30cmキューブハイOF水槽でペアリングを目指していた
スポッテッドマンダリンのメスを隔離しました。

オスメス混泳開始から1か月を過ぎたころから、
パワーバランスが崩れてきていたのですが、
いよいよ様子見できない状態になってしまいました(汗

■　前回記事　→　スポッテッドマンダリンペアのパワーバランス崩れる

先住のオス、チビ太の餌食いが悪くなり、
消灯後に新入りのメスに突かれているのを確認してからは、
2匹の様子を毎日観察していたのですけど、
オスのチビ太の餌食いは相変わらずよくなりませんでした。

1日に食べる量は、活きイトメを1～2匹食うか食わないか。
活ブラインシュリンプは食べるものの、
今まで食べていた冷凍ブラインシュリンプはスルーするようになりました(汗

オーシャンプライムコペポーダも、
近づいてきてじーっと見つめてはいますが、
なかなか口を使おうとはしません。

日によっては全く食べない日もあったりして、
そんな状態が2週間ほど続いたので、
かなり痩せてきてしまいました。

お腹周りはべっこり凹んでしまっていますし、
顔周りも痩せてしまったのか皮膚がしわしわになってます(汗

今までの貯金で生き永らえていますが、
流石にこれ以上拒食が続くようだとやばそうだな、と
思っていたんですね。

そんなある日の朝、
遮光カバーを外してマンダリンペアの様子を観察していると、
じっとしているオスのチビ太の元に、新入りのメスが近づいてきました。

メスが近づいてきた瞬間、
オスのチビ太がびくっ！と体をこわばらせ、
その場を離れたんですね。

よく観察してみると、
オスのチビ太の背びれや尾びれの先端に、
何かにかじられたような小さな傷が・・・(汗

2匹のパワーバランスが崩れてからは、
消灯後は可能な限り早く、遮光カバーを掛けるようにしていたんですが、
朝見ると昨夜とは別の場所にいるんですよね～。

テグリの仲間は真っ暗になると、
お気に入りの場所や砂に潜って寝る習性があるので、
深刻な喧嘩にならない様にそうしていたんですが。

どうやら夜中の真っ黒な時間帯に、
メスから虐められていたみたいです。

昼間は仲良しで何の問題もないのですが、
毎晩暗闇の中、真綿で首を絞めるように、
じわりじわりと嬲られていたのかもしれません。

・・・可愛い外見とは裏腹に陰湿ないじめですねぇ（汗

オスのチビ太はすっかり心が折れてしまったのか、
メスが近づいてくる度に身を硬直させてその場を離れます。

長期間拒食気味で体力も落ちているだろうし、
このまま放置したらやばそうだな、と判断。

新入りのメスを隔離しました。

痩せてしまったオスとは対照的に、
メスは丸々太って貫禄たっぷりの姿になりました。

オスがメスに強く出る可能性は考えていましたが、
メスがオスをどつくようになるとは想定外でしたね～(汗

同種間だと体の大きさが性別以上に、
パワーバランスに影響してくるんでしょうか？

隔離ケースは水槽内に設置。

これで暫く様子を見ることにしました。

メス隔離後も2日間、チビ太は完全に絶食していましたが、
3日目になってようやく餌(イトメ)を突きました。

やっぱり喧嘩(というか一方的にどつかれて)が原因で、
拒食気味になっていたようです(汗

しかし、今の所、食は細いまま。
毎日ほんのちょっと食べてはもういいや、という状況が続いているので、
いつみてもお腹はべっこり凹んだままです、

メスに齧られたヒレの傷は目立たなくなりましたが、
私が与える餌以外には殆ど口にしていないんじゃないかと思います。
最近ヨコエビは増えてきたんですけどねぇ。

もう少し餌をよく食べて太ってくれないと不安ですね( ;∀;)。

あと、メスが隔離されたらされたで、
オスのチビ太は毎日様子を見に行ってるんですよね～。

不思議なことに、穏やかに見つめあっているんですよ。

家に来たばかりの頃のように、
メスが隔離ケース越しにオスに突っかかる様子は見せていません。

この2匹、仲が良いのか悪いのか・・・(汗

しかし喧嘩があった後なので、
メスが猫をかぶっているように見えてしまいます(*_*)

・・・うーん。
ペアリングを試みるのが早すぎたかも？

オスのチビ太がもう少し育ってからメスを入れていたら、
上手くバランスが取れたかもしれません。

もう少しチビ太が育ってから再チャレンジしてみようかなぁ？

暫くの間は、このままメスを隔離して、
チビ太のコンディションを戻すのを優先する方向で進めてみようと思います。