カクレクマノミ達の体表から白点が消えてから5日が経過しました。
ヨウ素殺菌ドームによるものか、連続換水によるものか、
自然治癒による物かは分かりませんが、白点病は沈静化したようです。
このタイミングで、
外部フィルターのメンテナンスをするのは不安でしたが、
流量の低下が急に進んでいます。
今回白点が出た主な原因は、
外部フィルターの汚れと流量低下にあるのではないか?
と感じたので、
エーハイム2211のメンテナンスを行うことにしました。
早速開けてみると、、
想像以上に汚れていました。
一番気になっていた細目パット。
・・・はい。
完全に目づまりしていました(汗
エーハイムの純正細目パットなんですが、
厚さが新品の3分の1以下になっています。
汚れが蓄積したところに水圧が掛って押しつぶされたんでしょう。
流量低下の原因はコレですね ><
粗めパットの方はこんな感じ。
コチラはそれほど汚れていませんでした。
細目パットだけが集中的に目づまりしていたので、
カニハゼ君が来た当初に撒きあげていた
底床の細かいゴミやデトリタスが主な原因だと思います。
エーハイムスポンジプレフィルターでは、
小さすぎてシャットダウン出来なかったんですね。
前回メンテナンスした時は、
100日回したのに思ったより汚れていなかったので、
生体が1匹増えたぐらいならまだ大丈夫かな~?
と思っていたんですが、考えが甘すぎでした。
底床の奥に沈んで潜んでいるならともかく、
常に海水が通る所にゴミや雑菌、白点病のシストが詰まっていたら、
調子を崩しやすくなるにきまってますね。
カニハゼ君が餌付いて底床が落ち着いた段階で、
外部フィルターのメンテナンスをしてさえいれば、、
白点も出さずに済んだかもしれません(+_+)
・・・痛恨のミス。
ベントス系のハゼを初めて水槽に入れる時には
こういう事にも注意しないといけないんですね。
今度ベントス系を入れる事があれば、
その時は早めに点検、メンテをしようと心に誓いました。
悔やんでも悔やみきれませんが、
今は状況をよくする事を考えて、
外部フィルターのメンテナンスを続けます。
生物ろ過の役割を果たしている粗目パットを取りだして、
海水で念入りに洗いました。
で、その時に気が付いたんですけど、
1番下の粗目パットにこんな白い物が。
なんだろう?と思って良く見てみると、
ろ材に付着した白い塊は水槽から流れてきた餌や
ヨコエビの抜け殻が分解されている途中の物でした。
どうやらここはヨコエビの巣になっている様子。
前回メンテした時にはいなかったんですが、
この1~2カ月で急激に増えたんでしょう。
水流は通るし捕まるところもあるし、
餌も流れてくるし、外敵もいないし。
外部フィルターの中は、
ヨコエビにとっては天国なのかもしれませんね。
どうしようかと迷いましたけど、
ヨコエビ自体は悪い生き物ではないですし、
外部フィルターの中で大量死でもされない限りは問題ないかな、と。
ただ、数が増えすぎると酸素も消費しそうなので、
水流ポンプで水流を当てて多少は確保しておきました。
色々な方向から水流を当ててみましたが、
粗目パットの中に逃げ込んでしまうので完全な確保は無理ですね。
住み着いたヨコエビを全部確保したいなら、
ろ材ごと入れ替えるしかないかもなぁ。
確保したヨコエビの内まだ生きているものは、
水槽の水ですすいでから、本水槽に入れておきました。
水質浄化に貢献しつつ、魚たちの餌になってくれると思います。
その後、
念入りに洗浄を終えたろ材を本体に戻しました。
細目パットは新品に交換。
どれだけ汚れてたんだって感じです(汗
あと、ヨウ素の添加を続ける予定なので活性炭パットも外しました。
暫くはマメな点検と交換を続けます。
メンテナンスを終えて電源を入れてみると、
流量は完全に復活しました。
水槽の水がぐるぐる動きまくっています。
こんなに流量あったっけ? とびっくり。
毎日ほんの少しずつ、
流量が落ちて行っていたんだと思います。
生体の調子に目を奪われすぎていて、
日々起きていた些細な変化に気づきませんでした。
ハイタイプ水槽でシャワーパイプを下に向けていたので、
流量が落ちた影響でクーラーを通した冷たい水が下に溜まって、
水槽上部と下部には温度差が出来ていたのかもしれません。
そういうのも不調に繋がっているのかなぁ。
外部フィルターのチェック、メンテを怠ると、
本当にろくなことないですね ><
後は、ろ材を触ったことで、
白点病がぶり返さない事を祈るばかり。
暫くは生体の様子を見ながら、
こまめな換水を続けようと思います。