オーバーフロー水槽の消音、落水音、騒音対策をまとめておきます。
↓↓↓ 前回迄に試したOF水槽の消音対策はこちら
シャワーパイプを自作して取り付け、
定番の紐を使った落水音対策でずいぶん静かになりましたが、
もう一段静かにする為に、各箇所へのこまごまとした対策と調整を行いました。
ろ過層全体の消音対策
機材を設置するろ過層からは、
振動音や稼働音がどうしても発生してしまうので、
音を抑えるためにこんな物を用意しました。
耐候性の滑り止め用5mm厚スポンジマットです。
ろ過層の全ての床を覆うように滑りどめマットを敷きました。
これで多少は、機材が出す振動を吸収してくれるのではないかと。
揚水ポンプの振動音対策
前回はメインポンプの下に人工芝を敷いて対策していましたが、
今回は防振マットを使ってみました。
天然ゴム製の防振パットです。
人工芝と比較してみるとこちらの方が静かでした。
しかし防振パットに乗せるだけだと、
揚水ポンプが振動で少しずつ動いてしまうので、
ゴムで防振パットに固定してみました。
かなり静かになりましたが、防振パットが大きすぎたので不安定です。
そこでポンプサイズに合った小さめの防振パットを購入。
小さめの防振パットにポンプを固定した状態で、
大きめの防振パットの上に乗せてみました。
これが一番静かで安定性も良かったので、本採用する事に^^
ポンプ付属のキスゴムで底面に固定するのも悪くは無いんだけど、
水槽から離れた場所でウーンっていう低音が響くんですよねー。
防振パットの上に揚水ポンプを乗せておくと
水槽から離れた場所でも静かになります。
ただ、ホースやポンプがどこかに干渉しているとビビり音がするので注意。
2つの防振パットで揚水ポンプをサンドイッチするのも良いかもしれません。
ポンプの固定方法が劣化しそうなゴムというのが改善ポイントかな?
そのうち別の固定方法を考えようと思います。
ウールボックス回りの落水音対策
シャワーパイプを自作したことで水槽からの落水音は小さくなりましたが、
今度はウールボックスからろ過層への落水音が気になるようになりました。
そこでウールボックスのバルブソケットに、
塩ビパイプを延長して取り付ける事に。
T-25のユニオン継手用の塩ビ管を買ってきて、
パイプカッターで適当な長さに切り、
ウールボックスのバルブソケットに差し込みました。
ろ過層の水位より下まで塩ビ管を延長することで、
ウールボックスからの落水音(バシャバシャ音)は随分軽減されました^^
・・・しかし、空気を巻き込んで落ちる事には変わりないわけで。
今度は水と一緒に落ちた空気が水面に上がってきた時に発生する、
ぼこぼこ音が気になるようになってしまいました(汗
ん~、どうしたものか?と悩みましたが、
ふとその時、近所の熱帯魚屋さんが行っていた、
エアストーンの塩ダレ、水はね対策を思い出したんですよね。
それがこのエーハイム外部フィルターの粗目パット。
近所の熱帯魚屋さんは、
粗目パットの真ん中にエアチューブを通してエアストーンを設置して、
水面に浮かべていたんです。
こうすると粗目パットが空気の粒を吸収して、
塩ダレや水ハネを軽減出来るみたいなんですけど、
その水槽は音も静かだったんですよね~。
なのでこの方法を丸パクリして、
延長した塩ビパイプに粗目パットを装着してみました。
これが中々いい感じに^^
こんな感じで、
ウールボックスから落ちてきた水に含まれる空気を、
エーハイムの粗目パットが受け止めてくれるんですね。
ぼこぼこ音も軽減されますし、
ウールボックス裏の塩ダレ対策の役目も果たしてくれます。
という訳でコレも本採用です^^
・・・え? 硝酸塩工場になりますよって?
ウールボックスとろ材を使ってる時点で気にしませんw
ウールボックスの蓋をプラダンで作成
ウールボックスから発生する音を閉じ込める為に、
プラダンで蓋を作成しました。
本当はアクリルで作る予定なのですけど、
塩ビパイプ回りの加工が面倒臭くて中々腰が上がりません。
そこで暫定的にプラダンで蓋を作る事に。
プラダンはカッターで簡単に加工できるので、
塩ビパイプの大きさに穴をあけました。
シャワーパイプの上に置くウールマットも加工してサクッと完成。
簡易的な蓋ですけど、音は軽減されました。
やっぱり音は閉じ込めるに限りますね♪
プラダンは丈夫で加工もしやすい素材ですが、
唯一の弱点はメリットでもある軽さですかねー。
素材が軽すぎるので重しをしないと浮いてきちゃいます。
しっかりした蓋で密閉すれば塩ダレ、蒸発対策にもなりますから、
その内、プラダンで塩ビ管回りの内蓋を作って
アクリルでしっかりとした蓋を作ろうかな?と考えています。
消音対策で静かになったOF水槽の音を動画に撮ってみた
様々な消音対策と調整を重ねた結果、
30㎝キューブハイオーバーフロー水槽は非常に静かになりました。
↓↓↓ 動画に撮ってみたのでご覧ください。
・・・ほぼ無音、と言ってよいかと思います^^
水槽台の扉を開ければ音がしますけど、扉を閉じれば殆ど音がしません。
消音対策前は隣の部屋にいても音が聞こえてきたのが嘘みたい。
水槽から1mも離れれば、
ほぼ無音のオーバーフロー水槽にする事が出来ました♪
今稼働している機材の中では、
バブルストッパーのエアレ音が一番大きいですねw
配管をジャバラホースに変えたらもっと静かになりそう。
オーバーフロー水槽も工夫次第で音を小さく出来るんだなーと。
音の発生源を特定して一つ一つ対策すれば何とかなる。
色々試してみる物ですね^^
ただ、あまりに無音にし過ぎてしまうと、
機材が止まっている事に気づかないリスクも学んだので、
後は水槽の蓋とウールボックスの蓋をアクリルで作って、
オーバーフロー水槽の消音対策を完了にしようと考えています。
・・・以上、
オーバーフロー水槽の消音、落水音、騒音対策まとめでした。
次回は立ち上げ時の様子を記事にします。
おはようございます!
いろいろやられましたね〜
どれも消音に一役かってだんだん完成系になりましたね(^^
でも、エーハイムのポンプの地下強さはたくましく思いますが、音と振動がね・・・・
防振材のゴムは私も使いました〜
しばらく使っていると、なぜが溶ける感じで触れると手が真っ黒になるなんで今は取っぱらいました(^^;;
DCと言えど多少振動はあるのでら滑り止めのスポンジを座布団にして使ってます(^^;;
プラダン加工しやすいですよね〜
確かに軽いので、浮きやすいですから重しが必要になりますけど、加工の手間考えたら止められまん w
ムコタマさん、こんばんわ^^
音の発生源を一つ一つ潰していったら静かになりました。
防振ゴム、劣化するとそんな感じになるんですね。
まぁゴムですもんねw
有る程度経ったら交換しようかな。
プラダン、加工しやすくて良いですよね~。
配管回りとか隙間なしで作れますし。
内蓋とか型紙作りにも良さそうだなーと思います^^
まきさん、こんにちは!
消音化いいですねー。
ていうか対策法っていろいろありますねぇ~
スポンジを使った液ダレ防止、これ自分のサイドフロー排水に応用できないかなぁ、、、とパクろうとしていたり(笑)
あ、ポンプをゴムで止めるやつですけど、
ゴム水中でだんだん劣化してきてばらばらの粉々になっちゃうので、
もし、切れそうだったら早めに交換した方がいいと思います!
経験談←
そーすけさん、こんばんわ^^
皆さん色々な対策を考えられてますよね。
水面にスポンジは結構良いと思いますよ~。
エアーがはじける前に受け止めるので塩ダレ防止にもなりますし。
あ、やっぱりそうなんですね^^
いずれゴムを辞めて結束バンドにしようと思ってるんですけど、
ポンプのメンテがだるくなりそうで。
脱着自在の別の固定法が見つかったらそれにしようかと思ってます。
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