アクリルタンクをフルリセットしました

アクリルタンクをフルリセットしました。

アクリルタンク フルリセット

 

御覧の通り緑色の頑固な苔?が
前面にもはびこってしまいひどい有様です。

水換えだけは定期的に行っていたんですけどね~。

 

メラニンスポンジで擦っても中々取れない頑固さで、
強くこすってしまうとアクリルを傷つけてしまうため、
長らく放置していました。

 

実は先日、アリルタンクで2年ほど飼育していた
ホワイトブルーレッグハーミットクラブのレイコップが、
☆になってしまったんです(汗

 

妙に動きが鈍いな?と思ってよく観察してみたら、
6本あるはずの脚が1本も無くなっていたんですよ。

 

2本のハサミはあったのですがどうやら脱皮を失敗したらしく。
足が1本もないために貝殻が大きすぎて身動きが取れなくなってしまったらしい。

 

そこでルチルスハーミットクラブが以前入っていた小さめの貝殻を入れてみた所、
すんなり宿替えしてくれました。

 

宿替えをしたホワイトブルーレッグハーミットクラブ

 

奥に転がっているのが以前入っていた貝殻です。

アップで写真を撮ってみると、

 

脱皮失敗で足を全て失ったホワイトブルーレッグハーミットクラブ

 

・・・やはり足が1本もありません(汗

完全に脱皮を失敗したようです。

 

小さい貝殻に宿替えしたことで多少は動けるようになったようですが、
動きは鈍く、1日の大半を1か所でじっしているような状態でした。

 

スポイトを使って目の前に粒餌を落とすと食べていたので、
次回の脱皮まで持ちこたえる事が出来れば失った足も復活するかもしれないな、
と考えていたんですけど、残念ながら体力が持たなかったようです。

 

貝殻に入ったまま海毛虫に食べられて亡殻になっているのを発見しました。

 

他の掃除部隊に片っ端から襲い掛かる暴君と化してしまったので、
アクリルタンクで飼育していた困ったヤドカリ君でしたが、
長期飼育していた生体が☆になってしまうとやはり寂しいものですね。

 

・・・今までありがとう、レイコップ (>_<)

 

そんな経緯もあり、
今回新たに捕獲したカニを飼育することになったので、
この際リセットしよう、と思い立ちました。

 

クリルも与えていたのでカルシウム不足の線はないような気がするんですが、
酸化物を貯め込みすぎて一時的にPHが下がっていたのかもしれませんし、
相変わらずウミケムシは多数潜んでいます。

 

アクリル面の頑固な苔も除去したかったので、
思い切ってフルリセットしてしまうことにしました。

 

 

改めて見ると本当に苔がひどいですね(汗

 

ガラスなら思い切ってごしごし掃除できるけど、
アクリルはこすりすぎると表面が白濁して鑑賞に影響が出ますよね。

 

今回付着しているのは緑色の石灰藻に近い苔なので、
クエン酸漬けで除去できるんじゃないかとは思うんですが。

 

大きなアクリル水槽を維持されている方は、
普段はどうやって頑固な苔を掃除されているんでしょう?
アクリルを傷つけない、良い掃除方法ってあるのかな~?

 

とりあえずサクサクっとリセット作業に入ります。

 

まずは水を抜いてライブロックを取り出し生体を確保。

 

水槽リセットの為に生体を確保

 

先日捕獲したカニもちゃんと生きていました。
リセットの間はプラケースで過ごしてもらいましょう。

 

あと、体長1㎝にも満たない謎のエビが勝手に住み着いているのを発見。

 

 

イソギンチャクモエビより小さいぐらい。
最初は虫かと思いましたw

近場の海でプランクトン採集してきた際に紛れ込んだんでしょう。

ハサミも小さいからシャコではないみたい。
恐らくこのサイズが成体だと思われますが、なんてエビなんでしょうね?

 

ウミケムシが巣くっているライブロックは、
ベランダで天日干しにしてデスロックにすることにしました。

 

使っていたサンゴ砂も全部破棄しました。
ろ材も一部を残して後は破棄します。

 

全てを取り出し空っぽになった水槽は、
40度ぐらいのお湯を張ってクエン酸を多めに入れて、
ポンプを回しておきました。

 

 

このまま1~2時間放置しておけば、
アクリル面に付いた頑固な苔も簡単に取れるでしょう。

 

その間に他のリセット作業を進めます。

 

使っていたろ材も殆ど破棄したので、
ストックとして購入しておいたアクリルタンクミニ用のろ材に切り替えました。

 

 

 

今確認してみたんですけど、
アクリルタンク専用ろ材セットの在庫が残ってる店舗はほとんどないんですね。
水槽の方が廃盤らしいから仕方がないのかな。

 

パッケージにはアクリルタンクミニ専用とありますが、
このろ材セットはアクリルタンクにも使えます。

 

中身はこんな感じ。

 

アクリルタンクミニ専用ろ材セットの取り扱い説明書

アクリルタンクミニ専用ろ材セットの中身1

アクリルタンクミニ専用ろ材セットの中身2

 

サンドイッチ方式のろ材で、
セラミックろ材と活性炭を大き目のスポンジろ材に挟んで使う形ですね。

 

今まで使っていたアクリルタンク純正ろ材は
大き目のウールマット2枚にセラミックろ材と活性炭でした。
マイナーチェンジされたのかな?

 

全てのろ材を交換してしまうとバクテリアの熟成をゼロからやり直さないといけないので、追加で入れていたエーハイムメックだけは、飼育水で丁寧に洗って再利用することに。

 

アクリルタンクの濾過槽にエーハイムメックを追加

 

交換ろ材セットとウールマットの間にセットしました。

 

このエーハイムメックにはろ過バクテリアが熟成されているので、
他のろ材にもすぐに移ってくれるでしょう。

 

その後は新たに使うサンゴ砂と小さなサンゴ片をバケツで洗っておきました。

 

1時間後にクエン酸漬けにしておいた水槽を見てみると、
頑固な緑苔がかなり剥がれてきていました。

残った苔も指で軽くこするだけでするするっと取れていきます。
クエン酸は偉大ですね^^

 

水槽も綺麗になったので、
洗っておいたサンゴ砂とサンゴ片を水槽に入れた後に、
新しい人工海水を注げば作業終了。

 

アクリルタンク リセット完了

 

新しいサンゴ砂を使ったので若干白濁していましたが、
数日経てば濁りも取れるでしょう。

この状態で半日回してから、生体たちを水槽に戻しました。

 

アクリルタンクのフルリセット完了です^^

 

アクリルタンクのフルリセット完了

 

非常にスッキリしましたね♪

 

今回は底砂も1㎝ほどしか引いていません。
基本的にはライブロックも入れない予定です。

 

イソスジエビや小さなカニは掃除部隊として活躍してもらって、
増えすぎたマメスナのストック水槽にしようかと考えています。

 

でもマメスナを飼育するなら、
アクリルタンクの純正LEDでは厳しいので、
照明は変更しないといけないですね。

 

・・・うーん、何にしよう?
毎度のことですが、照明って本当に悩みますねぇ。

 

 

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4件のコメント

  • こんばんは!

    リセットお疲れさまです♪

    長期間飼育している生体を落とすと辛いですよね・・・・。
    でも、新たな出会いの幕開け?でもあるしプラスに考えた方が良いのかな?汗

    中々フルリセットするのは躊躇するのはわかりますが苔がアレだけ付いたら仕方ないですよねw

    • まき

      ムコタマさん、こんばんわ^^

      少し厄介な子でしたがいなくなると寂しいですねぇ。
      準古参の長生きヤドカリ君だったので><

      そうなんですよ~。 
      アクリル傷つけるのも嫌ですし、頑張って苔を取るよりクエン酸漬けの方が早そうだなと思い切ってやっちゃいました^^

      小さい水槽だったのでフルリセットも楽勝でしたw
      バクテリアだけは持ち込んだので今の所順調のようです。

  • こんにちはです~!

    レイコップちゃんお亡くなりになってしまいましたか;
    愛着が湧いてるととてもつらいですよね;

    フルリセット、いいですねえ(*´ω`)
    我が家の30cmOF水槽も掃除した翌々日にはうっすらコケで覆われるので、リセットしたいところではあります…。
    でも折角サンゴたちがイイ感じなのでなかなか踏み出せずにいます…w

    リセットした水槽でカニちゃんとエビちゃんがすくすく育ってくれますように(*´ω`)人

    • まき

      めておさん、こんばんわ^^
      古参のヤドカリだったので残念です(汗

      脱皮は考えている以上にエネルギー使うんでしょうね。

      小型水槽はフルリセットに手間がかかりませんけど、
      やっぱりリスクはありますね。
      今は茶ゴケがすごいことになってます汗

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