30cmキューブハイ海水魚水槽立ち上げから8日目。
タンパク質の投下とエアレーションを追加した効果はどうだったのか?
テトラ試験薬で水質調査をしてみた結果をご紹介します。
タンパク質とエアレーションを追加した経緯については、
前回記事を読んでみてください。
水槽立ち上げから7日目の水質調査では、
PH 7.8
KH 15
ca 500
NO2 0
NO3 0
という結果が出ていました。
ココにタンパク質であるクマノミの餌と、
エアストーンによるエアレーションを追加。
この状態で丸1日放置すると水質にはどんな変化が起こるのか?
を探ってみるのが今回の目的です。
・・・・気になる結果ですが、
8日目の水質調査ではこんな結果が出ました。
PH 8.2
KH 15
ca 500
NO2 1.5
NO3 15
7日目に若干落ちていたPHの数値が戻ってます。
底床のサンゴ砂が溶けてカルシウム濃度が上がった事で、
PHが安定したのでしょうか?
亜硝酸(NO2)は、0から1.5まで増加。
硝酸塩(NO3)は、0から15まで跳ね上がっています。
亜硝酸と硝酸塩の数値が上がっている事で、
好気性バクテリアによる生物ろ過が立ち上がっていることは
分かりました^^
・・・しかし生体なしの状態で、
たんぱく質となる餌を投下しただけなのに、
たった1日でこんなにも水質が悪化するんですね~(汗
テトラの試験紙の基準によると、
亜硝酸、硝酸塩、共に換水ギリギリの数値でした。
水槽を立ち上げたばかりで、
一気に生体を入れるとあっという間に水槽が崩壊する可能性がある。
その理由がわかった気がします。
エアレーション追加に意味は有るのか?
タンパク質の投下は、
好気性バクテリアの生物ろ過サイクルが立ち上がっているか?
水槽内の状態をチェックする為に行ったんですが、
エアレーションは水槽内が低酸素状態に陥る事で、
好気性バクテリアの活動が落ちる事を恐れての追加でした。
エアレーションを追加したことに果たして意味は有るのか?
現時点では良く分かりません。。
もしかするとエーハイムの外部フィルターだけでも、
海水内の酸素濃度は保てているのかもしれません。
でも、そうだとすると、硝酸塩が減る理由がわからないなぁ。
・・・ただ、餌を入れた翌日にこんなに水質が悪化するって事は、
好気性バクテリアによる生物ろ過がまだまだ安定してない証拠かな?
という気がします。
毎日コロコロ水質が変わっていたら、
生体にとってはかなりのストレスでしょうね~。
海水に含まれる酸素が欠乏すると、
せっかく増えたバクテリアも死滅してしまうらしいので、
ひとまずこのまま、エアレーションを継続してみる事にしました。
・・・しかしこの状態でエアレーションを続けるとなると、
塩ダレや蒸発がひどい事になりそうです(汗
たった一晩エアレーションをしただけなのに、
水槽の蓋にはこんなに沢山の水滴がついてました(汗
ガラス蓋の隙間にはコットンを置いてみたんですが、
一晩だけでも割としっとり濡れてる状態。
塩ダレや蒸発も気になるんですが、
エーハイムの外部フィルターがほぼ無音なだけに、
エアストーンから発生するぶくぶく音もかなり気になります ><
動力に使っている水心のポンプはかなり静かなんですけど、
30cmキューブハイタイプ水槽は割と水深があるので。
水底から水面にあぶくがでる際に、どうしても音が出ちゃうようですね。
1年中エアレーションを続けるのはちょっと嫌だなぁ。
このままの状態だと、寝室やリビングに置くのは流石に無理かも。
プロテインスキマ―を入れれば解決するのかもしれませんが、
もっとバクテリアを増やしたいので、そちらはもう少し後にしたい所です。
こちらもなんらかの対策考えないといけないか。
ひとまず現状維持で明日も水質検査をしてみる予定です。