立ち上げ後初の生体としてやってきたカクレクマノミのトロ。
我が家に来てからちょうど2カ月が経過しました。
到着当時は2.5cmたらずのチビクマノミでしたが、
2カ月たった今では4cm弱ほどに成長しています。
随分大きく、たくましい姿に成長してくれました^^
今日はトロの成長記録を備忘録も兼ねて振り返ります。
トロが家に来たのは4/18です。
写真の真ん中に写っているのがトロです。
トリコディナ病で☆にしてしまった、
クマとニモとの3匹で我が家の水槽に入りました。
家に来たばかりのトロは3匹の中では中間のサイズ。
この時には背びれの黒い縁部分が全くありませんでした。
水合わせ中の写真でも真ん中に写ってますね。。
手前の一番大きいのがクマ、奥に写っている小さいのがニモです。
水槽に入れた直後。
3匹で固まるようにして隅っこにいました。
この時は3匹ともヒレが開いて調子が良さそうです。
こちらは一晩経過後。
今だから分かることだけど背びれと腹びれが閉じています(汗
当時は経験値が全くなかったので、
ヒレの変化に気づいてあげる事ができませんでしたが、
この時すでに調子を崩しつつあったようです。
入居から4日目の夜にクマが本格的に調子を落としました。
5日目には底床部分に止まってしまい、息も絶え絶えに。
クマに引きずられるようにトロの体にも白い膜の様な物が現れます。
トリコディナ病と判断して2匹に淡水浴を行いました。
淡水浴を終えた後の2匹の様子です。
全てのヒレが閉じてしまって見るからに調子がわるそうです(T_T)
トロは1回の淡水浴で復調してくれましたが、
クマは10日目にトリコディナ病が再発して11日目に☆に。
同じく11日目にニモもトリコディナ病を発症し、
淡水浴と隔離を行いましたが翌日には☆になってしまいました。
・・・忘れようにも忘れられない魔の3日間です。
その後、3日連続で一部換水を実行。
水槽の水が全て入れ替わった頃から、
トロの調子が上向きになってきました。
ずっと閉じていた背びれがようやく開いたこの日は本当に嬉しかった。
やった!と一人で小さくガッツポーズをしたのを鮮明に覚えています。
3週間が過ぎたころにはすっかり慣れてくれて、
水槽の前を横切る度に奥からすっ飛んでくるようになりました。
この頃から餌食いも良くなり、全てのヒレが完全に開きました。
後から迎えた子もそうでしたが、
カクレクマノミは新たな環境に順応するのに2週間は掛るみたい。
2週間を超えた頃から目に見えて調子が上がっていきますね。
この後トロは、3週間以上1匹で過ごしました。
病み上がりだったので、
体力を付けるために餌をこまめに与えてました。
決まった時間に餌を与えるようにすると、
その時間が近くなると水槽内でざわめき始めるようにw
この子だけは絶対に☆しないぞ!とキープするのに必死だったなぁ。
こまめに餌を与えているのに中々太らなくて心配でしたが、
1カ月が経過した頃にようやく太ってきました。
この頃から餌を爆食いするようになり、
メタボ街道をひた走るようになりました(汗
水面に浮いている餌に突進して、
「ぱちん!」と音を立てて丸のみするようになったので
初めてみた時はびっくりしましたねぇ。
・・・そろそろいいかな?と婿役に迎えたのがイワさんです。
イワさんも最初は調子が悪くて隔離ケースで様子見。
本水槽に移すまでに11日掛りました。
・・・不思議なんですけど、
イワさんが来てからトロの成長が加速した気がします。
隔離ケース越しにお見合いをさせている間に、
トロがどんどん大きくなった気がする。
イワさんを本水槽に合流させてみた時に、
2匹の大きさの違いにびっくりしました。
体長も大きくなったけど、
体に厚みが出てきて水槽内でも存在感が出てきました。
・・・そして、2カ月たった今ではこんな感じに。。
すっかり体に厚みがでて、オレンジの体色も濃く鮮やかに。
家に来た頃には全くなかった背びれの黒い縁部分もビシッとでてきました。
正面から見た体の厚みを新入りのイワさんと比較してみましょう。
・・・ね? 全然違うでしょ^^?
家の水槽に来て2カ月。
トロは立派な姿に成長してくれました。
餌の時間が近い時に撮った写真。
私を発見した途端に背びれを逆立てて興奮してますw
これからもどんどん大きくなって行くんでしょうね。
もちろん生き物だからいつかは死んでしまうのでしょう。
(明日起きたら突然☆になっている可能性だってある)
病気や寿命は仕方がないけど、
人災やちょっとしたミスで☆にしてしまう事は避けたいなぁ。
トロにはこれからも長生きしてほしいもんです。
ではでは。