^ω^ )b

 

ちなみにブラインシュリンプは、
孵化後12時間で卵の卵黄を食べつくして最初の脱皮をするそうです。

 

その後は15回ほど脱皮を繰り返して成体になるそうですけど、
おそらく1~2回脱皮したゾエアになるのかな?

 

動画の最後にスポッテッドマンダリンのチビ太が登場しますが、
チビ太はようやくヒバシヨウジの存在に慣れたようです。

 

混泳初期は、餌を食べているチビ太の周囲をヒバシヨウジがうろつくと
チビ太が嫌がって離れて行っていたんですけど、
今ではほぼ気にせず餌を食べるようになりました。

 

ヒバシヨウジの餌に推奨されているだけあって、
活ブラインシュリンプは非常に食いつきが良いですね♪

 

プランクトンが湧いている水槽なら、
毎日活ブラインを与えるだけでも、
それなりに維持できるかもしれません。

 

活きブラインには完全に餌付いたので、
次にキョーリンの冷凍コペポーダを与えてみました。

 

 

 

活ブラインほどではないですが冷凍コペポーダも食べました。

 

ただ、食いつきはあまり良くないのでロスは多いです。

底に沈殿してしまったコペポーダもツンツン突いて食べてはいますが、
それ以上に砂の中に沈んでしまう方が多いかも。

 

毎日これだけ与えてヒバシヨウジを維持するのは、、、
・・・・んーどうなんだろ?
相当ろ過がしっかりしてないと水質悪化を招きそうな気がします。

 

次に与えてみたのがこちら。

 

 

 

キョーリンの冷凍ブラインシュリンプ。
スポッテッドマンダリンとハタタテハゼのおやつに与えたんですけど、
予想に反してヒバシヨウジが必死に食らいついてましたw

 

こちらも動画に撮ってみましたよ。

 

↓↓↓

 

 

 

 

口が細くて小さいヒバシヨウジにとって、
成体のブラインシュリンプは明らかに大きすぎですが、
果敢に食らいついてます^^

 

へコアユのように縦泳ぎをしながらも、
1匹のブラインシュリンプを4分以上かけて平らげました。

 

最後に画面が大きく乱れていますが、
まさかのカニ出現で慌てた私が、
反射的に肉眼で確認しようとしたためです。

 

初めて発見したカニを写真に撮ってみました。

 

海水水槽に出現したカニ

 

どこからどう見てもやっぱりカニだ。。。
・・・ええ~? いつどこから侵入したんだろう(汗

 

甲羅を含めて全体的に平べったい。
岩ガニの仲間かな?

 

まだ1cmにも満たないサイズだから脅威にはなっていないものの、
ヒバシヨウジが落としたブラインの欠片に反応して出てきたところを見ると、
餌に対してはかなりアグレッシブなタイプっぽい。

 

・・・はぁぁ~、マジっすか(_ _|||)。

 

これは早めに確保しないといけないかも(汗

 

思わぬ方向に脱線してしまいましたが、
ヒバシヨウジは冷凍ブラインシュリンプも食べますね。

 

成体サイズのブラインを3~4匹食べるとお腹いっぱいになるみたい。
なんてエコなんだw

 

確かキョーリンさんの冷凍ブラインには、
天然採集の生体を冷凍しているので、
不飽和脂肪酸とビタミンが含まれていたはず。

他にも食べる魚がいるようなら時々与えてあげると良さそうです。

 

活ブラインに餌付かせてからの冷凍餌への移行パターンとしては
最も可能性が高そうな気がしますし。

 

それ以外に与えてみた餌は、オーシャンプライムコペポーダと人口粒餌。

 

 

 

オーシャンプライムコペポーダには反応したものの、
2mmサイズはデカすぎるらしく断念していました。
500ミクロンの小さいサイズの方が良いかもしれませんね。

 

人工粒餌の方は、
海水で浸した時にでる細かい粉末はツンツンしている様子を確認しました。

 

ヒバシヨウジは口が小さいのでメガバイトレッドのS粒すら厳しそうです。
粒餌で可能性がありそうなのは動物プランクトンベースの超微粒子タイプでしょうか? 給餌効率は悪そうですが。

 

ヒバシヨウジの餌付け記録 まとめ

 

今現在家にあった餌を殆ど試してみましたが、
ヒバシヨウジの餌付けには孵化させた活ブラインシュリンプ
最も食いつきが良くてよさげでした。

 

家で使っているブラインシュリンプエッグスはこちら。

 

 

 

ヒバシヨウジは最大でも6㎝ほどと小さく、
一度に食べられる量もそれほど多くないので、
ライブロックが入っている生物層が厚いサンゴ水槽なら、
活ブラインシュリンプを与えていればそれなりに維持が出来そうな気がします。

 

どの餌に対しても比較的すぐに反応を示しましたし、
環境に慣れてくるとスポイトを水槽に入れただけで餌を求めて近づいてくるようになるので、マンダリンほど神経質ではありません。

 

個体差もあるのでしょうが餌付け難易度はそれほど高くないと感じました。

 

家に来た子は、
入海数日はストレスによるものかヒレが白っぽく濁っていましたが、
餌をもりもり食べるようになってからは濁りも消えて丸々太って、
体のセンターに走っているブルーのラインが際立ってきました。

 

マイペースで元気にやってますよ^^

 

小型水槽での無給餌飼育は厳しいかもしれませんが、
基本的に小さい個体なので、
小型水槽の方が間近で観察はできると思います。

 

慣れてくると水槽全体を泳ぐようになりますが、
導入初期のステルス性能は割と高めです。

 

最初はライブロックの影にこっそり佇んでいることが多いので、
家の相方さんがこの子を初めて認識するのに3日掛かりましたw

 

何かに餌付いてさえくれれば性格は穏やかですし、
見た目も動きも面白いので結構お勧めかも^^

 

 

 

 

 

以上、

ヒバシヨウジの餌付け記録まとめ

でした m(__)m

 

 

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4件のコメント

  • aquabox

    はじめまして。
    30cで海水を立ち上げてみたいので、参考にさせてくださいねー。

    • まき

      aquaboxさん、初めまして^^
      コメントありがとうございます。

      自分の為に書いている備忘録ブログですが
      参考になる部分があったら嬉しいです。
      また遊びに来てくださいね^^

  • ジョーカー

    まきさん、ご無沙汰しております。毎度毎度、辞書を引く様にまきさんのブログを読み返しては飼育の参考に利用させていただいております。このブログを読むと、ほっこりすると同時に、その綿密な飼育理論に尊敬致します。愛のある飼育って言うのですかね。当方はメニーリングドパイプフィッシュの飼育を試みておりましたが、餌付けに失敗し残念ながら生体を落としてしまいました。水槽は90㎝なので、餌が十分にまわらなかったと思ってます。孵化ブラインや冷凍ブラインを試したんですがね。今度はまきさんのブログを参考にしながら、小さい餌付け水槽(個別飼育)で餌付けを頑張ってみようと思います。また、ちょくちょくお邪魔させて頂きます。

    • まき

      ジョーカーさん、お久しぶりです^^

      コメントを頂いたのは2年ぶり?ぐらいですかね?
      お元気そうで何よりでした^^

      ・・・いやいや、そんな大層なものでは(汗
      水槽が小さい分、細かな所に目が行くだけだと思います。

      メニーリングパイプドフィッシュ綺麗ですよね。
      家も60クラスだったらそちらに行っていたかもです。

      初期状態も関係しているとは思いますが、
      落ち着いた環境で餌付けするのはいいと思いますよ♪

      元々の生息地にはブラインいませんし、最初は警戒すると思うので。
      家は給餌の時にはポンプを止めて食べやすいようにしていますよ。

      はい。 また遊びに来てくださいね^^

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