ヨコエビ+付着性プランクトンMIXを購入してみた感想

SHRIMP (シュリンプ)さんで販売している
ヨコエビ+付着性プランクトンMIXを購入してみました。

SHRIMP (シュリンプ) ヨコエビ+付着性プランクトンMIX 感想レビュー

 

1年以上前から気になっていたんですよ、この商品^^
今日は開封レビューと感想のまとめです。

 

水槽内の生物層を増やしたいというのが第一の購入理由でしたが、
ペア化を目指しているスポッテッドマンダリンのオスの餌食いが良くない、
というのもありまして。

 

メスと混泳させてから先住のオス、チビ太の餌食いがよろしくないのです。
食べるには食べるんだけど、ちょっと食べてもういいや、って感じなんですよね(汗

 

どうもメスを意識しすぎている気がする。
餌に集中できていない感じ。

 

チビ太は家に来てから半年以上経過していますし、
その間、イトメと人口餌をメインに与えていましたから、
ここらで純海産の餌を食べさせて栄養を補充させてあげようかな?と。

 

それともう一つ。

 

つい先日、濾過槽のろ材をいじってスポンジマットを追加したので、
ヨコエビ入れるなら今でしょ!と思って購入してみました。

 

シュリンプさんのヨコエビは人気が高くて、
入荷するたびに直ぐ売り切れちゃうんですよね~。

今回はたまたまタイミングが合ったので即決しました♪

 

→ ヨコエビ+付着性プランクトンMIX

 

届いたので早速開封してみたんですが、
パッキング袋を見た瞬間に驚きました。

 

遠目からの目視で確認できるほどに、
ヨコエビらしきものがうようよしていたからです。

 

↓↓↓ 到着時の袋越しに動画に撮ってみました

 

 

スゲー! なんだこれ?
めちゃくちゃわらわらしてるじゃん(汗

 

赤っぽい海藻と一緒にパッキングされてくるんですね。
・・・何が入ってるんだろう? 期待が高まります(#^^#)

 

到着日は冷え込んでいたので、慎重に温度合わせを行いました。

 

 

新海水6Lを26℃に調整したクーラーボックスに入れて水温を測ってみると、
あっという間に19℃まで下がりました。

 

水合わせ中に下がった水温

 

保温剤は入っていましたが輸送水が冷えてますね。
ストック水槽の水温自体が低いのかな?

 

温度合わせは30分に1度ぐらいの割合で慎重に行ってください、
と記載されていたので、ヒーターを入れたり切ったりしながら、
3時間ぐらいかけて26℃前後まで持っていきました。

袋の中の酸欠が心配でしたが、問題なかったようです。

 

そして次に温度合わせ。

 

ヒーターとエアレーションを設置したプラケースに、
袋の海水ごと移動したのですけど、
想像していたより沢山のプランクトンが入っていることに再度びっくり。

 

↓↓↓ 水合わせ中の動画です

 

 

うひー、すげぇえぇー。
・・・どえらい数が入っているんですけど(汗

 

輸送水は4L強程度でしたがヨコエビの密度がすごい。
パッと見ただけでも数百匹? いや、4桁いってるんじゃないかな?

 

動画は泳いでいるプランクトンを中心に撮影していますが、
一緒にパッキングされてきた海藻にもヨコエビがびっしりと付着していました。

 

海藻に付着しているヨコエビ達

 

海藻が「ヨコエビのなる木」状態。
至る所にヨコエビが張り付いてトサカのポリプみたいにわさわさしてます。

 

比重を測ってみると1.026前後でした。

飼育水と0.002前後の差異だったので水合わせに苦労することはなさそうでしたが、
どうせだからと、のんびり時間をかけて水合わせすることに。

 

水合わせの間、手が空いていたので、
ヨコエビの拡大ズーム動画を撮ってみましたよ。

 

↓↓↓ 

 

 

拡大してみるとヨコエビにも個体差がありますね。

体色も緑色、茶色、透明、黒っぽいのとバラバラですし、
今回は1㎜~6mmぐらいのサイズのヨコエビがメインでした。

 

体色は生息域によっても異なるのかもしれませんが、
家のメイン水槽に繁殖しているタイプとはちょっと異なる印象を受けました。

 

ライブロックなどに定着して生活をする付着型と、
泳ぐタイプのヨコエビのMIXって感じしょうか。

 

シュリンプさんのおっしゃる通り、
マンダリンをはじめとしたテグリの仲間にはもってこいのサイズでしょうね。
あまり大きすぎると食べれないし。

 

拡大写真です。

 

ヨコエビの拡大写真

 

ヨコエビ以外にも変な奴が混じってました。

 

ヨコエビ+付着性プランクトンMIXに入っていたプランクトン

 

フワフワと泳ぐプランクトンの一種。
泳ぎ方は違いますが先日捕獲したスナホリムシに似ているような?

 

ほかにも極小のイサザアミの幼生みたいなやつが入っていましたが、
今回のパックからワレカラは発見できませんでした。

 

ん~、ワレカラ好きの私としては残念!
ヨコエビ以外のプランクトンは時期や採取日によって変わるんでしょうね。
海は同じ場所でも1日ずれるだけで全く別の環境になりますから。

 

生物層を厚くする為の投入として考えると、
ヨコエビ以外のプランクトンが豊富かどうかは運しだいかな?

どちらかといえば浮遊性プランクトンパックの方が面白いかもしれません。
小型甲殻類以外の幼体も色々入ってそうですし。

 

あ、そうそう。
水合わせ中に水槽にも手を加えておきました。

 

プランクトンパック投入前に準備したこと

 

濾過槽のウールマットを撤去しました。

プランクトンパックを入れるなら外しておかないと、
全部ウールマットに濾し取られてしまいますからね。

ろ過層にもヨコエビ達が定着してほしいですし。

 

スキマーも一時的に撤去して、
代替エアレーション用にバブルストッパーを設置しておきました。

 

水槽側の準備も終わったところで、
水合わせを終えたヨコエビ達をネットで掬って水槽に投入しました。

 

途端にざわつくスポッテッドマンダリンのペアw
目の前に落ちてきたヨコエビを早速ぱくついてました。

 

ヨコエビを食べるスポッテッドマンダリン

 

食が細かったオスのチビ太もヨコエビに夢中。
目の前のヨコエビをじーっと見つめてはぱくっと行ってました(#^^#)

 

新入りのメスは水槽の奥側で狂ったようにヨコエビを食べてます。

 

ハタタテハゼ

 

ハタタテハゼのハタ坊も中層を泳いでるヨコエビを食べてました。
よしよし、みんなたっぷり食べて精をつけてね~。

 

この様子を見てさらにヨコエビを追加していったんですけど、
突然魚たちが痒そうに暴れだしました。

 

なんで?って思ったんですけど、
ヨコエビ達に体に張り付かれて嫌がっていたみたい。

水槽内を見渡してみると至る所でヨコエビが渋滞を起こしてました。

 

水槽内にへばりつくヨコエビ達

 

底砂、ライブロックの上以外にもガラス面や4隅のシリコン周りにもびっしり。
捕まる所がなくなったヨコエビが魚たちにしがみ付いたんですね。

 

一度に大量に入れすぎたみたいです(汗
この様子を見て、濾過槽にヨコエビを投入しました。

 

濾過槽に投入したヨコエビ

 

濾過槽にも定着して勝手に繁殖してくれることを祈りたいなぁ。

 

半分ほどのヨコエビを投入した段階で、
これ以上入れてもロスが大きそうだな、と感じたので、
残りの分はプラケースでストックすることにしました。

 

プラケースでストックしているヨコエビ

 

ヨコエビ投入初日は他の餌を全く与えなかったのですが、
夜にはマンダリンたちのお腹がパンパンになっていました。

 

ヨコエビでお腹がパンパンのマンダリン

 

メスのお腹が大変なことになってます。
食べ過ぎで形が変わっちゃってるじゃないか(汗
よく食べてくれるのはうれしいけど、お腹は壊さないでくれよ・・・。

 

翌朝、遮光カバーを外してみると、
光に驚いて泳ぎまくるヨコエビなどの姿を見ることができました。
温度合わせと水合わせをして投入すれば生きているんですね♪

 

・・・しかしプラケースでストックしておいた残りのヨコエビは、

 

ヨコエビストック水槽が白濁 全滅

 

ふぁっΣ( ̄ロ ̄lll)! 白濁してる!

 

・・・一晩でほぼ全滅していました il||li_| ̄|○il||li

 

死んだヨコエビをスポイトで掬ってみたらこんなに・・・。

 

 

これだけあればマンダリンが数週間は生きられたかも?

 

水槽に入れたヨコエビ達はほとんど生きていたので、
全滅の原因は完全に友引ですね~。

 

総水量に対してストックヨコエビの数が過密過ぎたので、
環境変化に適応できずに死んだヨコエビで悪化した水質に
残りのヨコエビも連れていかれたのでしょう。

むしろヒーターつけない方が良かったのかな?
溶解酸素量が少なかったのかも。

 

こんなことなら濾過槽に、
細かい目のネットを設置して放り込んでおけばよかったですね。
例えばこういうのとか。

 

 

 

常に水が循環している状態を作って、
海藻ごと放り込んでおけば、全然生きていたと思います。

 

毎日餌の分だけストックスペースから確保して、
水槽に入れていけば、かなりの期間持ったかもしれません。

 

あるいは生きたまま冷凍して、
冷凍ヨコエビでも作ってみたらよかったかもしれないですねー。

冷凍ヨコエビを食べてくれるようなら、
今後の餌の展開も変わってきたかもしれないのに。

 

・・・まさか一晩でほぼ全滅してしまうとは。
もったいないことをしてしまいました(_ _|||)

 

ちなみに水槽に入れたヨコエビ達は、
日に日にマンダリンペアに捕食されて、
目に見える数こそ減っているものの元気です。

 

最後に、
ヨコエビを捕食するスポッテッドマンダリンの様子を動画でどうぞ。

 

↓↓↓

 

 

生餌に興奮しているので全身のヒレがビンビンです♪

ヨコエビをたらふく食べた後に撮ったので、
いつも以上にスローな捕食風景ですが、
50秒前後あたりできれいに捕食している様子がご覧いただけるかと^^

 

シュリンプさんのヨコエビ+付着性プランクトンMIXは、
サイズ感といい、お値段に対するプランクトンの数といい、
テグリの仲間の活き餌にはもってこいですね♪

 

入荷量は少ないですし、
夏場はほとんど取れないようですが、
今後もたまに購入してあげようかと思いました。

お値段以上です、シュリンプさん!

 

 

・・・以上、

シュリンプさんのヨコエビ+付着性プランクトンMIXの
開封レビューと感想のまとめでした。

 

 

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4件のコメント

  • おはようございます!

    もろ被りました 汗
    私も同じところで買いましたよ〜
    ウチはリフジウムを機にそこへ放つ感じでしたが。

    水槽に1/4程度で残りはリフへツッコミました〜

    • まき

      ムコタマさん、こんばんわ^^
      ムコタマさんも購入されてましたか~!

      そういえば先日ライブロック入れ替えてましたものね。
      リフジウムも復活されたんですね?

      30キューブハイだと1度に入れるには多すぎました(笑)
      ストックスペース用意しておけば良かったですよ~。
      60ワイドクラスなら全部入れても大丈夫そうですね^^

  • こんばんはですー!

    うわーー!すごいヨコエビの量!w
    ここまで多いとゾワッとしちゃいますね…w
    でもこれだけいたら確かにすごいことになりそう…。
    90㎝水槽くらいならちょうどいい量なんですかね?

    しかし一晩で全滅ってすっごいですね…。
    沢山いたせいで酸素が足りなくなっちゃったんですかねー;

    気になるヨコエビパック…。
    いつか我が家のヨコエビたちがいなくなり始めたら買ってみたいなあと思いました(*´ω`)←ヨコエビ食べるお魚が少ない

    • まき

      めておさん、こんにちわ^^

      購入したのは1パックでしたが
      想像を超える量が入ってましたw

      ですねー、おそらく溶解酸素不足と水の汚れが原因だと思います。
      全滅まであっという間でしたねぇ。

      ヨコエビ、自然繁殖してるならそれが一番ですよ^^
      隠れ家や海藻が十分にあれば勝手に増えますよね。

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