サンゴイソギンチャク オレンジチップを購入しました

サンゴイソギンチャク オレンジチップを購入しました。

サンゴイソギンチャク オレンジチップ

 

今回は一目ぼれというか、衝動買いです^^

 

実は水槽内で育って株分けしたトサカを、
ついに里親に出すことに決めまして。

 

フラグ台で育ったトサカ

 

最後まで悩んだんですけどね。

フラグ台の上で育ちまくりでどうしようもなくなってしまったので、
止む無しデス、はい(汗

 

近隣のお店で引き取ってくれるところがないか
片っ端から当たってみたんですけど、
あるショップさんが引き取ってくれることになりました。

 

そんなわけでメイン水槽のフラグ台に乗っていた
ヤワタコアシカタトサカと、マメスナのフラグを持ち込むことにしたんです。

 

トサカとマメスナを里親に

 

輸送はジップロックの袋を使い、発泡スチロール箱に入れました。
車で数時間輸送する分には十分かな、と。

 

無事ショップに到着して引き渡しが完了!

 

どなたかの水槽にお持ち帰りされて
達者に暮らしてくれることを祈りました(´・ω・`)

 

そのついでに店内を物色すると、
なんだか変わったビジュアルのイソギンチャクがいるのを発見・・・。

 

サンゴイソギンチャクのストック水槽に入っていたんですが、
触手の先端から少し下がぷっくり膨らむ、
典型的なサンゴイソギンチャク(おっ〇いイソギンチャク)ではなく、
触手が細くて細長いタイプ。

 

触手の密度も高くて、
どちらかというとカーペットみたいなイソギンチャクでした。

 

外見的な特徴で判断するなら、
センジュイソギンチャクとかタマイタダキイソギンチャクに見えたんですよね。

 

???と思って店長さんをお呼びして、

「これもサンゴイソギンチャクなんですか?」

と聞いてみると「そうですよ」、と。

 

「タマイタダキではないんですか?」

と聞いてみると、
「タマイタでは・・・無いですねぇ」、との事。

 

ふーん、そうなんだ?

 

なんとなく釈然としない部分もあったんですけど、
そもそもイソギンの分類って割とアバウトっぽいですし、
個体差ってやつなのかな、と納得しました。

 

よくよく観察してみると、
足盤はライブロックにびったり張り付いていて、
触手の色は微妙にグラデーションしていて調子が良さそう。

 

体高は低くてライブロックの表面を覆うように広がるタイプ。
密集した細い触手が、水流に反応してゆらゆらとたなびいています。

 

サイズは直径で10㎝ちょいぐらいかな?

 

照明はフラットタイプのLED(ゼンスイ?)で管理していたんですけど、
LEDの光を特に嫌がっているような様子もなく、
照明に向かって元気に触手を伸ばしているのが印象的でした。

 

ベース色はモスグリーンぽくって、
ギラギラの蛍光色ってわけではなかったんですが、
触手の先端が鮮やかなオレンジチップでした。

 

この個体をぼーっと眺めていた時に、
ふと頭に浮かんだのは家のカクレクマノミたちのこと。

 

カクレクマノミ トロ

カクレクマノミ イワさん

 

2年半ほど前にサンゴイソギンを入れてから
ずーっと同じ水槽で暮らしていますが一向に入る気配はありません。

 

正直この子たちはもう、
ハタゴ以外には入らないんじゃないかとあきらめてました。

 

・・・でもですね。

 

 

このサンゴイソギンチャクなら、
頑固なあいつらも入るんじゃね?

 

 

と何とな~くの直感で感じちゃったんですよね。

 

家にいるのは典型的なサンゴイソギンチャクですが、
このサンゴイソギンチャクはどちらかというと、
センジュとかタマイタに近い形状の細くて長い触手ですし。

 
 

「触手が長くて密度も高いタイプだから、
 家のカクレクマノミたちが共生してくれたら、
 モフモフ感が出てすごく絵になりそうだな・・・。」

 

「サイズも丁度良いし、ギリギリ2匹で入れそうかも?」

 

 

などなど、脳内妄想がスタートしてしまい、
どうしようもなく「ぬあああぁあぁ・・・。゚(゚´Д`゚)゚。!!」
となってしまったので、お持ち帰りすることに決定しました!

 
 

「里親に出してスペースを作ったその日に、
 それ以上に大きい個体を持ち帰ってどうすんのさ、俺(汗」

 
 

という、至って真っ当な心の突っ込みは華麗に黙殺

こういう時って都合の悪い意見は聞こえないものですなぁw

 

そそくさ家に帰って温度合わせを始めたんですけど、
何分衝動的にお持ち帰りしたので、水槽内を整理しないといけません。

 

フラグ台の上の大きなトサカを里子に出した、メイン水槽の状態はこんな感じ。

 

30cmキューブ海水水槽の現状

 

最近はセカンドタンクに気を取られているので、
色んなサンゴが好き勝手育ってしまってぐちゃぐちゃですね。

 

イソギンチャクをどこに活着させるべきかと考えたんですが、
向かって右手前下のフジツボの貝殻付近に置く以外に選択肢がありませんでした。

 

しかしフジツボの貝殻はイソギンの活着場所としては不向きなので、
思い切って撤去することに。

 

水槽のセンターに居座っているコエダナガレハナサンゴを左奥に移動させて、
左奥上に乗っている小さめのライブロックを、
フジツボの貝殻があった場所に持ってきて、
サンゴイソギンチャクの活着場所にすることにしました。

 

まず、フジツボの貝殻をかち割って飛び火していたスターポリプだけを救助。

 

次に左奥上にあったライブロックを右手前下に持ってこようとしたんですが、
その前に厄介な付着生物を除去しておくことに。

 

ライブロックで増殖中のヘビガイ

 

ライブロックの至る所をトゲトゲさせている小型のヘビガイです。

 

ヘビガイが付いている場所はサンゴイソギンチャクも嫌なのか、
長期的に居座らずに移動してしまうのは経験済みだったので。

 

ちなみにヘビガイが出す粘液は、
ハードコーラルサンゴの成長を阻害するらしいですね。

 

・・・このヘビガイがね~、本当に厄介。

 

何度も駆除を試みているんですが、
捕っても捕ってもまた生えてくるんですよねぇ(汗

 

根本のとぐろを巻いている部分までしっかり除去しないと再生しますし、
ライブロックの表面に視認できないほどの小さな幼体が付着していることもあるので、何度駆除しても撲滅することが出来ません。

 

ソフトコーラルだけならさほど害は感じないかもしれませんが、
・・・本当にね。

 

ライブロック投入時に発見したら可能な限り駆除しておくことをお勧めします。
水槽内で一度増えだしたら手に負えません。
本気で駆除するにはライブロックごと破棄するしかないんじゃないかと思います。

 

目に見えるヘビガイの駆除を終えて、
サンゴイソギンチャクの活着場所を用意した後に、
コエダナガレハナサンゴをホールドファストで左奥に固定しました。

 

これらの作業と並行して、
サンゴイソギンチャクの水合わせをしていましたが、
縮んでいた触手がかなり開いてきました。

 

水合わせ中のサンゴイソギンチャクオレンジチップ

 

こんな感じで触手の密度が高く細長くて、
パッと見はセンジュとかタマイタダキっぽいんですよねぇ。

 

もう少し水合わせをしたかったのですが、
色々作業していたら消灯時間が近くなってしまったので、
水槽に入れることに。

 

ビニール袋に活着しているサンゴイソギンチャク

 

輸送用のビニール袋にがっちりくっついていたので、
ビニール袋の部分を水面近くに持ってきて、
イソギンの自重でゆっくり剥がれていくのを待ちました。

 

手で持ってみたらふかふかのふわっふわでした。
このイソギンチャク、超柔らかいです。

 

そして活着予定の場所にドボン!

 

サンゴイソギンチャク 水槽導入直後

 

照明に反応してすぐ開き始めました。

 

サンゴイソギンチャク 水槽導入直後1

 

真上からパシャリ。

 

サンゴイソギンチャク 水槽導入直後2 真上からの写真

 

想像していたより全然綺麗な色でした。

 

触手の先端のオレンジがいい感じですね♪
口もしっかり閉じているようです。

 

触手の先端部分をアップで。

 

サンゴイソギンチャク 触手の先端のアップ

 

粘液が出てますが、触手が膨らみ始めてます。

よく見ると、先端から少し下の部分がぷっくりしてるっぽい?
ということはやはりサンゴイソギンチャクなのでしょうかね。

 

暫く様子を見ていると、
活着予定場所に収まってくれました。

 

定着したサンゴイソギンチャク

 

おーし!今の所はいい感じ♪
って思っていたら消灯時間が来てしまいました(汗

 

消灯後のサンゴイソギンチャク1

 

膨らみつつあった触手が波打つ様に萎んでいきました。

 

消灯後のサンゴイソギンチャク2

 

・・・あ! イソギンチャクモエビが来てる!

 

サンゴイソギンチャクにへばりつくイソギンチャクモエビ

 

イソギンを入れて1時間もたっていないのに。
目ざといですね^^

 

初日の最終活着場所はここでした。

 

サンゴイソギンチャク投入初日 消灯後の30cmキューブ水槽

 

これ以上ないってぐらいのベストポジションかも。

 

ぜひともこのまま動かないで頂きたい!

 

肝心のカクレクマノミたちは、
イソギンが入った直後はパニックになっていましたが、
その後は時々チラ見する程度でした。

 

・・・トロ、イワさん。

そろそろイソギンチャクに入りませんか・・・il||li _| ̄|● il||li (汗

 

君たちはまだ、
カクレナイクマノミの飼育記録を更新するつもりなのかい?

 

もう少し観察したいけど今日はここまでかな。

明日以降に期待します。

 

 

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8件のコメント

  • 2106

    うわ!めっちゃ綺麗なサンゴイソギンチャクですね(*_*)

    • まき

      2106さん、初めまして。
      コメントありがとうございます^^

      触手の密度と先端オレンジにそそられてしまいましたw
      コンディションが良い個体なのか綺麗ですよね♪

      この色彩を維持できるかは・・・、謎ですが(汗

  • まきさん、はじめまして

    うちのクマノミにもイソギンチャクを
    入れてあげたいけど
    思うように居座らないので躊躇します。

    私のヘビガイの駆除は
    ゼリー状の瞬間接着剤を
    開口にちょんってしてます。
    数日すると死んでるので
    そのあと適当にポキっとします。

    • まき

      テツヤさん、初めまして。
      コメントありがとうございます^^

      そうなんですよね~、イソギンにはそれがあるから。
      家も徘徊を始めてしまったらカオスになりそうです(汗

      なるほど!その手がありましたか!
      確かに下手に触るより、確実に駆除できそうですね♪
      早速今度試してみます。 ありがとうございます^^

  • 元ショップ店員

    触れてさえしまえば本能でモフモフしだします
    ブリード個体はその本能が呼び出されてない状態の子が多いので、穴をあけて水通りを良くしたプラコップ等で、現在の水槽にイソギンとクマノミを一緒に閉じ込めます(およそ1時間ほど)
    すると必ず体がイソギンに触れるので後は馴れでモフモフしてくれるようになりますよ
    一度試されてください

    • まき

      元ショップ店員さん、こんばんわ。
      コメントありがとうございます^^

      強制的に共生させる方法ですね。

      以前どこかで聞いたことがあったのですが、
      個体によっては刺胞毒にやられてボロボロになることもあるみたいなので、最後の手段に、と考えてました。
      家のカクレの1匹が生まれつき肌が弱いもので(汗

      今の所は自然な流れに任せようと思っていますが、
      どうしようもなくなったら試してみようと思います。
      ありがとうございました^^

  • こんにちはです~!

    おお、サンゴイソギンチャク…しかも綺麗ですね~!
    これでモフモフしてくれたらもう最高ですね(*´ω`)

    なかなか思った位置に定着してくれないのが辛い所ですが、
    今回はうまくいったようでよかったです♪

    • まき

      めておさん、こんばんわ^^
      良い個体に巡り合えたようです。

      今の所は大きな移動もせずにノントラブルですね。
      動き出したら大変なことになりそうですがw

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