30cmOF水槽にバックスクリーンを貼り付けました

立ち上げ準備中の30cmキューブOF水槽に、
バックスクリーンを貼り付けました。

30㎝キューブハイ オーバーフロー

 

メインの30㎝キューブ水槽には、
塩ビ板製スカイブルーのバックスクリーンを設置していますが、
今回は貼り付けるタイプのバックスクリーンにしてみました。

 

直接貼り付けるタイプのバックスクリーンは、
立ち上げの時ぐらいしかやれませんしね^^

 

・・・で、購入したのがこちらです。

 

 

3重管が黒なのでジェットブラックを選択してみました。

 

ブルーにしようか迷いましたが、
黒の方が水槽の中でOF管が目立たないかな~?と。

 

バックスクリーンを貼りつける為の道具がセットになった
スターターキット付きの物もあったんですけど、
家にある物で代用できそうだったので単品購入しました。

 

ARTI(アルティ)30ジェットブラックの取扱説明書はこんな感じ。

 

バックスクリーン ARTI(アルティ)30ジェットブラック 取扱説明書

 

バックスクリーンの貼り方の手順から、
作業に必要な物まで、かなり丁寧に書かれていましたよ。

 

取説を見ながらバックスクリーンを貼りつける為に必要な物を揃えました。

 

水槽のバックスクリーン貼り付けに必要な物一覧

 

・バックスクリーン本体
・スプレーボトル
・中性洗剤 (1%程度に水で薄めたもの)
・ゴムヘラ (無印のシリコンヘラ)
・カッター (新品の刃推奨)
・タオル  (大きめのバスタオルと小さめのタオル)

 

基本的には家庭にある物で揃うと思いますが、
必要な物が全然揃っていないという方は、
スターターキット付きのこちらを購入しても良いかもしれません。

 

 

スターターキットに入っている物は100均などで揃う物ばかりですけど、
わざわざ出向く手間暇を考えると金額的には大差ない気がします。

 

バックスクリーンの貼り方と作業手順

 

準備が整ったのでバックスクリーンを貼りつけていきます。

大きめのバスタオルを床に敷いて、
バックスクリーンを貼る面を上にして水槽を置きます。

 

30㎝キューブハイ オーバーフロー

 

バックスクリーンを貼る前に水槽のガラス面を綺麗にしておきます。

 

バックスクリーンの貼り方1 ガラス面を洗浄

 

ガラス面を水洗いした後に水気を拭き取り、
カッターの刃だけを使い、
刃を斜めに当ててガラス面の上を滑らせながら、
表面に付いているシリコンやゴミ等を取り除きます。

 

バックスクリーンの貼り方2 カッターの刃で表面の汚れと凸凹を除去

 

こうすることでガラス面の凸凹が無くなり、
バックスクリーンを綺麗に貼る事が出来るそうです。

写真では錆びた刃を使ってますが新品の刃を推奨します。

 

次に中性洗剤を水で1%に薄めた溶液をスプレーボトルに入れ、
ガラス面にたっぷり噴きかけた後に、
ゴムベラを使って完全に綺麗にします。

 

バックスクリーンの貼り方3 中性洗剤とゴムベラで汚れを除去

 

ゴムベラで流れた洗剤液は水槽の下に敷いたバスタオルや、
小型のタオル等を使って受け止めます。

 

これで準備完了です^^

 

バックスクリーンを貼る直前に、
中性洗剤溶液をスプレーで、
ガラス面にたっぷりと噴きかけておきます。

 

バックスクリーンの貼り方4 中性洗剤をスプレーで噴射

 

この上にバックスクリーンを広げて、
四辺に余裕があるのを確認したら、
裏紙をゆっくり剥がしながらガラス面に貼っていきます。

 

バックスクリーンの貼り方5 裏紙を剥がして水槽に貼る

 

貼りつけ直後の状態です。
この時点ではまだ気泡がたっぷり入っていますね。

 

バックスクリーンの貼り方6 貼りつけ直後の状態

 

貼りつけたバックスクリーンの上に、
スプレーで中性洗剤溶液をたっぷり噴きかけて滑りをよくし、
ゴムベラを使って気泡を抜いていきます。

 

バックスクリーンの貼り方7 中性洗剤をスプレーで噴射

 

バックスクリーンの貼り方8 ゴムベラで気泡を抜く

 

気泡を綺麗に抜くコツは、
水槽中央から外側に向かってゴムベラを滑らせることでしょうか。

 

気泡がたっぷり入った状態で力を入れると、
バックスクリーンが伸びたり、しわが出来たりしてしまうので、
最初はゴムベラに力を入れない方が良いです。

 

1度で完全に仕上げようとは思わずに、
全ての気泡が抜けるまでは何度もスプレーで霧吹きをして、
バックスクリーンの上にゴムベラを走らせると良いかと。

 

気泡が完全に抜けたら、
カッターを使ってはみ出た部分をざっくりとカットします。

 

はみ出た部分をカットした後には、
もう一度ゴムベラを使って端の部分が剥がれない様に
しっかり押さえておくと良いと思います。

 

この状態で暫く放置して完全にくっついたら、
カッターの刃だけを使って、
端の部分の面取り仕上げをしていきます。

 

バックスクリーンの貼り方 9

 

最初はコツが分からず少し失敗してしまいましたが、
ガラス水槽は破損を防ぐ為に面取りしてあるので、
面取り角度に合わせてカッターの刃を滑らせていけば綺麗に仕上がりますよ。

 

バックスクリーンの貼り方10

 

バックスクリーンの貼りつけ完了です!
初めてやった割には思っていたより全然綺麗に仕上がりました^^

 

コツがいるのは最後の面取り仕上げだけですね。
後は特に難しい作業は有りません。

底面 → 側面 → 上面

の順番で面取り仕上げをしていけば失敗しても目立ちませんし、
やっていくうちにコツがつかめると思います。

 

上面は目立つので深く面取りし過ぎない様に注意。
取り過ぎると後ろが見えてしまいバックスクリーンを貼った意味が無くなりますw

 

バックスクリーンを貼りつけ終えた30㎝OF水槽はこんな感じ。

 

黒いバックスクリーンを貼りつけた30㎝キューブOF水槽

 

・・・うん。 今回は黒にして正解でした♪
3重管がバックスクリーンと一体化して目立たないですね^^

 

ブルーのバックスクリーンは、
水槽内が明るく見えて奥行き感が出る印象でしたけど、
ブラックのバックスクリーンは水槽全体が引き締まる印象です。

 

敢えて難点を上げるなら、・・・ん~そうですねぇ。

 

アクリルタンクの時にも感じましたが、
黒のバックスクリーンは何も入っていない状態だと、
背景の写り込みが激しい事でしょうか。

 

水槽の前が散らかっていると写真に全部写り込みますw

 

ライブロックや生体が入ると、
写り込みも減って気にならなくなるんですけどね^^

 

まぁ、水槽回りは片付けておきましょうって事でしょう。
後は好みの問題だと思います。

 

水槽に貼りつけるタイプのバックスクリーンは初めてでしたが、
やってみると意外に簡単でした。

 

手軽さや交換の容易さでは塩ビ板バックスクリーンに軍配が上がりますが、
貼りつけタイプはコスパも良いですし仕上がりも綺麗ですね♪

 

一度貼りつけてしまえばそうそう剥がれそうもありませんし、
水槽とバックスクリーンの間に海水が入り込んで、
塩ダレが起きないのは嬉しいです。

 

生体を入れた後にやるのは大変ですけど
水槽立ち上げ時に貼りつける分には思っていたより簡単ですし、
綺麗に仕上がるので中々お勧めです。

 

 

 

 

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4件のコメント

  • こんばんは~!

    ついにバックスクリーンですね!
    しかし、正規品のバックスクリーンってこういう風に貼るんですねえ。
    不器用な私には絶対無理そうです…w

    確かに黒のバックスクリーンは写り込み凄いですが、
    落ち着いていい感じですよねー♪
    青とはまた違った良さがありますね(´ω`)

    • まき

      めておさん、こんばんわ^^

      やってみると意外に簡単でしたよ。
      仕上げの面取りが上手くいくと気持ちよくて快感です。
      失敗すると、のおぉぉ~!ってなりますけど^^

      不器用さでは私も負けてませんよ~w
      青も好きでしたが黒は黒でいい感じですね♪

  • おはようございます!

    おお!
    黒いバックスリーンですか〜
    水槽を眺める分には締まって見えるので良いですが、写真撮影時は気をつけないと背景まで写ります w

    これで、なんちゃってREEFER NANOですね〜 w

    着々と準備が整ってきましたね(^^

    30センチ水槽使っていて思いましたが、水流ポンプはTunzeの6040がコンパクトで良いかもです。

    出力もボリュームスイッチで微調整可能ですしオススメです(^^

    濾過システムは何を選択されるんだろ〜
    気になる w

    • まき

      ムコタマさん、こんばんわ^^

      何も入っていない状態だと、
      写真撮影が難しくなりますよねw
      ライブロック入れれば気にならなくなるんですが。

      tunzeの6040良いですよね♪
      候補に入ってるんですけど音が気になってまして(汗
      機能は申し分なさそうですけど低音が響きそうな。。

      ろ過はスキマー次第なんですが、
      これっていうのがないんですよねぇ。
      個人輸入しないと在庫がないとかw

      まぁ、色々悩んでみようかと^^

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