カクレクマノミが届きました

まきです。
チャームさんからカクレクマノミが届きました。

charm楽天市場店から届いたカクレクマノミ

我が家の30cmキューブハイ水槽に1人で暮らしている、
カクレクマノミのトロのお婿さん役として迎え入れました。

 

Charm楽天市場店では、
生体の雌雄やサイズ指定は出来ませんが、

 

・カクレクマノミが1匹いること
・現在の大きさは目視で3.2~3.5cm程度であること
・1匹になってから3週間以上が経過していること

 

などなど我が家の状況を伝えた上で、

「ゆくゆくはペアにしたいので出来れば小さめの子をお願いします。」

と、駄目元でお願いしてみたところ、
快く引き受けてくださいました^^

チャームの担当者様、ありがとうございますm(__)m

 

カクレクマノミは一度メスになってしまうと、
オスに戻る事は出来ないそうで、
メス同士を同じ水槽に入れてもペアにはならないそうです。

それどころか最悪の場合、
ケンカや小競り合いをずーっと続けてしまうんだとか。

サイズ的にはまだメスになっていないとは思うんですが、
3週間以上は1匹で過ごしていますからね。

諸説あるみたいですけど、
先住のトロより大きな子を招き入れてしまうと、
後々色々なリスクがありそうだなぁと。

 

元気な子が届けばいいなー、と思いながら、
カクレクマノミが入ったケースを開封してみたのですが、、
状態を見て絶句してしまいました。。

 

「・・・これは、、・・・ちょっと駄目かもしれない」

 

輸送のストレスなのか、
全身の色がすっかり抜けてしまい、
背骨が透けて見えるほどのスケルトン状態でした(T_T)。

一目見た瞬間、
トリコディナ病で死んでしまったニモの
最後の姿がフラッシュバック。

5月半ばという時期も微妙だったのかもしれません。

今回はカイロは入っておらず、
前日の夜から雨も降っていて気温が低かった。
そのせいで輸送用の海水温も低くなってしまったのかも。

輸送のストレスですっかり体色が抜けてしまったカクレクマノミ

まじかー(>_<)

 

泣きそうになりながらも観察してみると、、
体色はすっかり抜けてしまっていますが、
泳ぎはそれほど鈍く有りませんでした。

 

とにかく生きているんだから、と、
慌てて温度合わせを行うことに。

クーラーボックスで温度合わせ中

我が家の水槽は30cmキューブなので、
水槽に浮かべての温度合わせは出来ません。

クーラーボックスに入れた水をヒーターで暖めておいた中に、
袋ごと投入して温度合わせしました。

30分ほどかけて温度合わせをした後に袋を取り出して観察してみると、、、

温度合わせで少し体色が戻ったカクレクマノミ

少し体色が戻ってきました(〃´o`)=3

 

いまだに顔は真っ白状態ですが、
体の方は全体的にオレンジ色が戻ってきています。

 

・・・これなら何とかなるかも?

 

ここにきてようやく、
新入りのカクレクマノミ君を
観察する余裕が出てきました。

よくよく観察してみるとサイズは先住のトロより一回り小さいぐらい。
3cmに満たないぐらいのジャストな大きさでした。
チャームさんは私のわがままな要望を聞いてくださったようです。

ありがとうございます!

トロに比べると背びれが少し小さいけど、
腹ヒレや尾びれがかなり大きい子でした。
同じカクレクマノミでも随分と個体差がありますねー。

 

いずれにせよ弱っているのは間違いなさそうなので、
早速水合わせを行うことに。

水合わせ中のカクレクマノミ

上から見るとめちゃくちゃちっちゃい(汗。
水合わせをしていると徐々に動きが活発になってきました^^

 

カクレクマノミは輸送のストレスに弱いので、
1週間ぐらいは色々な病気が出る可能性が高いそうです。

前回はトリコディナ病で☆にしてしまったので
その反省を踏まえ、いきなり本水槽に入れるのは辞めました。

アクア・ボックス

アクア・ボックスを使って1週間程様子を見てから本水槽に移す事に。

 

先住のトロは相当おっとりした性格なので、
新人いじめをしたりしないとは思うんですけど、
万が一病気が発生した時に確保するのが大変なので。

30cmの小さな水槽でも、
弱った個体を網で追っかけまわすのは避けたい。
病気の個体にもタンクメイトにも大きなストレスになりそう。

 

あとは餌づけの問題も。

いきなり環境が変わって臆病になっている個体が、
ゆっくり餌を食べれる状態を作ってあげたかった。

 

アクアボックスは、
水槽の内側にひっかけるタイプの隔離ケースなので、
水質は本水槽と変わりません。

スケルトンタイプなので生体の様子を詳しく観察出来ますし、
問題なければそのまま本水槽にリリース出来るのもいいですね。

水合わせを終えて、
アクア・ボックスにカクレクマノミを入れてみると。

 

・・・!!!

 

水槽に入れた瞬間、
先住のトロがさーっとすり寄ってきました。

新人の様子が気になる様で、
アクア・ボックスの回りを行ったり来たり。

新入りのカクレクマノミのそばを殆ど離れようとしません。

新人いじめはいらない心配だったかな?
めちゃくちゃ歓迎ムードです^^

2時間ぐらいたつと、
新入り君の体色もかなりオレンジになってきたので、
サクッと動画を撮ってみました。

・・・うん。

体色もかなり戻ってきたし、
閉じていたヒレも開き始めていい感じです^^

しっかり餌を食べてくれて病気を発症しなければ、
なんとか持ち直してくれるかもしれません。

 

・・・と、ほんの少し安堵したのもつかの間。
アクアボックスの中をものすごいスピードで泳ぎ出しました。

 

隔離ケースの中を、
上へ下へ端から端へとぎゅんぎゅん泳ぎまくって
見ているこっちが疲れるぐらい。

先住のトロがのほほ~んとした泳ぎ方なので、
余計にせわしなく見えます。

 

んー、環境が激変したせいなのか、
極度の興奮状態に陥ってますね(汗

びっくりするぐらいのスピードで泳ぎまくっていたので、
電池が切れたおもちゃみたいに突然動かなくなるんじゃないか?

と心配していましたが、
夜半過ぎになった頃にようやく落ち着いてきました。

 

・・・そういえば前回カクレクマノミを入れた際にも、
入居後の数日間は水槽内の端から端までせわしなく泳いでいたっけ。

 

で、ようやく泳ぎが落ち着いてきた後に、
体調を崩す子が出てきたんだよね。

 
輸送で消耗した体力を回復させる為にも、
初日は早めに消灯しました。

 

まだまだ油断は禁物かぁ。
何とか持ち直して水槽になじんでほしい所です。

 

 

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