メディマリンを与え始めてから1週間が経過したので、
現時点での感想や使用感をレビューしてみようと思います^^
メディマリンってどんな餌?
メディマリンとは、
日本動物薬品株式会社さんが発売している
小型海水魚用専門フードです。
原材料には、脱穀したブラインシュリンプの卵(アルテミア)に、
イカミール、オキアミミール、エビエキス、海藻抽出物、etcに、
ラクトフェリンや各種ビタミンが配合されているようです。
メディマリン最大の特徴は、
原材料にラクトフェリンが配合されている所ですね。
ラクトフェリンには魚の免疫力を高める効果があるそうで、
粘膜の保護やストレスの軽減、白点病予防にも効果が見込めるんだとか。
一応白点病は終息したようですが、
日頃から多少でも予防が出来るならやっておこうかと。
ちなみに海水魚用のラクトフェリンと言えば、
カクレクマノミの繁殖で有名な日海センターさんが発売されている、
粒状ラクトフェリンをクロマジェルに溶かした後
人工飼料に浸けて与えるタイプのものが有名の様です。
▼ 日海センター
ラクトフェリン お試しフルセット(海水魚・熱帯魚繁殖用品)
どちらにしようか迷ったんですけど、
ラクトフェリンが粒餌に配合されていてそのまま与えられる物の方が、
毎日の手間が軽減されそうなのでこちらから試してみる事にしました。
メディマリンを実際に与えてみた感想
今回メディマリンを与えてみたのは、
カクレクマノミとカニハゼです。
メディマリンの粒の大きさは、
メガバイトS粒より少し小さいぐらいでした。
画像で見るとメディマリンの方が大きいように見えますが、
実際には小さな粒がくっついて細長い形になってます。
左がメディマリン。
指で軽くこすると小さな粒になりますね。
触った感触はメガバイトよりかなり堅めでした。
原材料がブラインシュリンプの卵(アルテミア)だからかもしれません。
・・・で、さっそく与えてみたんですが、
初日のカクレクマノミ達の食いつきは良く有りませんでした^^
というよりメガバイトに対する食い付きが良すぎるんだと思います。
最初はそのままの大きさで与えてみたのですが、
一旦口に入れたものの、直ぐに吐き出してしまいました。
「いつものやつとなんか違う」って感じですねw
何度か口に入れて吐き出した後に、食べなくなりました。
水面近くをうろうろしているのでお腹はすいているんだと思いますが。
試しにメガバイトをあげてみるとそちらは爆食い。
ありゃ~、完全に見分けて食べてますな。。
そこで指ですりつぶしてから与えてみると、
小さなイワさんの方はパクっと食べてくれました。
おお、良かった^^
しかし大きなトロの方は、
一旦口に入れるものの殆どを吐き出しています。
んー、流石はビビりのトロ。
新しい物に対する警戒心が強いです(汗
アルテミアが主原料のせいで食感が堅すぎるのかも、と思ったので、
指ですりつぶして小さく砕いたメディマリンを、
LSSフロートステーションに浮かべておく事にしました。
こんなやつです → LSSフロートステーションSを設置してみた感想
するとメガバイトを食べつくした後に、
ツンツン突いて食べ始めました^^
海水でふやけて少し柔らかくなった状態なら、
抵抗なく食べてくれるようです。
思いがけない形で、
LSSフロートステーションの新たな使い方を見いだせた感じですw
カニハゼにも与えてみましたが、
こちらはすんなり食べてくれました^^
元々、海水でふやかした粒餌を数種類混ぜて与えていたので、
メディマリンは何の抵抗もなかったようですね。
食いつきはメガバイトに劣るものの、
カクレクマノミ、カニハゼ共に
初日からメディマリンを食べてくれたのでほっとしました。
どんなに優れた成分が入っている餌でも、
粒餌の場合、食べてくれないことには始まりませんからね~^^
第一関門はクリア、といったところです。
ちなみにメディマリンは沈下性と書いてあったんですけど、
私が買ったメディマリンは全くと言ってよいほど沈みませんでしたw
たまたまハズレを引いたのかもしれませんが、
乾燥剤が利きすぎている感じでカチカチでしたし、
水面にずーっと浮かんでいました。
メガバイトレッドより全然長時間浮いていますね。
海水でふやけた状態で魚が突いてようやく沈んでいく感じです。
あくまで個人の感想ですけど、
沈下性の餌というより浮遊性の餌と考えた方が良いと思います。
初日の食いはよく有りませんでしたが、
毎日与えていくうちに少しずつ食いつきが良くなってきました。
新しい餌にもトレーニングが必要ですね^^
メインの餌は引き続きメガバイトレッドになりそうですが、
メディマリンはLSSフロートステーションに浮かべておいて、
おやつ感覚で与えていく事にしました。
次の餌の時間までにはほぼ完食している状態なので、
割としっかり食べてくれているようです。
ラクトフェリンが白点病対策に、
どれほどの効果をもたらしてくれるのかは不明ですけど、
毎日少しずつラクトフェリンを摂取してくれるのは大きい気がします。
白点が出てしまって隔離治療に費やす時間と労力や塩代、薬代、
生体へのダメージを考えれば、餌代なんて安い物ですね♪
これで免疫力がアップして多少のストレスに強くなってくれればよいかな、と。
とはいっても、
ろ過層のメンテや換水をサボれば白点病は出るでしょうから、
メディマリンを与えていれば白点病にならないってことじゃないと思う。
あくまでお守りというか、予防策の一つになればいいかな、と考えています。
メディマリンを継続的に与えてみて、
ラクトフェリンがどんな効果を生体にもたらしてくれるのか、
引き続き検証していこうと思います。
こんばんは〜
ほーこんな餌あるんですか!(◎_◎;)
人間で言う、青汁の類かな(^^;;
仰るとおり、病気を克服するより予防する方が楽ですしね(^^
私は殺菌灯を入れてるせいか、白点が付いたことがありませんけど、ひょっとしたら気づいてないだけかも( ;´Д`)
ムコタマさん、こんばんは。
確かに青汁みたいなものかもですね^^
人間もビタミンを取っていようが風邪をひく時は引きますし。
粘膜保護力が上がって予防に繋がればいいかなーと。
>私は殺菌灯を入れてるせいか、白点が付いたことがありませんけど、ひょっとしたら気づいてないだけかも( ;´Д`)
体表に出ちゃうとやばいと思いますけど、
視認出来ない状態で押さえこめているなら大丈夫じゃないですかね?
私も最近、殺菌灯検討しようかなぁって思ってます^^
こんばんは。
ラクトフェリンは個人的に推奨します。
私もブログ内でラクトフェリンに触れていますが、水質や環境が整っているのにそれでも病気をするというときに効果を実感させてくれます。
とはいっても食事はバランスですので一つの栄養素に過信するのいけないかもしれませんが・・・
私は治療時にも使いますが、まきさんが記載したように予防くらいに考えておくのが無難かと思います。
ちなみに真鯛の養殖業においてラクトフェリンをエサに添加したことにより魚病率が20〜30%も減ったという情報もあるようです。
アクアリストの実証による目に見えるような成果報告あまりは見かけないので、成果等期待しております。
シーサッシーさん、こんばんは。
>水質など環境が整っているのにそれでも病気をするというときに効果を実感できます。
正にそんな感じなんですよ~。
水質はそれほど悪そうじゃないんですが、
イマイチ安定しないと言いますか。。
養殖業での魚病軽減率のデータは興味深いですね。
予防にはそれなりに効果が期待できるのでしょうか?
何か変化があったら又記事にしようと思います^^
PS、コメント重複の件、了解しました!
うわー!凄いですねーこれ!
ラクトフェリン配合のご飯ってなかなかなさそうだなあと思っていたのですが、メディマリンですか…メモメモ!
ちょっと私も試してみようと思います!
シロとクロには病気への耐性付けてほしいので(´・ω・`)ノ
トロちゃんたちもこれで元気になってくれれば幸いですね♪
めておさん、こんばんは^^
ラクトフェリン、情報としては結構出てきますけど、
元々含まれている餌って中々見つからないですよね。
私も暫くこの餌を試してみようと思います。
めておさんちのシロとクロちゃんも、
この餌を食べてくれるといいですね^^
キョーリンさんが、
ラクトフェリン入りのメガバイト開発してくれないかな?
なんて密かに願っていたりもしますw