テトラテスト pHマリン試薬(海水用)を使ってみました

まきです。
テトラテスト pHマリン(7.0-9.0)試薬を使ってみました。

テトラテスト pHマリン(7.0-9.0)試薬(海水用)

テトラの5in1試験紙を使ってPHを測定していましたが、
色目の違いが分かりずらく、数値の判断に苦しむ事が多かったので、
もう少し正確にPH(ペーハー)を測定する為に購入。

PHチェッカーの購入も考えましたが、
あまり細かく測れてしまうと無駄に神経質になりそうなので、
ざっくりとした数値を測れるテトラテストpHマリン試薬にしました。

使い方も非常に簡単。

PHを調べたい海水を付属の容器に入れて、
試薬を7滴たらして振った後に、
付属の紙と容器の中の色を比較してPHを測定します。

水槽の海水のPHを測ってみました。

テトラテスト pHマリン(7.0-9.0)試薬で計測した水槽のPH

結果はPH7.7から8.0の間ぐらいでした。
試験紙タイプと比べて色目が格段に分かりやすいのがイイですね^^

ちなみに海水魚飼育の場合、
PH7.7以下になったらやや危険ゾーン、
8.0~8.6までの間がセーフティーゾーンといわれています。

ん~、ちょっと低いですね。

テトラテストpHマリン試薬では、
PH7.0~9.0の間で0.3単位毎に測定することが出来ます。

測れる範囲が少ない気もしましたが、
海水魚飼育ならこの数値を外した時点でほぼアウトでしょうから、
全然ありかな、と。

ちなみに私が使っているRO水のPHは、

RO水のPH

PH7.4~PH7.7の間ぐらい。
純水にしては思ったよりは高めでした。

このRO水を使って作ったレッドシーの人工海水は、
数時間エアレーションした状態でPH8.3~8.6の間ぐらい。

流石はレッドシーの人工海水。
いいPHを出してくれています^^

テトラのpHマリン試薬を購入しようと考えたのは、
換水直後に魚が肌荒れしている様な気がしたから、
という理由もありました。

今回PHを測ってみて原因がわかった気がします。

仮に水槽の水がPH7.8ぐらいで、
換水用の人工海水がPH8.6だったとしたら、
かなりのPH差があるので生体にとってはストレスですよね。

エビなどの甲殻類が換水直後に☆になってしまった、
といった話をよく聞きますけど、
短期間でこれだけPHが変化してしまったら、
水質変化に弱い生体が☆になるのは当然かもしれません。

良かれと思って行った換水が、
生体にとってはむしろストレスだったとしたら、
・・・何とも複雑ですね ><

海水魚水槽では水換えをしていないと、
PHが下がる傾向があるようなので
間隔が空いてしまった換水の際には注意が必要かも。

私もpHマリン試薬を使うようになってからは、
水換えを慎重に行うようになりました。

以前は新しい海水を一気に入れていましたが、
我が家の水槽はPHがかなり低めなことが分かったので、
500ccぐらいずつカップにとって、
ゆっくり攪拌しながら既存の海水となじませるようにしました。

そうやって換水をするようになってからは、
生体の調子がぐんぐん上向きになっていますよ^^

淡水浴の際にも真水と海水のPH誤差を測れますので、
PHショックを起こしてしまう不安も無くなりそうです。

予算が出せる方は、
PHテスターを購入するのもありだと思いますが、
PH0.3以内の誤差なら自然界でも許容範囲でしょう。

水質変化によほど敏感な生体を飼っていない限りは、
テトラテスト pHマリン試薬(海水用)で十分だな、
というのが率直な感想と使用感です。

PH試験紙の測定結果に不安がある方は一度試してみるとよいかも。

あなたが何気なく行っている日常ケアの思わぬところに、
PH誤差のトラップが潜んでいるかもしれません。

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