カーリーをアイプタシアXで駆除してみました。

我が家の海水魚水槽にも出現してしまったカーリー。

最初は半田こてで焼き殺す予定でした。

→　カーリー(セイタカイソギンチャク)出現！駆除方法まとめ

・・・が！

半田こてを買いに行けずに放置していたところ、
土台のライブロックにも小さなカーリーが複数発生してしまい、
半田こてで焼き殺す方法が困難になってしまいました(汗

最初に発見したカーリーもこんなに大きくなってます。

・・・でかい(汗
触手を広げると1.5cm以上に成長していました。

おそらくこのカーリーが幼生を飛ばしたんでしょう。
カーリーが水槽内のペストと呼ばれる理由がわかった気がしました。

発見したら早めに駆除しないと駄目ですね(>_<)

そこで薬剤による駆除に切り替えることにして、
購入利用者さんの評判が良かった、
レッドシーのアイプタシアXという駆除剤を試してみる事に。

カーリーの駆除に！アイプタシアX　60mL　カーリー駆除剤

カーリーに直接注射する事で中から溶かして駆除が可能なんだとか。
なんだかナノ兵器みたいですね＾＾

しかもこの駆除剤は天然由来成分で出来ているらしく、
カーリー以外の魚や無脊椎生物には無害なんだそうです。

サンゴに悪影響を与えないので、
水槽内でのカーリー駆除も可能なんだとか。
レッドシーさんすごいなー。

ちなみにアイプタシアっていうのはセイタカイソギンチャクの学名ですね。

というわけで、アイプタシアXを早速開封してみました。

取扱説明書、薬剤のボトル、注射器が入っていました。

アイプタシアXには
ストレートタイプと曲がったタイプの
2種類の注射針が入っています。

曲がったタイプの針を使えば
ライブロックの横面についたカーリーにも
ピンポイントで注射出来そうですね。

注射器を組み立てれば準備完了です！

アイプタシアXの使い方はとっても簡単。

１、水流を発生させるポンプやエアレーションを止めます
２、ボトルに入った薬剤の入ったボトルをよく振ります
３、薬剤を注射器に吸い上げます
４、カーリーに薬剤を直接かけます
５、15分ぐらい放置した後にポンプを稼働させます

こんなんで本当に駆除できるの？と感じるぐらい。

水槽内で駆除しても問題ないそうですが、
カーリーは危険を察知すると幼生を飛ばす事があるそうなので、
大きいカーリーがついたライブロックは水槽の外に出して駆除する事にしました。

初めてですし、注射をミスって幼生飛ばされたらたまらないので念の為＾＾

アイプタシアXの薬剤を注射器に注入して、、

カーリーの付いた面を上にして触手が開くのを待ち、

触手の中を狙って注射器で薬剤をどばっとかけます。

より確実に駆除する為には、
カーリーが全部おおわれるぐらいに、
たっぷりと薬剤をかけるのがいいみたいです。

ついでに水槽内の小さなカーリーにも薬剤を振りかけておきました。

・・・この状態で15分以上放置。

特大カーリーが付いていたライブロックを海水で注いで水槽に戻してみると、、、

こりゃスゴイ！
カーリーが跡形もなく消滅しています。

さっきまでこんな特大カーリーが付いていたのが嘘みたい(汗

まるで最初からいなかったように消えて無くなりました。
もちろん水槽内にいた小さなカーリーも跡形もありませんでした。

ちなみにこの後、
ポンプを再稼働して暫く様子を見てみましたが、
ソフトコーラルには全く影響なさそうです。

カクレクマノミが、
水中を漂う薬剤の塊をパクっと食べてしまいましたが、
そちらも全く問題無しでした。

この分なら水槽内で駆除しても良かったかな＾＾

大きなカーリーは1回だと駆除しきれない事もあるようですが、
復活したカーリーにもう一度薬剤を振りかければ殆どの場合駆除できるそうです。

タンクメイトへの副作用もないですし、
アイプタシアXの効果は抜群ですね＾＾

カーリーにお悩みの方はお試しあれ。
めちゃくちゃ簡単に駆除できますよー。

カーリーの駆除に！アイプタシアX　60mL　カーリー駆除剤