30cmキューブハイ海水魚水槽のレイアウト変更から1週間が経過。
レイアウト変更で起きたと考えられる影響をまとめてみました。
マガキ貝が動かなくなった
真っ先に起きた変化はマガキ貝の活動停止でした。
水槽に入れてから暫くは動いていたんですが、
その後、底床にもぐりこんで全く動かなくなりました。
ときどき目を出していたので、
生きている事は確認出来ていたんですけど、
2日間は殆ど動かず、底床に潜ってじっとしていました。
止水域になっていた場所の底床を掃除して、
新たなサンゴ砂を追加したことで、
底床部分には何らかの変化が起きていたのかもしれません。
小さな個体だったのでその影響をもろに受けてしまったのかも。
このまま逝ってしまうかと思い、ハラハラしました(汗
レイアウト変更から3日目の夜にようやく活動再開。
その後は依然と変わらず精力的に掃除をしてくれています^^
ふー。 一安心です。
ヒザラガイ大量発生
次に起きた変化はレイアウト変更から3日目の朝。
水槽ガラス面にヒザラ貝と思われる小さな貝が大量に発生していました。
詳しくはコチラの記事を → ヒザラ貝がめっちゃ増えてます(汗
マガキ貝の変化を見て気が付いたんですが、
ヒザラガイの稚貝はレイアウト変更前からいたのかもしれません。
底床に潜っていた稚貝が、
環境変化に反応してガラス面に登ってきたのかも?
単なる推測にすぎませんが。
やっぱり出ました! 白点病
同じく3日目の朝。
カクレクマノミのイワさんの背びれと腹びれが閉じていました。
何らかのストレスを感じているのは間違いなさそうでしたが、
夜になって原因が判明。
時折激しく身震いをして急激に泳ぎだし、
シャワーパイプやサテライトのエアーリフトパイプに、
体をこすりつけるように体当たりしていました。
・・・おそらく白点病の初期症状かと。
底床に潜んでいたシストが活性化してしまって、
イワさんに取りついてしまったのかもしれません(T_T)
白点の目視は出来ませんでしたが、
ヒレの先が少し濁っていたので
取りつかれているのは間違いなさそうです 。
やっぱり底床を急激にいじるのは怖いですね(汗
餌は爆食い状態だったので、
今回は薬浴などはせず自然治癒に任せる事に。
4日目の夜にヒレが開いたので、
病原体が体から離れたすきを狙って一部換水を実行。
5日目にはこすりつけていたヒレの付け根あたりに
小さな白い物(リムフォかな?)が出ていましたが、
6日目の夜にも換水を行ったことで復調したようです。
尾びれにはまだ若干の濁りが出てますが、
このまま完治に向かってほしい所です。
トロの方は全く問題なさそうで悠然と泳いでいました。
立ち上げ当初の不安定な環境を生き抜き、
トリコディナ病から唯一生還したトロには、
この水槽に住む病原体に対する耐性が出来ているのかもしれませんね。
イワさんもしっかり完治して強くなってほしい。
水質面での変化
・・・実はうちの水槽、
水槽立ち上げから2カ月目以降は、
硝酸塩がほぼ検出されていませんでした。
給餌も1日2~3回していますし出ない筈は無いんですけど、
いつ図っても何の反応もなし。 理由は不明です。
水流に当たるライブロックの表面積が増えたことで、
硝酸塩が出てしまうんじゃないかと思いましたが、
今のところ、水質面への変化は出ていないようです。
PH 8.2
KH 13
ca 450
NO2 0
NO3 0
10日~2週間に1度、一部換水をする程度ですが、
ほぼこの数値をキープしています。
しかしこの1週間は、
白点病が出たので2回水換えしていますから、
正確な影響については分かりません。
レイアウト変更によって、
水質面への大きな影響が出るかどうかについては、
もう少し様子見が必要になりそうです。
30cmキューブ水槽のレイアウト変更で起きた影響まとめ
今回のレイアウト変更では、
生体は1体も☆にせずに済ませる事が出来ましたが、
ライブロックの配置を大きく変えたり、
ある程度の期間を経た底床を急激に触る事には、
やはり、リスクがあるようです。
トリートメント用の水槽や別水槽がある場合には、
生体だけを数日間そちらに移しておいて、
白点病菌が沈静化してから戻せばいいのかもしれませんが。。
1つの水槽しか持っていないと厳しいですね(汗
立ち上げからある程度の期間が経っている様なら、
底床ごと変えるのが一番いいのかもしれません。
もし次回、水槽を立ち上げる事があるとしたら、
レイアウトに悩んだりライブロックの配置を変えたりするのは、
生体を入れる前にしたいな~、と感じました。
・・・・でも初心者だと、
どんなレイアウトがいいのかなんて、
やってみないと全くわからないんですよね~。
そのレイアウトにする事で起きる影響も不明ですし、
入れる生体のプランニングを最初から完璧にこなすなんて
出来るわけないですし。
やはり失敗を重ねて、
経験から学ぶしかない部分もあるのかもしれません。
また一つ勉強になった1件でした。