サンゴイソギンチャク追加の影響と今後の課題

今日はサンゴイソギンチャク追加の影響と今後の課題についてです。

サンゴイソギンチャク 

 

水槽導入から2か月ほどが経過し、
特に不安が感じられない安定期に突入した、
サンゴイソギンチャク オレンジチップ。

 

触手も広げて調子は良さそうなのですが、
サイズと色彩に変化が出てきています。

 

真上からの写真で比較してみると、

 

・到着時の姿

サンゴイソギンチャク オレンジチップ 水槽導入直後

 

・現在の姿

サンゴイソギンチャク オレンジチップ 現在の姿

 

到着時に比べてサイズは格段に大きくなりました。
直径12~13㎝はあるでしょうか?

 

色彩は全体的に蛍光グリーンが強くなりましたが、
先端のオレンジチップが色あせてきました。

 

・到着時の触手の色

サンゴイソギンチャク オレンジチップ 照明点灯下の触手 アップ

 

・現在の触手の色

サンゴイソギンチャク オレンジチップ 触手のアップ

 

先端がややピンク寄りになってきています。

 

う~ん、やはり青白のみのLEDでは、
明るめの蛍光オレンジの発色を維持するのは難しいんでしょうか。

 

観察していると触手の先端の色は、
蛍光オレンジとピンク寄りのオレンジを行ったり来たりしています。

 

このサンゴイソギンチャクは数日から1週間に1度程度のサイクルで、
口から老廃物のようなものを吐き出すのですが、
老廃物を吐き出した直後は蛍光オレンジに戻っているんですよね。

 

老廃物を吐き出すサンゴイソギンチャク

 

老廃物を吐いている時はかなりピンク寄りになってますね。

吐き出した後は明るい蛍光オレンジに戻り、
しばらく経つととピンク寄りになり、また老廃物を吐き出します。

 

もしかして定期的に吐いているのは褐虫藻?と思ったので、
久しぶりに水質検査を行ってみました。

 

・・・すると、とんでもない数字が出ちゃいましたよ(汗

 

 

硝酸塩  16ppm
リン酸塩 0.68ppm

 

 

(´;ω;`)ウウッ… ま、まじですか。

 

リン酸塩吸着材はセットしてあるし、
NO3-Po4-Xも毎日欠かさず入れているのに。

 

こんな数値、久しぶりに見ました。
処理能力の限界を超えてしまったみたいです((+_+))

 

やっぱりそれなりのサイズのイソギンチャクを入れると
水が汚れるんですね~。

 

というか完全に過密飼育の結果でしょう。
高くなった栄養塩の影響がイソギンチャクの色にも表れているのかもしれません。

 

現状のままでも生体の維持は問題なさそうですが、
このまま長期飼育を続けていたら、
サンゴやイソギンチャクの色は変化してしまいそう。

 

・・・うーん。

 

立ち上げから4年目に突入した30cmキューブ水槽ですが、
システムの見直しを真剣に考えないといけないかも。

 

イソギン追加後に起きた嬉しい事と言えば、
カクレクマノミ、サンゴイソギンチャクと混泳させている、
スポッテッドマンダリンのメス、通称(嫁ちゃん)。

 

スポッテッドマンダリン メス

 

この子は完全に水槽に馴染みました^^

 

最初はイソギンチャクに近づくとカクレのトロにとうせんぼされていましたが、
今ではカクレたちに黙認、というかスルーされています。
餌槍の時にはピンセットにイトメを挟んで見せてあげると、
水面まで一目散にびゅーんと泳いで直接食べにやってきます。

 

丸々太って発色もよいしコンディションは抜群ですね♪
予期せぬ病気やトラブルがなければこの子は寿命まで飼育できそうな予感。

 

それ以外で起きている小さなトラブルと言えば、
イソギンチャクの上のライブロックに台頭してきたとろろ藻と人工芝のような海草です。

 

ライブロックに増えつつあるとろろ藻

 

カクレのトロが常時イソギンチャクの上に陣取っているので、
掃除部隊が警戒して近づいてこないんですよね。

苔取り部隊が能力を発揮できないので苔が順調に育っています。

 

人工芝みたいな硬い緑の海藻は誰も食べないし、
とろろみたいな藻の発生なんて立ち上げ初期に見た以来かも。

 

イソギンチャクががっちり活着しているので掃除もできませんし、
放置せざるを得ない状況になっています。 どうしたものか。

 

後はそうですねー。
カクレのトロが頻繁に擦り傷を負うようになりました。

 

イソギンチャクと戯れるカクレクマノミ

 

こんな感じでサンゴイソギンチャクとライブロックの隙間に、
無理やり頭をぐいぐい突っ込んでいくものですから、
横腹の鱗が剥がれてみたり顎に傷を負ったりしています(汗

 

狭い隙間に強引に突入しているので、
ライブロックの出っ張りやヘビガイに体を擦ってしまっているみたい。
鱗が剥がれたり顎付近に白っぽい膜が張ったりしては治っています。

 

・・・阿保だ。 アホすぎる。

 

傷口から細菌感染とかしないと良いんだけど。
イソギンで遊んでいたのが原因で☆になっちゃったりしたら、
流石に私も泣くよ?

 

気に入ってくれたのは嬉しいけど加減ってものを覚えてくださいな(汗

 

・・・と、まぁこんな感じで、
イソギンチャクの追加で小さな変化は起きていますが、
飼育と維持に関しては問題なさそうです。

 

対策が必要なのはイソギンチャクの色彩変化と
水質の悪化に伴う無脊椎生物たちへの影響ですね。

 

暫くは水換え多めで対応しようと考えていますが、
今後の課題はメイン照明の変更と、
水質維持のためのろ過システムの見直しでしょうか。

 

まずはメイン照明から変更してみようと思います。

 

 

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2件のコメント

  • おはようございます!
    ようやく落ち着きました

    生体が増えると水質は顕著に出ますね〜
    やはりここはOFと連結させてみるとか w

    • まき

      ムコタマさん、こんにちわ^^

      ですねー、マンダリンとイソギンチャクを追加した分
      一気に来てるなーって感じです(汗

      連結も考えてるんですが、サンプが小さいと難しいですね。
      サンゴの育成スペースを作りたいところなんですが^^

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