浮遊性プランクトンを採集してきました。
仲良く2匹で並んでいたのでパシャリ^^
しかし同居2日目に見てはいけない物を ><
新入りのオス、おんちゃんが痒そうにしてる。
エラのあたりを砂に擦りつけているのを数回目撃しました(汗
体表をチェックしましたが、今のところは異常なし。
マンダリンが白点になっているのって見たことないんですけど、
うろこが無いテグリも白点にかかるんですかね~?
いや、寄生箇所がエラなら関係ないのか。
それとも別の病気?
・・・まずい。
こんな小さな水槽で1匹が発症してしまったら、
それこそ「病める時も・・・」になってしまいます。
しかし、治療を開始するには早すぎる気がするので、
自然治癒して貰う為に活餌を与えてみる事にしました。
そこでプランクトン採集に行く事に。
以前にも行ったことがあるんですけど、
その時は付着性プランクトン目当てでした。
今回は浮遊性プランクトン狙いです。
付着性プランクトンをゲットするには
真昼間から人目とTPOを考慮しつつ採集しないと行けないので。
それに今の時期、炎天下の海でのプランクトン採集は暑すぎます。
泳ぐにはいいんでしょうけどね^^
なので今回は、
夜の海に浮遊性フランクトンを狙いに行きました。
近海でクロダイの夜釣りスポットとして有名な場所をチョイス。
外海に面した湾に防波堤がせり出している場所です。
夜にクロダイが釣れるって事は、
湾の中には餌になるプランクトンが入ってきてるんじゃないか?
と思ったからです。
前回同様、昆虫採集用のタモ網、バケツ、ジップ袋に、
ゴミ取り用の小さなアミを持って向かいました。
夜にいくと道が空いているのがありがたいですね^^
目的地まで短時間で到着出来ましたよ♪
当たりを付けていた防波堤に向かうと釣人は一人もいませんでした。
風が殆ど無い、むあ~っとする様な熱帯夜だったので、
釣りをする人もいなかったようです。
防波堤の上をてくてく歩きながら、
夜の海をタモ網でさらってみましたが、暫くは空振り続きでした。
でも、ある場所にタモを入れてみると、
夜光虫の様な光がきらきらと反射するのが見えました。
お?と思ってタモを見てみると、
なんかエビみたいなのが入ってました!
海流の関係なのかな?
プランクトンは特定の場所に集まっているようです。
暗くて良く見えないので、
タモに反射するプランクトンの光を頼りに、
いくつかの場所を探りました。
沢山採っても仕方ないので10分程度で終了。
採れたプランクトンは、
海水を入れたバケツに放り込んでおいて
密閉パックに入れてお持ち帰りしました。
その日は海水を発泡スチロール箱に入れて、
エアレーションして1晩保管。
翌日になってからよく観察してみると、
色々なプランクトンが採れてましたよ^^
↓↓↓ 動画に撮ってみました
海洋性イサザアミ、イソスジエビの仲間、オキアミ、
ワレカラの幼生、小さなヨコエビ多数、その他の良く分からない生き物たち。
1mm~1cm未満の程よいサイズ。 悪くない収穫です^^
やはりこの湾にはプランクトンが入ってきてるみたいですね。
後、動画にも写ってますけど、
5mmぐらいの貝殻に入ったちびヤドカリとカニの幼生が1匹ずつ。
・・・君たちなんで入ってるの?
底を探ったわけではないんですけどねぇ。。
そのまま殺してしまうのも忍びなかったので、
小型ヤドカリはアクリルタンクへ、
カニの幼生は本水槽のサテライトに入ってもらう事にしました。
カニは今度海に返してあげようと思います。
十分な水合わせをした後に水槽に投入すると、
プランクトンを入れた瞬間から、
スポッテッドマンダリンたちが大興奮でした!
機敏な動きで追いかけていってあっという間にパクリ。
ものすごい勢いで食べまくってます。
あまりの食いつきについつい見とれてしまい、
動画に撮るのを忘れてしまいました(汗
投入したプランクトンをあらかた食べつくし、
マンダリンたちが落ち着いた様子です。
↓↓↓
2匹とも見たこと無いぐらいにお腹がパンパンに^^
運よく難を逃れた張り付きタイプの透明アミエビが、
バックウォールにくっついて移動しているのが写ってますね。
観察していて分かったんですけど、
活餌を食べるのは先住のメス、のんちゃんの方が得意のようです。
最小限の泳ぎで獲物にそーっと近付いては、
無駄のない動きでほぼ一撃で仕留めてました。
・・・メタボマンダリン恐るべし。
メタボになるには理由があるってことだね。
それに対して新入りのオス、おんちゃんは狩りがへたくそ^^
泳ぎは早いし突く力も圧倒的に強いんですけど、
狙いを定めてパクっと行っても的を外してしまったり、
一旦口に入った獲物にも逃げられていました。
のんちゃんが2匹食べる間に、
おんちゃんは1匹食べれるかどうかでしたが、
2匹とも満腹になる程度のプランクトンはあったようです。
一生懸命プランクトンを追いかける様子を見て、
テグリやマンダリンが粒餌に餌付きにくい理由が分かった気がしました。
小さくてもこの子たちは立派なハンターなんですねぇ。
目の前をちょこちょこ動く小さな生き物に対しては敏感に反応しますし、
普段のおっとりした泳ぎからは想像つかないほどのスピードで迫って捕食します。
動かない餌に中々興味を示してくれないのは当然なのかも。
もちろん個体差はあるんでしょうけど、
粒餌や冷凍餌を確実に餌として認識してくれるまでには、
それなりに時間が掛るって考えた方が良さそうかな。
今回採集に行ってみて感じたんですが、
浮遊性プランクトンは付着型プランクトンの時とは違って、
ゴミやデトリタスとの分別作業が必要ない分だけ、
採集作業が楽だなぁ、と。
夜の海は危険なので十分な注意が必要ですけど、
数か月に1回ぐらいはプランクトン採集に来てあげようかな?って思います。
ちなみに家の子たちの活き餌のお好みランキングは、
小さめのイサザアミ、小型ヨコエビ、オキアミ、その他の小型生物の順番でした。
たまーにシュリンプさんで販売されている、
小型ヨコエビやベントスアミエビ張り付きタイプなんかは、
喜んで食べるんじゃないかな?と。
前日、痒がるそぶりを見せていたおんちゃんですが、
この日は1度も痒そうにしていませんでした。
活餌をがっつり食べたことですし、
免疫力を上げてこのまま自然治癒して欲しいですね。
こんばんわ。
餌の食い付き良いみたいですねぇ~。羨ましいです(´Д`)
我が家のマンダリンは中々餌付いてくれなくて困ってます。イトメも少し食い付いただけで、プイっとして後は食べません。
ライブロックの廻りをツンツンしてはいるのですが(–;)
私も今度海へプランクトン採取に行ってみようと思います。海は家から近いので。
天然のプランクトンは病気のリスクは多少なりありますよね?
何か対策みたいな事ってしてますか?
ジョーカーさん、こんばんわ^^
餌付け、苦戦されてるようですね~。
イトメは少しでも食べている様なら
毎日与えていれば徐々に食いつきが良くなると思いますよ。
先住の子がそうでした。
水流を止めてからマンダリンの眼の前でイトメを動かして、
生き物だと認識させてから落とすと良いです。
1度に全部食べずに少し経ってから戻ってきて食べる事が多いので、
15分ぐらいは水流止めておくと良いと思います。
天然プランクトンによる病気持ち込みリスクは、
100%無くすのは難しいんじゃないかと^^
家では採取場所に気を付けることと、
(河口付近は避けて、塩通りが良い場所、民家の生活排水が流れ込まない場所を選ぶ)
プランクトン以外の海水やデトリタスを極力入れない様にしてますね。
水合わせしたらプランクトンだけを網ですくって入れてます。
マンダリン、餌付いてくれると良いですね^^
こんにちは~!
エラや体表を砂にこすり付けて痒がる仕草、私も見たことがあります。
しかも水族館で!
あれは何なんでしょうね?我が家のパステルやミズタマハゼもたまにやりますが、特に白点とかそういうものは見えないんですけどねー;
そしてプランクトン採取お疲れ様です!
近くに海があるのは羨ましいです><
私の近くは全く海がなくて、電車で1時間くらいかけても葛西臨海公園が関の山なので…。
葛西臨海公園の海はちょっとアレですし…w
しかしよく食べましたねー!
お腹パンパンですね♪
プランクトンだとこんなに良く食べるんですね…!
やっぱり水槽にプランクトンが沢山いる状態じゃないと厳しいですかねー…。
もう少し環境が安定してからカニハゼお迎えしようかなー(´・ω・`)
めておさん、こんばんわ^^
視認できない何かが体表についてたんですかね~?
どうやら治ったみたいなんですけど原因不明です。
今住んでいる場所は、
1~2時間車を走らせればそれなりに綺麗な海に着けるんですよ。
でもその代わり、海水魚ショップは全く無いんですよね~w
痛し痒しです^^
飼ってみて分かったんですが、マンダリンは結構な大食漢です。
活ブラインだけでは長期維持は難しいかと思いますね。
何かに餌付いてくれれば、穏やかで飼いやすい魚だと思うのですが^^