ハタタテハゼが仲間入りしました

30cmキューブハイオーバーフロー水槽に、
ハタタテハゼを入海させました。

ハタタテハゼ 到着時

 

ハタタテハゼも昨年末に購入していました。

 

年収めということで、
海水コーナーがある近所のショップやペットショップをはしご巡りした時に
発見したんですよね^^

 

ハタタテハゼといえば海水魚人気ランキングでも、
カクレクマノミと人気を二分する超ポピュラー種ですが、
何気に今まで飼ったことがありませんでした。

 

30cmキューブハイオーバーフロー水槽には、
スポッテッドマンダリンしか入っていないので中層が寂しいんですよね。

遊泳型の魚を何か入れたいなーと思っていたんです。

 

ふらりと立ち寄ったショップにハタタテハゼが数匹泳いでいまして、
コンディションも悪くなさそうだったのでお持ち帰りすることに。

 

温度合わせを終えた後に水合わせしました。

 

ハタタテハゼ 水合わせ中

 

臆病な性格だとは聞いていましたけど、
ハタタテハゼって本当に臆病なんですねぇ~。

 

パッキング袋の中でもちょっとした音や振動にびっくりして
バシャバシャ暴れまくり(汗

 

水合わせ用のプラケースに移した後も、
私の影が水面に映っただけでパニックになってジャンプしますし・・・(汗

 

これでは確かに、強い性格の魚と混泳したら、
引きこもりの隠れキャラになるかもしれませんねぇ。

 

水合わせを終えて水槽に投入しました!

 

ハタタテハゼ

 

さっそく元気よく泳いでいました^^

 

写真では白飛びしてしまっていますが、
目元周りのブルーのアイシャドウと、
額から背びれにかけて走っているブルーのセンターラインが綺麗ですね♪

 

泳ぎ方も優雅といいますか、
胸鰭と背びれを同時に動かす感じで、
ピョン、ピョン!っと瞬間移動するように泳ぐ少し独特な感じ。

 

・・・なんだろ? THE・海水魚って感じかなー^^

 

初日は冷凍ブラインシュリンプを与えてみたんですけど、
スポイトで目の前に落としてあげると速攻でバクバク食べてました。

餌付けは苦労せずに済みそうな予感です。

 

初日は特に問題なく過ごしました。
スポッテッドマンダリンとの混泳相性も問題なさそうです。

 

dsc_0456_r

 

翌朝の様子です。元気に泳いでくれていました。

 

dsc_0467_r

 

スポッテッドマンダリンのオスのチビも至っていつも通りの朝。
寝起きなので背中に砂がまぶされてますねw

 

これなら問題なさそうかな?と思っていたんですけど、
2日目に事件が発生しました(汗

 

ウミアザミの位置が少しずれていたので修正しようと思い、
何気なく水槽に手を入れた瞬間に、ハタタテハゼが大ジャンプ!

 

「あっ!」と思った時には水槽の外へ飛び出し、
姿を消してしまいました(汗

 

マジかー!と周囲を捜索してみたところ、
水槽と壁の間の狭い隙間にぺローンと横たわるハタタテハゼの姿が・・・。

 

やばい! 緊急事態!
やむをえないと判断して素手でむんずと掴み、
即座に水槽に戻しました。

 

体表には少し埃が付いてしまっていましたが、
普通に泳いでいたのでホッとしました。

 

水槽に戻して5分後には、
浮遊していた冷凍ブラインを食べてましたよ。
臆病なんだか図太いんだか・・・(汗

 

しかし、素手で救出した際に力がかかったのか、
尾びれがバラバラに裂けてしまいました。

 

むむむ・・・(*_*)

 

順調にスタートを切れると思ったのに思わぬ波乱が。

 

ハタタテハゼは飛び出しが多いと聞いてはいましたが、
本当にそうですね。

 

確かに飼育するなら蓋は必須かも。
混泳魚がいたりするとびっくりしたときに飛び出しそう。

水槽に手を入れるときも脅かさないように注意しないとですね~。

 

2日目の夜には寝床が決まったようです。

 

照明が消えた瞬間に、忍者のように姿を消したのですが、
探してみたら、ライブロックのトンネルから顔だけ出してました^^

 

ハタタテハゼの寝床

 

なんかかわいいなw

 

ハタタテハゼの寝床はスポッテッドマンダリンと被るようで、
ライブロックの影とか穴のような場所が好みのようですね。

寝床が少ないと夜間に喧嘩するかも?

 

3日目に観察しているとある異変に気付きました。

 

あれ?なんか違和感があるなー、と思ったら、
背びれの先端が切れて短くなってました(汗

 

初日の写真と比較してみると、

 

・初日
ハタタテハゼ

・3日目
背びれが切れたハタタテハゼ

 

背びれの長さが2/3ぐらいになってます。
先端が折れて消失して短くなっているのがわかりますね。

 

ハタタテハゼ飼育あるある?
旗折れハゼになってしまいました Σ( ̄ロ ̄lll)

 

やっぱり素手で掴んだのがまずかったか。

バラバラになった尾びれは再生しつつあるようですが、
折れた背びれは再生するんでしょうか?

 

・・・うーむ。やっちまいましたね。

 

その翌日には胸鰭に濁りが発生。
軽度の白点病ですね。

 

餌はもりもり食べていますし、
痒がるそぶりも見せていなかったので様子を見ていると、
1週間ほどで白点は消失しました。

 

そのタイミングで換水、ウールマット交換をしたことで、
白点は沈静化したようです。

 

後、右目が白濁しましたが、
こちらも様子見で治りました。

 

片目の白濁の原因は、おそらく擦れ傷じゃないかと。
ハタタテハゼは臆病なので驚いたときにパニックになるんですよね。

驚いて急に泳いだ時にライブロックにでも擦ったのかな?と思います。

 

せっかくコンディションが良さそうだったのに、
2日目に飛び出しでストレスを与えてしまったのがまずかったですね。

 

軽度の白点病、片目の白濁、背びれの折れ、尾びれの裂け、と
水槽導入初期に起こりうるトラブルのフルコースを与えてしまった感が・・・(汗
ごめんよー。

 

今現在の様子はこんな感じです。

 

背びれが再生しつつあるハタタテハゼ

 

裂けた尾びれは完全に再生。
2/3ほどになってしまった背びれも徐々に長くなってきました。

 

しかし変な感じに再生してしまったようで、
背びれの付け根がささくれてしまっています。

 

背びれの付け根が裂けているハタタテハゼ

 

ささくれてしまった部分はその内ぽろっと取れそうな予感。

 

ここが取れれば背びれが綺麗に再生しそうな予感です。
綺麗に治って元通りの長さになってくれればよいのですが。

 

ハタタテハゼの餌付けに関しては特に問題なかったですね。

 

最初は警戒していたので冷凍ブラインを与えていましたが、
孵化させた活きブラインを与えてみたところ爆食いでした。

 

日を追うごとにピペットへの警戒心が薄れてきたので、
海水でふやかした粒餌(メガバイトRG、メディマリン)を
ピペットで与えてみたところパクパク食べるようになりました。

 

数日前から、
乾燥した状態の粒餌を水面に浮かべておくだけにしたのですが、
水面まで浮いてきて爆食いするようになってます。

 

水面の餌を食べてくれるようになったので、
給餌のロスが減って助かりますね~。 いい子です♪

 

後、マンダリンに与えている活きイトメも食べます。
底に落ちていく途中でぱくっと食べた時にはびっくりしました。

 

イトメは未知数なので心配でしたが、
消化不良を起こすこともなく問題ないようです。

 

流石はハゼ科。雑食性ですね^^

 

ハタタテハゼは初めて飼育するんですけど、
飼ってみて人気が高い理由がわかりました。

 

価格もお手ごろだし、体色も綺麗ですし、性格も穏やか。

ビジュアルも良い上に餌付けも特に難しい所はありませんし、
そりゃ人気出るよなー、って感じです。

 

基本的に白点病には掛かりやすい種類のようなので、
導入初期は注意が必要かと感じましたが、
水槽に慣れてしまえば強いんじゃないかと。

 

後はやっぱり臆病なので飛び出しに注意ですね。
ハタタテハゼの飼育には蓋が必須だと思います。

 

全身のヒレが止まって一か所にじっとしている時は警戒している証拠かな。
その直後に大ジャンプすることがあるので注意した方がいいですねぇ。

 

水槽に慣れると隠れ家を見つけるようで、
手を入れようとすると隠れ家にすすすーっと入っていくので、
それを確認してから水槽をメンテすれば、
飛び出しのリスクが多少は減るんじゃないかと思います^^

 

名前は家の相方さんと話しているうちに、
何とな~く「ハタ坊」になりましたw

 

それに伴い、
ずっと名前が決まっていなかったスポッテッドマンダリンのオスも、
チビ太」と命名。

 

↓↓↓ ハタ坊

ハタタテハゼのハタ坊

 

↓↓↓ チビ太

スポッテッドマンダリンのチビ太

 

おそ松コンビってことでw

 

ハタタテハゼは調子が上がってくると、
アイラインと背中のブルーラインが際立ってきて、
とっても綺麗になりますね^^

 

イエロー、白、オレンジ、黒、ブルー、パープルの体色グラデーションは、
濃い目のブルーLEDの下でも非常に映えます。

 

強い性格の混泳魚がいなければ隠れキャラになることもありませんし、
水槽の中層域に陣取りのほほ~んと泳いでくれるので、
水槽がぐっと華やかになりますよ♪

 

海水魚の入門としては確かにお勧めできる種類だと感じました。

 

 

 

早く背びれが再生して完全体になってほしいなぁ。
長生きして欲しいですね(#^^#)

 

 

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4件のコメント

  • おはようございます!

    ハタタテハゼ入れたんですね〜
    美観も良いしお手頃だしおまけに餌付けも楽。
    入れたい種の1つです!

    ウチも以前2匹ほど入れてましたが、1匹は恐らくハタゴイソギンチャクの餌食に・・・・。
    もう1匹は何故かフロー管のコーナーボックスに飛び込んでしまいました・・・・。

    その後の数ヶ月コーナーボックス内で生きてましたが、無理に救出しようとして☆に・・・・。
    また飼いたいなあ〜

    マキさんも飛び出しにみまわれましたか・・・・。
    ウチもたまーに他の魚に威嚇された時大ジャンプして蓋にぶち当たってましたよ(^^;

    コレがなけれ安心して飼える魚なんですけどね〜

    • まき

      ムコタマさん、こんばんわ^^

      ハタタテハゼって想像以上によく飛びますね~。
      水面から15cm以上はジャンプしていた気がします(汗

      ほんと、きれいで餌付けも楽なので、
      飛び出しさえなければ安心して飼える魚ですよね^^

  • こんばんはですー!

    ハタタテハゼ可愛いですよねえ(*´ω`)
    私も3回ほど飼いましたが…やはり飛び出しで亡くなっていますOTL

    ほんの小さな隙間でも飛び出すので、オーバーフローではなかった当時の水槽では飛び出し事故を完全に防ぐことができませんでした(´・ω・`)

    ライトのON/OFF時、エサやり時、水替え時にしょっちゅう大ジャンプをしまして…。
    本当臆病で困ったものですよね;;

    小型水槽だと向かないのですかねえ(´・ω・`)
    ショップとかの大型水槽だと、人がそばに来ても平気で泳いでいるんですけどね;
    せっかくの綺麗な姿が、隠れっぱなしで見えないのは寂しいです;

    あと背びれが折れたりするのは以外とあるみたいです。
    うちのプテラポゴンもしょっちゅう短くなっては再生してますw

    • まき

      めておさん、こんばんわ^^
      個体差もあるんでしょうけど飛び出しが多い種類なんでしょうねー。

      家の子は1回臨死体験したことで懲りたのか、
      その後、飛び出す様子はみせてないですね。
      今のところだけかも、ですが(汗

      ほんと、ちょっとしたことで驚いて飛び出すので
      水槽を触るときには1呼吸置いてハタタテハゼがライブロックのトンネルに隠れるのを待ってから作業するようにしていますよ。

      小型水槽でも十分飼えるサイズだとは思いますけど、
      蓋をしない人や頻繁に水槽に手を突っ込みたい人には向いてない種類かもしれませんね^^

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