海産プランクトン培養水槽を立ち上げました

海産プランクトンを培養するための水槽を立ち上げました。

海産プランクトン培養水槽

 

いきなり何を?と思われるかもしれませんが、
海産プランクトンの培養は前からやってみたかったんですよね^^

 

・・・なんていうか、
私が飼ってみたいなー、って感じる魚って、
基本的に活餌しか食べないような面倒なタイプの魚が多くて・・・(汗

 

見た目が変わってる魚って生態も変わってますからねぇ。
プランクトン専食とかベントス食性とか。

 

でもまぁ、飼う以上は長期飼育したいですし。

 

スポッテッドマンダリンやスターリードラゴネットは、
冷凍餌や人口餌にも餌付けることが出来たんですが、
やはりストレスが掛ったときには活餌が一番なんですよね。

 

リアルタイムでは、スポッテッドマンダリンのチビ太。

 

 

単独飼育していた時には、
活きイトメ、冷凍餌、人口餌をもりもり食べていたんですが、
メスとの混泳でストレスを感じてからは食べる量が激減してしまいました(汗

 

ペア飼育を一旦諦め、単独飼育にしてからは、
ようやく落ち着いてきた感があるんですけど、
あんなに大好物だった活きイトメも1日数匹食べるだけで食べなくなり、
冷凍餌や人口餌はたまたま口に入ったときに渋々食べるぐらいです。

 

今現在、毎日安定して食べているのは、
孵化させた直後の活ブラインシュリンプのみです。

 

おかげで中々太ってくれません。
・・・というか、いつみてもお腹が凹んでます(汗

 

やっぱりストレスが掛ったときには、
自然界で元々食べていた種類の餌が一番なんだろうなぁと。

 

とはいっても、
マリンアクアリウムの歴史はそれなりに長いのに、
自宅で海産プランクトンを培養されている方はほとんどいないでしょう。

 

試みた方々は沢山いたんでしょうけど、
流行らないのにはそれなりに理由があるんでしょうね。

 

おそらく、MMWなんだろうなーと思います。

 

 

M・・・難しい
M・・・面倒くさい
W・・・割に合わない

 

 

DA●GOかよ!って感じですが^^

でも多分これらが原因なんでしょうねぇ。

 

私自身、
活き餌を培養するために毎日水替えとか、
面倒くさすぎてやる気がしないですし。

 

でもやっぱり、
テグリ、ネズッポの仲間とか、ベントスハゼとか、
ヨウジウオ、タツノオトシゴとかを飼いたいんですよね~。

 

そんなわけでいっちょ、
活餌の可能性を追求してみようかと。

 

極力省スペースで、極力労力をかけずに、できる範囲で、
海産プランクトンの培養を試みてみることにしました^^

 

・・・難しい、めんどくさい、割に合わない、と感じたら潔くやめますw

 

思い立ったが吉日、ということで準備を始めたのですが、
プランクトンの培養場所は部屋の隅っこに水槽を置く形にしました。

 

海産ですからエアレーションは必要ですし塩だれも必須ですからね。
水槽の中だけでできる範囲でやることにしました。

 

今回選んだ水槽はこちらです。

 

 

 

GEX マリーナL 水槽ブラック。
昔ながらのシンプルな水槽って感じですね~。

上手くいくかどうかもわかりませんので極力コストカットしました^^

 

GEX マリーナL水槽ブラック 水槽サイズ

 

培養水槽は大きければ大きいほど良いのですが、
配置場所の関係でこれぐらいのサイズが限界でした。

 

プランクトンの培養容器には、
100均で2~4Lの収納プラケースをいくつか購入してきました。
これらを適当に組み合わせて使っていこうと思います。

 

海産プランクトン培養水槽立ち上げ準備1

 

エアレーションには水心SSPP-3Sを使います。
パワーはいらないからこれで十分かと。

 

 

 

いくつかの培養容器を同時に回した方が効率が良さそうなので、
エアレーションの分岐用にこんなものを購入してみました。

 

 

 

1つのエアチューブから4方に分岐できるステンレス連結コックです。
水槽の縁に引っ掛けて使えるタイプなので配線がスッキリしそうかなー?
と思って購入してみました。

 

ステンレス連結コック4方1

ステンレス連結コック4方2

 

こんな感じで水槽の縁に引っ掛けて使います。
チューブホルダーも付いているのでエアチューブの配線はスッキリしますね♪

 

・・・ただ、4方じゃ足りなかったかも。

 

足りなかったら二股分岐コックなどを足せばいいんですが、
結果的に配管がぐちゃぐちゃになるからこれを買った意味がない気が(汗

 

使わない時にはコックを閉めておけばよいだけなので、
もっとたくさん分岐できるタイプでも良かったなーと。
まぁ、いいんですけどね。

 

最後に照明ですが、色々検討した結果こちらを選択しました。

 

 

 

KOTOBUKI LEDスリム 3040 ブラック。

 

GEXマリーナL水槽にジャストサイズの、フラットタイプLEDです。

 

植物性プランクトンの培養をする時には、
24時間点灯した方が効率良さそうだなーと思ったので、
極力省電力でハイパワーのLEDがいいかな?と。

 

スポット球は24時間点灯すると熱ダレと発熱が心配だったので、
熱源が分散しているフラットタイプにしてみました。

 

水槽に取り付けて点灯してみるとこんな感じ。

 

 

・ブルーのみ点灯モード
 コトブキ工芸 kotobuki LEDスリム 3040 ブラック ブルー照明モード

 

・ホワイト、ブルー同時点灯モード
 コトブキ工芸 kotobuki LEDスリム 3040 ブラック ホワイト ブルー 同時点灯モード

 

照度も照射範囲も植物プランクトンの培養には十分かと^^

この照明についてはもう少し使ってみてから詳しいレビューを書こうと思います。

 

あらかた機材が整ったので、
最後にプラダンで水槽全体を覆う加工をしました。

 

プラダンで照明の遮光カバーを作成

 

プラダンを水槽サイズより少し大きめにカットして、
布テープを使って折り曲げ可能な状態に接続し、
水槽全体を覆う遮光カバーを作成しました。

 

完成形はこんな感じ。

 

海産プランクトン培養水槽 立ち上げ準備完了

海産プランクトン培養水槽 立ち上げ準備完了 プラダン遮光カバーで覆いました

 

海産プランクトン培養水槽の立ち上げ準備完了です。

 

パッと見は単なるブラックボックス。

これなら24時間点灯しても気になりませんし、
エアレーションの音も遮断できます。

 

もし家に泥棒が入って、
このブラックボックスを開けたらびっくりするでしょうねw

 

「ここの家主、なんかやべぇ! 変なもん育ててやがる!」

 

って感じて、何も取らずに退散してくれたら幸いですが^^

 

 

さてさて、準備は整ったので、色々培養してみましょうかね~?

まずは海産クロレラ辺りからかな?

 

果たしてうまくいくんでしょうか?

見事玉砕したら笑ってやってください(汗

 

 

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4件のコメント

  • こんにちは!

    イトメンからプラメン⁈
    まきさんの生態に対する愛が感じられますね〜

    私もやりたいと思いますが、夏場の温度管理が鬼門なので腰が上がらず・・・・

    • まき

      ムコタマさん、こんばんわ。
      イトメ養殖は軌道に乗りましたから次に行ってみようかと^^

      そうなんですよね~。
      プランクトンだと直接温度管理するわけにはいかないので、
      湯煎方式になりますから。

      そこら辺がどうなるか・・・、
      まあ色々と試してみようと思います^^

  • こんばんはです!
    甥っ子が産まれててんやわんやの私ですw

    プランクトン飼育ですか!すごいですね~!
    わらわらさんがたくさん繁殖したら素晴らしいですよね♪

    私はビオトープ立ち上げ後、順調にグリーンウォーター培養ができているので、定期的にメイン水槽に入れてますw

    • まき

      めておさん、今晩わ^^

      おお、甥っ子さん生まれたんですか!
      おめでとうございます(^^♪

      海産プランクトンって難しそうですけど、
      一度はやってみようかとw

      ただ種になるプランクトンの入手が困難っぽいんですよね。
      そこら辺がどうしたものかなーと悩み中です^^

めておーるねこ へ返信する コメントをキャンセル