サンゴイソギンチャク強光障害 その後の様子

先日、強光障害で弱っている事が判明した、
サンゴイソギンチャク蛍光イエローのその後の様子です。

サンゴイソギンチャク 強光障害 その後

 

今回は水槽の照明ではなく、
部屋の蛍光灯に対して強光障害を起こしていると判明したので、
出来るだけの対策を打ちましたが、

 

→ サンゴイソギンチャク不調の原因が判明しました!

 

・・・え~、結論から言いますと、
あまり良いとは言えない状態が続いています。

 

対策を施した後は、
夕方に梅干しの様に縮こまる事は無くなったのですが、
触手のダメージがかなりひどい状態でした。

 

こちらは照明灯の光対策をしてから3日目の様子。

強光障害でダメージを受けたサンゴイソギンチャク蛍光イエロー

 

触手の殆どがしおしおに縮れてしまっています。

 

もはやサンゴイソギンチャクというより、
ヘアリーディスクのレアカラーといった方が近い印象(汗

 

到着初日に見せてくれた優美な姿は見る影もありません・・・。

ブルーLED下のサンゴイソギンチャク蛍光イエロー

 

強光阻害って恐ろしいですね。
光合成が上手くいかないとこんなにダメージがでるなんて ><

 

気がつくのがもう少し遅かったら
今頃はもう溶けていたかも。

 

そして更に翌日、、
触手の先端が千切れて床に落ちているのを発見しました。

 

千切れて床に落ちたサンゴイソギンチャク蛍光イエローの触手

 

縮んでしまっていた触手はダメージが大きかったようです。

 

この日から、
サンゴイソギンチャク蛍光イエローは、
触手を自切りし始めました。

 

自分の触手を食べているところも発見。

自分の触手を食べているサンゴイソギンチャク

 

最近朝になると、
サンゴイソギンチャクに付着していた老廃物の様な物には、
自分の触手を食べた残骸もふくまれていたようですね。

 

ここまでの情報をまとめると、
もはや溶ける寸前の様な印象を受けてしまうかもしれませんが、
実は割と冷静に見ている事が出来たんです。

 

と言いますのも体壁には張りがありましたし、
朝はしっかり膨らんでいたので。

 

朝のサンゴイソギンチャク 蛍光イエロー

 

ライブロックにもしっかり活着しているようですし、
だらしなく口を開いている事も日に日に少なくなってきていました。

 

触手のダメージはかなりひどいけど、
これなら直ぐに直ぐ溶ける事は無いのかもしれないな、
と思って経過を観察していました。

 

ちなみに私はサンゴイソギンチャク飼育のプロではないですし、
飼育経験も殆どありません。

 

ですから見ていて感じたままを書きますけど、

 

この時のサンゴイソギンチャクは、
ダメージを受けた触手の先端に蛍光色の褐虫藻を集めて自切りすることで、
体の外に出している様に見えました。

 

・・・えー、なんて言ったらいいんですかね?

 

家に来た時より、
触手の先端にピンクとイエローの褐虫藻が集まっていて、
その先端部分だけを口に含んで自分で触手をちぎっている様な。。

 

そんな印象を受けました。

 

イソギンチャクが強光障害を起こすと、
体内の褐虫藻が一気に抜けて白化すると何かで読んだ記憶は有りますけど、
口から糸の様な物を吐き出すのかと思っていました。

 

今の所、糸状の物を排出した所は見ていません。

水質が合わないと触手が千切れる事もあるようだけど、
今回の原因は強光阻害の影響かと思われますし。

 

もしかしたら、
触手ごと切り落として体内の褐虫藻をコントロールしている?
家の水槽環境に順応する為に体を作り変えているのかな?

 

な~んてことを思いながら様子を観察していました。

 

イソギンチャクの体調って日によってコロコロ変わるので、
ホントに読めないですけど、
もしそうだとしたら、とっても興味深いですね。

 

光合成が上手くいかずにエネルギーを作れなくて、
体を維持する為に触手を食べていたのかもしれませんが。

 

まぁ、何の知識も経験も持っていない、
イソギンチャク飼育初心者の戯言だと思って頂ければ m(__)m

 

強光障害でダメージを受けて自分切りした触手の先端は、
少しずつ回復してきているようです。

 

自切した後再生しつつあるサンゴイソギンチャクの触手

 

写真中央部分に、
先端がピンクとイエローになっていない、
丸い触手が2本あるのがお分かりいただけますか?

 

実はこれ、自切された触手なんですよ。

 

先端の色はすっかり薄くなってしまいましたが、
日を追うごとに少しずつ大きくなって回復してきています。

ダメージを受けた触手はしぼんでいますが、
先端が自切りされた触手は膨らんでいるんですよね。

 

自切された触手の回復次第では、
復調する可能性は残っているのかもしれません。

 

ただ、触手が回復したとしても、
以前の様な鮮やかな色彩には戻らないかも。

 

おそらく家の環境は、
この子が体内に住まわせている褐虫藻にとっては、
明るすぎるんでしょう。

この分だと先端のピンクは抜けちゃうかもな~、と考えてます。

 

でも、それでも構わないです。
出来る事ならこのまま回復して欲しいですね^^

 

引き続き経過を観察していこうと思います。

 

 

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2件のコメント

  • とりあえず持ち直したようでよかったですー(´・ω・`)ノ

    イソギンチャクって本当大変なんですね;;
    中々難しいとは聞いていましたが、ウームって感じですねOTL

    エビとかも、環境に合わせるために脱皮を繰り返したりしますし、
    イソギンチャクもダメになった触手は切り離して、体力を回復させようとしてるのかもですね!

    頑張ってくださいー!!

    • まき

      めておさんこんばんは^^

      そうですねー。

      イソギンチャクも、
      個体によってはすんなりなじむんでしょうけど、
      ちょっと変わったカラーのせいか、苦戦しています。
      自分で選んだので後悔はしていませんが。

      とりあえず溶ける事はなさそうなので、
      じっくりと触手の再生がんばってみます。

      ありがとうございます^^

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