アクリルタンクで単独飼育中のスポッテッドマンダリンのメス、
のんちゃんが突然☆になりました。

あまりに突然の出来事で何が何やら、、といった感じです　＞＜

オスを酸欠事件で無くして以降、
のんちゃんは未亡人暮らしを気ままに謳歌していました。

アクリルタンクの単独飼育で餌をよく食べていましたし、
特にストレスを感じている様子もなく。

毎日ふわふわ泳ぎながら、
平和にのほほーんと暮らしていたんですよね。

家の相方さんも水槽を覗きこんで、

「のんちゃん絶好調だね。もうじきお婿さんが来るよー」

なんて声をかけていた矢先の出来事でした。

普段は餌の時間にポンプを止めると、
「ご飯？」って感じで前方にすっ飛んでくるのですけど、
この日は中々出てきませんでした。

ん？　変だな？と待っていると出てきたので、
餌を撒いてみたのですが、全く反応しません。

いつもは餌が底に落ちる前に、
浮き上がってきてばくばく食べてるのに。

違和感を抱きつつもメイン水槽の餌やりを行い、
アクリルタンクの前に戻ってみると、
のんちゃんが底にじーっとしたまま動いていません。

エラは動いていましたが、
いつもパタパタ動かしている透明な胸鰭が、
全く動いていませんでした。

餌も全く食べていません。
この子が粒餌やイトメに餌付いてから初めての事です。

ポンプを再開して様子を見ていたんですけど、
それから数時間後に息を引き取りました。

・・・嘘でしょ？って感じです。　なんてあっけない(汗　

亡くなる直前ののんちゃんの様子です。

底にじっとしたまま呼吸をしていたんですが、
徐々に呼吸がゆっくりになっていき、最後は水流に流され、
ライブロックに引っかかる状態でお亡くなりになりました。

前日まで餌もよく食べていましたし泳ぎも活発でした。
むしろ絶好調といってよいコンディション。

体表におかしな所もありませんでしたし、
強いストレスを感じるような混泳相手もいません。

・・・意味が分かりません。
あまりに突然の急変になす術もありませんでした。

進行性の早い何らかの病気に感染したか、
最近また増えつつあるウミケムシに刺されたか、
突発的な内臓疾患が起きた可能性もありますけど、
もしかして寿命だったのかな～？　と考えています。

・・・なんていうか、
生命の灯が急激に消えていくような最後だったので。

特に苦しんでいる様な様子も無く、
徐々に呼吸がゆっくりになってお亡くなりになりました。

ウミケムシの餌にするのはあんまりだったので、
早々に遺体を引き上げたのですけど、
体長を測ってみたら、約3.9cmでした。

家に来た時が目視で3.5cm程度だったので、
ほぼ成長していませんね。

→　スポッテッドマンダリンの飼育をはじめました

スポッテッドマンダリンは最大で約6cm程度になるようですが、
オスに比べてメスは小さいようです。

最大体長には個体差もあるのでしょうけど。

ロリサイズでまだ子供かと思っていましたが、
家に来た時には、ほぼ成魚だったのかしら？

体高は高くなっていますし丸々太っています。
各ヒレも大きくなり、体も少しだけ大きくなってはいるようですが。

自然界は弱肉強食。
弱った個体は他の生き物の糧になるのが運命。

人間と違ってぎりぎりまで弱みを見せないので
魚の寿命は見た目だけでは分かりませんね。

新入りのオスの餌付けも順調に進んでいますし、
この調子ならもう少しで合流出来そうだなー、
と考えていた矢先の出来事だっただけに本当に残念です　＞＜

スポッテッドマンダリンのペアリングは
振り出しに戻ってしまいました。

・・・あ～。
のんちゃんを新水槽で泳がせてあげたかったなぁ。

今まで飼育した魚の中では最も餌付けに苦労した個体でしたが、
その分、愛着がありました。

家の相方さんも一番気に入っていた魚でした。

飼育期間、1年3カ月ちょっと。

のんちゃんの遺体は、
先日亡くなったおんちゃんの横に埋めてあげました。

いままでありがとうね、のんちゃん。

安らかに眠ってください。