本水槽にいたカニハゼのやすけんが☆になってしまい、
カクレクマノミ2匹だけの寂しい状態が続いていたので、
新入り君を探していました。
「新しく迎えるならどんな子が良いかな?」
と家の相方さんに尋ねてみたら、
「やすけんみたいに可愛い子じゃないと駄目だよ~(^.^)」
という、決定事項に等しい通達がw。
それじゃもう一度カニハゼを飼おうかな~?、
とも考えましたが、今度飼うならペア飼育をしたかったので。
ん~、何を飼おう?と検討していたんですが、
たまたま近所のホームセンターの海水魚コーナーを覗いてみたら、
大きなリーフタンクでライブロックの間を縫うように泳いでいたのが
スポッテッドマンダリンでした。
「この子、丸っこくて変な顔で可愛いねぇ。」
と、相方さんが気にいったことと、
私も前からテグリ・ネズッポの仲間を飼育してみたかった事もあって、
飼育してみる事に^^
「じゃぁ早速お持ち帰りを!」といきたい所でしたが、
販売水槽にいたスポッテッドマンダリンはあまり状態が良さそうではなく。
どう見てもろ過層を共有しているとなりの水槽では、
死んだ魚がそのまま放置されていますし、
別の水槽では白点まみれの弱った個体がふらふら泳いでまして(汗
・・・流石にお持ち帰りする勇気はありませんでした。
一番大きなリーフタンクに、
サンゴと一緒に収容されていたスポッテッドマンダリンは、
丸々太って状態良さそうだったんですけどねぇ。
巨大なリーフタンクの中から、
その子だけをピンポイントで確保するのは
短時間では無理だろうと思い、諦めました。
という訳でその日は帰って、
後日チャームさんで通販注文しました^^
チャームさんで生体を購入するのは久しぶり。
相変わらず丁寧な梱包による迅速な発送でした。
早速開封して温度合わせと水合わせしてみると、、
体長3.5cmほどの丸々太ったぽっちゃり体型の子が来ました^^
小さいから良く分からないですが、多分メス?だと思われます。
上から見るとオタマジャクシみたいですね。
スポッテッドマンダリンはテグリの一種で、
体表に目が沢山付いているかのような不思議な模様が特徴です。
サイケデリックフィッシュ、ピクチャーズドラゴネットとも呼ばれているそう。
典型的な固着型プランクトンフィーダーで、
人工粒餌には中々餌付かないらしく、
微生物が湧きやすいサンゴ水槽やリフジウムでの飼育が適しているとか。
餌付けには時間がかかり、直ぐに痩せてしまうそうなので、
長期飼育を目指すなら入荷直後の丸々太った子を選ぶと良いらしいです。
今回届いたのは、卵でも持ってるんじゃないか?と思うぐらい、
ずんぐりむっくりでお腹がパンパンのメタボ体型の子でした。
水合わせ中に少し気になったのはヒレの状態。
先端に白点らしきものが1つ付いていました。
片方の胸鰭の裏側に若干の充血らしきものも見られたので
採取時のスレ傷かもしれません。
スポッテッドマンダリンのヒレの先端は、
元々そんなに綺麗では無い感じなので判断が難しいですが、
変な病気にかかっていない事を祈りたいです。
しかし体力は十分ありそうな子なので、
じっくり時間をかけて餌付けていきたいと思います。
チャームさんメタボな子を送ってくれてありがとう^^
・・・さて、スポットマンダリンの収容先ですが、
本水槽ではなくアクリルタンクに入海させる事にしました!
入海直後の様子です。
隅のライブロックにつかまってじーっとしていました。
改めて見ると本当にサイケデリックな模様ですね。
スポッテッドマンダリンは、
テグリの中でも警戒心が強い種類のようなので、
単独飼育でのんびり飼育した方が餌付きそうな気がしたんですよ。
アクリルタンクには微生物がたっぷり湧いていますので、
人工餌に餌付くまではヨコエビやプランクトンを食べて生き延びてもらおうかと。
かなり臆病な性格の様でカメラを持つと、
ライブロックのトンネルの中にさーっと隠れてしまって
中々写真が撮れません。
数時間たつと落ち着いてきたので、
そーっと近づいて写真を撮ってみました。
顔のアップ!
カメレオンのように飛び出て発達した目に、
鳥のくちばしの様にとんがったおちょぼ口が愛らしい。
丸々太ったずんぐりむっくりな体はフグみたいですねw
泳ぎ方も独特でホバリングしているかのよう。
水流に乗って横にスライドする様に泳いでみたり、
上下にふわふわ~っと漂ってみたり、
機嫌がよいときはハチドリみたいな不思議な泳ぎ方をします^^
・・・なんていうのかな?
傍から見ると「やる気あるのか?」って泳ぎ方ですw
大抵はライブロックの隙間に体を挟んで、
ちょこんと座るようにじーっとしています。
ライブロックのトンネルが気にいったようで、
夜には水槽の隅でぼーっとしている様子を観察できました。
アクリルタンク下部の排水スリットを塞ぐ為に、
自作して設置したアクリル板越しに見えるヨコエビに、
思いを馳せるスポッテッドマンダリン。
やっぱり美味しそうに見えるのかな?
首をかしげて目だけをきょろきょろ動かしながら、
ヨコエビの動向をずっと伺っていました^^
外見といい生態といい、
見ていて飽きない不思議な魅力を持った魚ですね。
アクリルタンクで単独飼育を続けるか、
本水槽にリリースするかは今後の経過を見て考えようと思ってます。
最大の問題はやっぱり餌ですよねぇ。
体力が付きる前に人工餌に餌付いてくれると良いのですが。
長生きしてほしいですね^^
こんばんは♪
そしてこちらはなんとタイムリーな記事!!
私も本日、スポッテッドマンダリンを購入しようかととても迷っていたのですw
何故マンダリンかというと色々理由がありまして…。
話せば長くなりますので、近々記事にしますw
(この風邪で倒れてる間色々ありすぎました…)
しかし、ホームセンターの水槽というのはどこもそうなんですね…。
うちの近くのホームセンターも、お魚は皆体を擦り付けてる上に、☆になった子をそのまま放置してあったり、
外部フィルターの排水口からチョロチョロとしか水が出ていないのにメンテしていなかったり…。
一番びっくりしたのは、スズメダイ系一式とエビ一式、ハゼ一式+ロングテンタクルアネモネとハタゴイソギンチャク、サンゴイソギンチャクが入り乱れている「60cm水槽」でした。
案の定水槽内は常に戦争状態で、私が見ている間だけでも3~4匹はハタゴさんにダイブしてました…。
本当、ヒドいですよね。
しかし、まきさんの家に迎えられたマンダリンちゃんとっても太ってて可愛いですね♪
大きく育ってくれることを期待して…!
めておさん、こんばんは^^
おお~、マンダリン検討中だったんですね。
管理の仕方は店舗さんによって全然違うんでしょうね~。
平日に行った時にはしっかり管理されているな、と思ったのですが、
土日は忙しいのか、ずさんになっていたのかもしれません。
流石に怖くてお持ち帰りは控えました。
小さいけど丸々太ってました♪
何とか餌付いてほしいんですけど警戒心がつよくてw
餌付けがんばります^^
まきさん、こんにちは。
マンダリン良いですねー♪
本当にパンパンw
私もアワサンゴにヒラムシが発生していて、中々完全駆除が出来なくて、ネズッポ系には注目しております。
でも中々これだ!って子に会わないんですよね。
ショップではやせ細っているのが多くて。
この子は餌付けもじっくり出来そうですね!
おちょぼ口が可愛すぎです♪
ひろさん、こんばんは^^
スゴイメタボですよ~。
泳ぐのとか方向転換が大変そうですもんww
餌付けに時間が掛るせいなのか、
たまに見かけても痩せている子が多いですよね。
今回の子は太っていたのでじっくりと餌付けがんばってみます。
正面から見ると小鳥みたいでカワイイですね^^
我が家のスポットマンダリンが人工餌食べ始めました。
動画を公開しました。
良かったら見てください。
食べ始めたのは
ひかりプレミアムの海藻70という品で
我が家ではカエルウオ君が食べていたものです
たまたま口に入っちゃったら喰えそうだと思って
食べ始めたようです
小松さん、はじめまして^^
コメントありがとうございます。
おお、粒餌に餌付いたんですね。
おめでとうございます!
実はうちの子もちょっと前から粒餌食べ始めたんですよ^^
最初に食べたのはメガバイトグリーン。
その後はメガバイトレッド、メディマリンも食べるようになりました。
元々の食性を考えると植物性はないだろ?と思ってたんですけど、
先入観なしで与えてみないと分からない物ですね~。
お互い長期飼育がんばりましょう^^